「すこし・ふしぎ」を含む小説

2023年のかぐやSFコンテストに応募した作品です。 このとき実質初めて小説を書きました。 特殊な環境の洞窟で、臨死体験の実験中に起こった出来事を書いた短い作品で、SFとオカルト…

何とかして完結させます 次回更新予定日▶︎24日 ※各話300~700字程度

※本書に登場する地名や団体名、人名はいずれもフィクションであり、実在する地名や団体名、人名とは関係ありません。 　毎週金曜更新予定です。 　ここは、東京から少し離れた場所にある…

ふと思いついたワンシーンやセリフなど、1つの小説にするには短い文章を雑多にまとめました。不定期更新。 ジャンルは現代ドラマとしていますが、その他恋愛やファンタジー、SF（すこしふ…

かつて神話があった。 神々は人々を教え導き怠惰に支配し、勇者を寵愛した。 そして神話が後退した現代において神々はソシャゲを模した「勇者ゲーム」によって世界を蝕む「不条理（バグ）…

昔々、よどみ池という流行り病を患った死者をすてる池があった。 病から逃れようにも、付近の森には鬼が住んでいるときいていた。

クズリンこと葛原凛太郎（くずはらりんたろう）は、IT企業に勤める冴えない優男。他部署に勤める先輩・阿賀川七海（あかがわななみ）に密かに想いを寄せていたが、ある日盛大にフラれ、ショ…

母親に連れられて、外界から孤立した街『ベーグルノーズ』へとやってきたユウイ。 友達ができず一人ぼっちのユウイは、ある日立ち入り禁止の路地裏で一人の少女と出会う。 ※一度rec…

ある朝起きたら、俺は人間になっていた。確かに昨日までは、ペンギンのはずだったのに。 自主企画「ペンギンSFアンソロジー」用に書き下ろしたものです。 https://kakuyom…

僕（鴨鹿）と松葉は高校生だ。学校の帰り道、見知らぬ女性に声をかけられた。『泥中奇聞』という本を探しているらしい。

めでたや、めでたや。波月家の《家紋渡し》は明日に。結ばれ哉、互いの家紋を合わせ、とこしえに。めでたや、めでたや。

豪華列車ジャパネスクにて、試食会に参加した８名が、青酸性の毒物によって殺害されるという大事件が発生した。犯人として逮捕されたのは、ホール責任者の佐久間真理子。窓ガラスに映る毒物混…

短編小説集。SF(すこしふしぎ)で、必ず【終】わっている物語。少しも不思議くない読切もこちらに収納していきます。

　実話を基にしたフィクションです。 　オチらしいオチはありませんが、お楽しみいただければ幸いです。

舞台はとある架空の町。かつて海だったというこの町には、一宮から八宮までの神社が建つ。 一宮である八坂神社とその周りでは、今日も小さな事件が起こる。時を進めるのをやめてしまった『神…

エンペラーペンギンの雛を拾ったアカリ。 弱った雛の手当てをしていると、目の前にロイと名乗るジェンツーペンギンが現れ、アカリをペンギンたちの楽園『ペンギン王国』へと誘う。ペンギンが…

SF（すこしふしぎ）なメイドさんと普通のサラリーマンのお話

―― 機関車は、ゆっくりと動き出した ―― ＊ネタバレが含まれます＊ 高校生の結妃は最近、学校に行きたくないと思うようになっていた。 母は学校を休ませてくれず、通学のため…

「忘れられた図書館」「古い地図」「謎の鍵」の三題噺。 祖父が亡くなった主人公が、遺品の地図と鍵を使ってたどり着いた図書館で、奇妙な体験をする物語。 5分で読める2000字以内のシ…