「サイボーグ 義体」を含む小説

　戦場で四肢を失い、臓器もいくつか失い、更には貌までをも失いつつも、その全てを人造物に置き換えて生き延びてきた傭兵のグレンは飽き飽きしていた。 「イチ抜けた！」 　そう言って地獄…

　 【第四節まで完結済み】 　 　 力ある人外(ひとでなし)に見初められ、その執着を受け入れたものだけが永遠の約束を手にすることができる――。 レナトゥスと呼ばれる転生者の存在…

僕の名前は「和菓子田 大福（わがしだ だいふく）」高校生。 僕には三つ歳下の「モナカ」って妹がいた。 だけど、不慮の事故で亡くなったんだ。 科学者兼技術者兼発明家でもあるオヤ…

第三次世界大戦以降、体を機械に置き換える義体化技術が開発され人型アンドロイドが普及した2045年。人類はついに脳を電脳化させる技術を確立させサイボーグを生みだすことに成功する。 …

クサマキ・ケンジロウはある日目を覚ますと首から下を奪われて「サイボーグ人面犬」になっていた！ そこは今から100年後の名古屋地下街。日光に当たると死んでしまう疫病“デイ・プレイ…

「今や日の本の他に蒼天なし」 荒廃した地球で唯一生き存え、神々のネットワークで覆われた日本で、人間は機械義体と電脳の恵みを享受して生きていた。 狗奴国の諜報員ケナは三国に潜み根を…

2303年、デメテル社が開発した「完全栄養サプリメント」により人類の食料問題は解決した。それに加え仮想現実でのバーチャルな食体験が充実する事によって食が完全に”娯楽”となった世界…

※この作品はフィンディルさんの自主企画「あなたの小説の方角はどちら？」参加用書下ろし作品です。 　自主企画URLはこちら。 https://kakuyomu.jp/user_ev…

警視庁に極秘に作られた義体・アンドロイド犯罪を取り扱う『機動課』。そこには一人だけ、現役高校生が混じっていた――彼を中心に巻き起こる様々な犯罪やなんやかんやをつづる物語。アンドロ…

【都市遺跡群の奥地で消失した遺物漁りチームの消息を掴め】 　その依頼書を提示された男は呟く。 『これは案件なのか？』 　と。 　市との仲介役の女性型義体ユーザーは煙管を咥…

■オプ S探偵事務所のたった１人の所長兼調査員。 機械化部位は、眼球と右腕神経部、もう一箇所あり。カメラを仕込んだ杖を携帯している.... ■彼｢甲斐犬｣ 黒色の小型の和犬　警…

第二回こむら川小説大賞参加作品です。

―2045年 日本 関東地方 21年前に世界の各地に古代の魔力が突如蘇り、やがて人間の精神や健康を数値化し、 人造人間や、クローン技術、電脳化、義体化などの技術が、飛躍的に進歩し…

２１XX年の日本。科学技術の発展とトランスヒューマニズムの台頭により、体の義体化があたりまえにおこなわれる世界。 人間とサイボーグとAI、現実と電脳、無機質に偏る世界の中で、本当…

全人類の義体化が完了した世界。クロムとカーボンの人間達に、成分不明の雨が降る。雨は全てを溶かし、世界はまさに滅びようとしていた。そんな極限にあってこそ、ひどくありふれた二人の物語。

特務作戦群に新たな指令が下される。 今回の任務は国連監察宇宙軍から無断離脱した、大田心大佐の即時破壊命令。サイボーグの大田大佐は無断離脱した後に、沖縄の離島、阿嘉島に唐突に現れた…