告朔の鬼羊

和団子

『論語』より

告朔の餼羊

告朔こくさく餼羊きよう


――古くからの風習を、むやみやたらと廃止するべきではないこと。また、実を失って形式ばかりが残るたとえ。




 というかつての中国の国。「告朔」という意味を失った儀式にて、羊を供えることだけが形式的に残っていた。ある者が「形式だけの生け贄はやめるべきだ」と言ったとき、孔子は告朔の儀式が全く滅びることを惜しんで反対したという。(『論語』より)

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