「雪」を含む小説

クラスの端っこにいるような目立たぬ青年、青天目空路と、彼と同じクラスの美少女、雪城咲夜。 欠片も接点のなさそうなこの二人には、誰にも言えぬ奇妙な関係があった。 それは雪城咲夜が…

雪の館で起きた惨劇……犯人はいったい誰だ？ 雪の日に残された足跡は、なにを意味しているのか。 ※犯人当て用の出題付き。 叙述トリックの壁をぶち抜けるか？

会社からの帰宅途中、俺は高校生の頃に付き合っていた彼女と偶然出会った。 そんな彼女の様子が少し、おかしい。彼女―――栞子(かこ)は、どうやら高校生の頃までの記憶しか有していないら…

前の住人が自殺した部屋──事故物件に住み始めた俺が体験したのは、心霊現象ではない。 この小説は10年以上前の日記に基づく形をとっている。

昔々、ある処に『灰の街』と呼ばれるゴロツキの巣窟がありました。 其処には屑鉄という男が住んでいました。屑鉄はマダムという酒場の店主にこき使われ、便利屋と呼ばれていました。ある日、…

亡くなった妻が雪の日に現れた。ずっと逢いたくて、でも夢にも現れてくれたことのなかった彼女。彼女は「行くな」と言う。だが、今日は将軍の右大将拝賀の儀式のある日。 「お前、今度は俺に…

『田舎の犬と都会の猫』のサイドストーリー　 その②です。 ————————— 今回の主人公は、梅沢市長私設秘書の槇実篤と、梅沢市役所教育委員会文化課長の野原雪。 二日違い…

異動してきたイケメン同期の黒井。酔い潰れた彼をタクシーに乗せようとして、僕は何かが駆けめぐるのを感じた…。人懐こく絡んでくる彼に一喜一憂が止まらない、日記風の長編。 ＊二人のイ…

あやねは中学生の時、しょうに笑顔を褒められてから彼の事を好きになり、少しずつ自信も持ち始める。 ずっと片想い。 ずっと淡雪のように彼への気持ちが心に残ったまま。 ――片想いも…

14歳の僕と、幼馴染の晴美。 僕は、晴美に恋をしている。 そんな話。

とある図書館で出会いと別れ、笑いと涙を繰り返す一人の女の子の物語です。 オムニバス形式で、基本一話完結で書いていきたいと思っていますが、全体的な人間関係も楽しんでいただけるよう…

【修正中】〈賞応募の為、1章らすじ最後まで掲載〉 禍の王、双生児ヨルムンガンド。人と愛を交わす為に、究極の美を具え、青く灯る瞳が生命を虜にする。自身は性を持たず、交わった者と相反…

仕事なし。お金なし。やる気なし。夢なし。ダメ人間を立派にやっている兄の雅樹。 そして二十四年ぶりに、突然現れた謎の弟の雅斗。 二人の距離は近いくせに遠い。鞍馬のつづら折という道の…

高校1年の魔天 界繋（まてん かいな）は いきなり父親が大悪魔で母親が神、自分は神と大悪魔のハーフということを聞かされる。天界と魔界の者たちが争いを起こすことになり、それを止め、…

旗本の嫡男である冬野は、雪の中、傘もささずに立ちつくしている千夜と出会う。 大店の一人娘から、ぞんざいに扱われる妾に転落した千夜は死にたがりで、けれど死に至れない理由があった。 …

雪の景色の中で抗うことの出来なかった現実。

夜ごとに繰り返される両親の愛の営み（卑猥な意味でなく）に睡眠時間を削られ寝不足が続く少年、門倉雪人は家出を決意する。 家出は雪人の睡眠時間を取り戻してくれるのか？

エモいってなんなんでしょうね。

※本作は2020年配信の人肉食百合アンソロジーVol.1「Edible Lily」収録作の加筆修正版になります。 　数々の〝異常災害〟により、終末の危機に瀕した世界。人類は存続…