「ことわざ」を含む小説

　真由美には、沙耶香という小学校からの親友がいる。 　彼女はことわざや慣用句といったものに引っかかるタイプで、そのたび二人で自分たちにしっくりくるたとえを編みだしてきた。 　石…

　立ち寄って頂きありがとうございます。 　言葉は生きており、力が存在します。ことわざもそうです。ここでは色々なことわざを紹介したり、個人的な考えを書いたりします。 　貴方の人生に…

　勝って兜の緒を締めよ、とは全国で広く使われる言いまわしである。 その意味は、成功しても気を緩めてはならぬという戒めの言葉であるが、吉田村においてはそれとはずいぶんと違った意味合…

思いがけず、分不相応な真珠をもらってしまった豚。 そんな豚がその後に出会ったものたちと繰り広げる、ことわざの後日譚。 ※この作品はブログ【泣きながら一気に書きました】にも掲載し…

ことわざを無駄に小説化してみる〈ことものわざがたり〉企画第一弾。 「犬も歩けば棒に当たる」を題材に、犬が棒に当たるまでのプロセスを、犬目線で描く。 犬は無事、棒に当たることができ…

――私にとって『昨日』は必ずしも『今日の前の日』ではない―― 人生をまっすぐに生きられない“シンデレラ・シンドローム”に翻弄される人々のお話。 ライトノベルな雰囲気です。 『T…

「「正解」はきっと追い続けなければならない」のかもしれません。 世界は、「疑問（問題）をなくすことを是とする」国家の集まりです。 そして、「賢職者」という世界国家制度が存在し、…

【「第8回ネット小説大賞」一次選考通過作品】 　これって恋心なのだろうか。いや違うと思う。 　自問自答する男の、女友達に対する想い。 　大学時代の友人関係は、卒業と共に、少しずつ…

sound　2　[ sund ] [形]（～・er, ～・est） 1 〈論理・判断などが〉適切な，思慮分別のある，隠健な，〈人が〉（…について）正統的な，意見が適切な(…

小学五年生の主人公・三上蒼介は、冬休みの宿題で、来年の干支である「馬」の文字を使ったことわざを調べて作文するという課題を与えられる。 来年に12歳で年男・年女となるクラスメイト…

## 見出し一覧（検索用） ・『旺文社全訳学習古語辞典』旺文社 ・『てにをは辞典』三省堂

ことわざで「早起きは三文の徳」とあるから実行してみたけれども、結局は。

これは、辞書から引っ張ってきた「小難しい」ワードを用いて、物語に閉じ込めたものである。 ア行から順に語彙力が問われるが、問われるだけである。 「知っていたら凄いね」というだけのも…

片想い歴は2年と少し。想いが通じ合って3週間。 ちょっといい雰囲気になったところで、はじめてのキスを交わすふたり。 だけど、彼女は少しだけ微笑みを返して、呟いた。 「……レモンね…

ことわざで綴る、ある家族の日常。

石橋を叩いて渡る ――用心を重ねて慎重に物事を行うことのたとえ。 　　 　　こわれるはずのない堅固な石の橋を、叩いて安全を確かめた上で渡る意から。 　 　　あまりにも臆病な人や、…

ナンセンス、パロディの世界。

マヌケな動物って可愛いよね。

『運命は二度も起こらない』とは、この物語の世界にあることわざである。意味としては『運命や偶然といったような出会い、出来事は二度も起こらない、だからこそ大事にしていくべきだ』という…