「短編もの」を含む小説

未熟な私が書く短編小説集です。

高校生男子のお話です。 二人は同じ下宿先で生活をしている友人同士。ですが、片方はあることがあって落ち込んでいます。それを主人公の「俺」がなぐさめようとするのですが、上手くできませ…

言葉の話。 ＊短編です。 ＊「言葉は上手く伝わらないなぁ」と思ったことを、辞書の編纂者の方や解剖学の先生の言葉を借りながら、自分なりに考えてみました。ぐるーっと遠回りするような…

私はもうすぐ死にます。 だから、この1年間は特別です。 この1年間の私の軌跡を見てください。 よろしくお願いします。

大好きな乙女ゲーに転生した「私」はモブどころか名前すらない逸れ者。 なんとかシナリオに介入しようとしていると目の前で主人公、メイリーが誘拐されてしまう。 本編にはない展開、設定に…

※一部、暴力描写(言動)および残酷描写(毒親)があります。 苦手な方はご注意ください。 母親が毒親という家庭環境で過ごす結子は何もかも制限された環境下によって【正しい愛され方】…

「あ、あ～、聞こえますか？」 あの日、私はあの人の声で恋に落ちた。 （やばい……この人の声、好きだ……） ドキッ……ドキッ…… 心臓の音が大きくなってくるのを確かに感じた…

短編ホラーです。 私が怖いと思うものを、文にしてみました。 隙間って、怖くないですか？

【＃シロクマ文芸部】は、noteで毎週開催されている【小牧幸助｜シロクマ文芸部】さん主催の【部活】です。 ※毎週木曜日にお題となる、書き出しの指定ワードが発表され、日曜日の21時…

林間学校前日。 小学五年生の高梨夜璃（たかなし　よる）は、最近増えてきた両親のケンカに耐えかねて、遅い時間にバレないようにこっそりと近くの公園へと向かった。 林間学校用に準備…

突然の事故によって最高から最悪の日へと変わってしまった貴族の子、静香と突然家にきた静香の専属メイドの感動短編ストーリー

　二人はいつだって雑談している。その街は何十年も雪に包まれ、死んだように止まっている。

或る青年が高句麗から倭国に帰化し、「駒」という名前になってから数年。 時の大臣・蘇我馬子から娘の名前を考えてほしいと頼まれ、渋々承諾した駒は、女主人・美女媛（おみなひめ）に相談を…

高校時代に別れた恋人の痕跡を探しに、故郷の砂丘に戻ってくるお話。 全年齢のBL小説です。

たくさんの恋心を短く美しく悲しく幸せに描きます。

僕の自殺が未遂に終わった数日後、風花は家までやってきた。彼女はまともな人間ではないようだった。でもそれはたぶん、僕にも言えることだ。

「ご乗車ありがとうございます」と前方で誰かが言った。すこししゃがれた男性の声だ。「このバスは、＊＊病院経由、月行きでございます」

中世日本── 流罪の島を統治する父の娘として育った来紗（らいさ）は、島から出られぬ退屈な日々を送っていた。 ある日、罪人として赤松という侍大将が本島から送られてきた。 来紗は…