「ハートフル」を含む小説

希の家には、お祖母ちゃんの代からずっと受け継がれている茶碗がある。そして、その茶碗には付喪神・茶々が宿っていた。 大事に大事にしていた彼女の本体。だけど、大きな地震に巻き込まれ…

88歳のジジイはある日の朝、透明人間になってしまう。困ったものだと頭を抱えたのも束の間、透明であることを活かして自由奔放悪行三昧！ しかし、ひょんなことからジジイはあることに気が…

大学生のわたしは家の前に座っていた三毛猫を飼うことに。 わたしとミケと心温まる優しい物語！

数年前から投稿させていただいているので、遅過ぎるご挨拶ですが、私、堀切政人と申します。 『是非、読んで下さい！』なんて言いましても、どこの誰だか知らない奴の長い小説を読むなんて、…

高校二年の春、早坂優輝は小学校の頃から仲の良かった雪野かすみに告白し、振られた。 それでも想いを諦められない優輝は、小さい頃に失敗した料理に彼女が命名してくれた”ゲシュタルト煮込…

【あらすじ】 　その探偵事務所は、新宿の雑居ビルの七階に事務所を構えていた。 　人探し専門の探偵事務所だった。しかし、事務所の看板は掲げていなかった。 　だが、替わりに広告を出…

妖怪の世界『妖界』の存亡がかかるとされる1000年に一度の儀式『祝祭』 その儀式の史上4人目の生贄に選ばれた狐の娘―――輝夜≪かぐや≫。 輝夜を含む家族の幸せな日々はその瞬間か…

　謎の変異ウィルスの爆発感染（パンデミック）により、人類がその数を十分の一以下にまで減らした世界―――― 　そしてそのウィルスは、同じ霊長類にもその効果を及ぼしていた。 　及ぼ…

　赤ずきんは、１５４回死んだ。 　オオカミに食べられた瞬間、物語の最初の場面に戻される。 「ううぇえええええん！　助けてくださいぃ～！」 　赤ずきんが助けを求めた相手はなん…

　大陸トライデンのラタトニア領、ラタトニア王都にある冒険者ギルド。そこに唯一Ｓ級の称号を持つ最強の剣士が存在する。 　 　暗黒竜が王都を襲った時も、魔物の群れが押し寄せた時も、…

　詳細は省くが、とにかく魔王様が死んだことでこの物語は始まる。 　光の軍団から逃げ回り、山奥の領地に命からがら逃げ帰った魔王国の代官は、生き残るために必死の悪足掻きを試みる。 　…

チビはジュケン＝セイである。吾が輩はチビのために赤とか緑のヤツを作ってやらねばならぬ。かくして老犬は立ち上がった。ダイドコロを守るママニンゲン。歌う裸のパパニンゲン。謎の様に微笑…

ミケツカミ神の計らいにより、この日本で新しい生を得た榎木広志と魔人のミーア。戸籍を偽造したり、魔力の豊富な心霊スポットのある山を購入したりして、新しい生活を楽しんでいた。 ある嵐…

大好きな姉ちゃんが結婚する日、親族からのスピーチをすることになった弟は、ふと、『きつねの嫁入り』という言葉が思い浮かび、小学生の頃の出来事を思い出す。 それは、姉ちゃんと一緒に過…

「僕はコロポックルです」と言い張る、年齢不詳のおじさん。 どう見たってどこにでもいる普通のおじさん。 彼は、本当にアイヌに伝わるコロポックルなの？ 神出鬼没な自称コロポックルのお…

家族を失った。友達も．．．初恋の相手も．．．すべてを失った震災は私の人生を大きく変えた。そんなどん底にいた私を勇気づけてくれたのは．．．

受験のストレスで自暴自棄になる妹、コロナ禍で思うような大学生活を送れていない兄。二人の思いが交錯するとき、手紙で父と母が二人に伝えたかったこととは。

(以前の赤いきつねのキャンペーンの時に創作したものです) 　クリスマス・イブの夜。河合みどりは一つ年上で片思いの大学生、赤井貴恒と、深夜のコンビニでばったりと出会う。みどりは目…

「赤いきつね」や「緑のたぬき」のように、兄の想いがじんわり伝わるハートフルストーリー。 　俺には俊也（としや）という三歳年下の弟がいる。俺はまだまだ甘えたい年齢だったが、俊也が産…