「便箋」を含む小説

五九歳の登志夫は書店で便箋付きのエンディングノートを購入し、その夜、妻に宛てペンを走らせるが・・

[※それぞれの話に関連性はありません！好きなところからお読みください！たまに重い話があったらごめんなさい！] Loftでちょっとおしゃれな便箋を買っちゃったのでそれ一枚に収ま…

　闘病生活を送りながら執筆する女性作家、東谷あいりには、想いを寄せる男性作家がいた。彼女は彼に想いを伝えることなく死んでしまったが、どういう訳かその男性作家が執筆している、…

ある日、現実超常ドキュメンタリー特派員制作委員会に送られてきた、切手と消印のない封筒。そこには悪魔の儀式の詳細が書かれた便箋と、儀式の模様を撮影したフロッピーがあった。我々は手紙…

思い出したくなかった。でも思い出してしまった。 部屋の掃除をしていたとき、卒業アルバムに一枚の便箋が挟まれていることを知る。 そこに貼られていた押し花。 白い宿根草。クリスマスロ…

誰かに手紙を書くなんて小学生以来だ。 文章をじっくり考える時間も、贈る相手を想いながら便箋を選ぶ時間も、毎日を慌ただしく生きている自分にとっては、ホッと一息、心が安らぐ時間だ。 …

これは、ある秋の日に出会ったあなたに宛てた手紙。 他のサイトでも公開しています。

疎遠になっていた妹、田崎　冬子が自殺した——。 国立大学の合格して二年目を目前にした田崎　秋人は三月の突如として起こったこの惨事に、一見ショックを受けていないようでジワジワと精…

コスモス、秋の象徴のような花ですね。もうその花が似合う季節になりました。今日はすごい猛暑だったけど、本来であればこうなってほしいなと思える季節になって欲しいなと思いながらこの作品…

真夜中に。 貴方を想い。 文字にする。 握りしめた僕の指は。 たぶん、綴ることだけを探していたようで。 書き終えた便箋に。 残った文字をなぞることも出来ませんでした。 ※…

　私はアニーと言うとある公爵家のしがないメイド。特に何か取り柄があるわけでもないし、なんなら浅い眠りでできたクマのせいで容姿もよろしくない。それでも、私のことを好きだと言う人が…

「Go To異世界」キャンペーンが始まった。 たけしは便箋に向かって苦悩しています。親孝行をせずに申し訳なく思っている彼に、異世界で元気に暮らしていることを報告しようと思っていた…

高校生活二年目の私に届いた封筒には一枚の便箋が。そこに書かれた言葉の意味が判らず悩んだ私は、親友に相談する。 そして、私と親友はそれぞれの恋と謎に出逢う。

「カクヨム」と「アルファポリス」に同時投稿しています。 ガッロ公爵家の令嬢マリアはマルティクス第１王子と婚約していた。将来王を支えられるように、厳しい教育を受けていた。それだけで…

本屋さんで出会い、ぬいぐるみをプレゼントしたりしてラブラブな恋人である私と読子さん。夏休みも中盤に入り、親戚付き合いの為しばらく会えないことになった。そんな中、読子さんは私にお手…

小学二年生の宵は、幼いながらも消えてしまいたい気持ちに苦しんで生きていた。 ある日机に入っていた便箋に綴られていた「じぶんをころすおまじない」を試すことにした宵は――？ KAC…

およそ20年分の「サンタさんへの手紙」 きれいな便箋で書かれたもの、折り紙の裏に書かれたもの、画用紙に書かれたもの。どれもかけがえのない、私の宝物だ。

郵便受けから回収した諸々の中に、見慣れぬものがあった。

　これは2022年に亡くなった私の母方の祖母が生前(おそらく私が中学生くらいの時)に記した手記を基にしています。 祖母が亡くなるまですっかり存在を忘れ去っていましたが、ふと思い出…