「教室」を含む小説

「私」は休み時間、いつも一人で寝ているような女子高校生。唯一の楽しみは学校の図書館で司書のさっちゃんと話をすること。 2017年の春に初めて書いた作品。あまり手直しをせずに出し…

私は、卒業式の涙の別れもそこそこに教室から駆けだした。

あらすじ 俺、中城 (なかぎ) 浩輔(こうすけ)は、ごく普通の男子高校生。 そして、俺のクラスには典型的なツンデレ女子がいる。 その子の名前は櫻木 (さくらぎ) 琴音 (ことね)…

◆◆KAC202110参加作品◆◆ 中学生になったばかりの女の子が、教室に忘れ物を取りに行くだけの話です。 ※別サイトで有志企画『第１回リノリウム選手権』が開催された際に投稿…

「私ね、ゴールを決めてるの」 薄暗い教室の中で彼女は微笑んでいた。 (KAC2021 10回目お題：ゴール)

いつも、ずっと、教室でひとりぼっちの私。 当然、林間学校でも班に入れてくれる友達は居ない。2人一組の布団に潜り込むことすらできない。 だから、私はそっと夜半、1人の布団を滑り抜け…

お前みたいなやつがいると迷惑なんだよ！ なんで、俺が正直に、素直に、言ってんのに信じてもらえないか、わかるか？ お前みたいにうじうじ、言葉を飲み込むやつがいるからだよ！ ＊＊＊…

彼女いない歴＝年齢の結城真尋には好きな人が二人いた。 ゆるふわリア充姫――天宮真白。 クールビューティー――星乃千紗。 今年こそ彼女を作ると決意した真尋は新学年を迎えるタイミング…

オレが教室でうとうとしていると、見知った顔が向かいの席に腰かけた。鬼塚偉成、校内でも変人と名高いこいつの話は、いつだってろくでもない。

　ひとりでもできるもん、ちぢめて「独り者《ソロモン》」 　この星のこどくなこどくな生き物――教室の片隅に、公園の木陰に、図書館の暗がりに……世界中のいたるところでその姿を見ること…

「桜と思い浮かべると、なぜか学校を思い浮かべる」 変異体と呼ばれる、恐怖の目で見られるが故に人間たちから姿を消して暮らす化け物。 その変異体が集まる集落に、ひとりの旅の商人が訪…

　教室での一幕、親友の大林に『尊い』とは何ぞやと尋ねた八木隆弘に、タッチンこと立川先生が割り込んできたことで、川口美帆に聞くことになった。彼女はお前たち二人のことだと言う。意味が…

　ある朝、ホームルーム前の教室でぐうたらしている唯のところに友達がやってきて、投稿した覚えのない動画を見せた。唯とそっくりの人物が、唯が作りそうな曲を弾いて唄っているのである。 …

仮想現実… 構築された世界の中の一つに、水無月零(みなづきれい)が三神と呼ばれる非戦闘職の最高位に座していた。 普通の学校生活、普通の体型(少し太り気味)、特殊な家に生まれた水…

加戸川市立第二中学校に一年間限定で編入してきたのは、どこをとっても尊い本物のお嬢様、花山院琴子だった。私は教室の席が隣だったというだけで、彼女の最初の友達になるが……

中学生の時の恋のお話です。 たまたま 渡り廊下ですれ違っただけなのに好きになりました。 好きって一言だけなのに とても重い言葉でした。 誰か似ている様な経験がある人がいたら 甘…

主人公の原田早都は職場で言われた言葉がきっかけで通い始めた「先生が自宅で開講しているお教室」＝「おうちカルチャー」にハマっている。 「おうちカルチャー」で習っているのは、点心、パ…

空を見上げると、 雪がこちらに迫ってくる。 どんどん 降りてくる雪は芸術で、 僕は心を奪われて、 三時間目の授業開始のチャイムが聞こえなかったようだ。 いつから そこに居たの…

雨の日の学校をテーマに書いております。 とある日、学校の教室に残っていた彼女は泣いていた。心に傷を負った少女と、一途に彼女を想う少女の放課後の一時。

※今までの短編作品と登場人物は同じですが、続編ではありません。 ある日、受験生となった私はいつもと変わらず読書を楽しんでいた。 そこへ国語の教師である担任が読書をしている私に声…