大好きな乙女ゲーに転生した私はどうやらモブですらないようです

こしこん

大好きな乙女ゲーに転生した私はどうやらモブですらないようです

 大好きなゲームの世界で暮らしてみたい!


 人間誰もが一度は願う夢だろう。でも、そんな夢を叶えられる人間はほとんどいない。


 でも、今は違う!いるさ!ここに一人!!


「では、次の者」

「はいっ!」


 呼ばれた男の子が部屋の奥へと消えていく。


 今は待ちに待った神字かんなの儀の真っ最中。


 私が転生した乙女ゲーのタイトルは『神字のコンチェルト』


 通称神コン。


 平民の主人公、メイリーがなんやかんやあって貴族のお坊ちゃまやご令嬢が通う学園に入学してイケメンをとっかえひっかえするというよくあるゲーム。


 でも、他のゲームと違うのは作り込まれたRPG要素と今授かろうとしている神字だ。


 神コンの世界では全ての国民が一定の年齢になると神の力が宿った文字、神字を一文字授かれる。


 神字はAtoZまであって、対応する文字が頭文字となっている能力が使えるようになる。


 例えば、主人公のメイリーはHでheal。訓練次第では怪我や病気を治せる素晴らしい神字だ。


 他にも炎のFlame、風のWindなど神字は単語の数だけ存在する。


 その無限の可能性が人間の創作意欲を刺激し、神コンファンの中にはオリジナル神字を持ったオリジナルキャラクターを二次創作で活躍させる猛者もたくさんいた。


 他にも色んな要素が絡んでくるけどそれは追々話そう。


 以後があればだけどね。


「次の者!」

「はいっ!」


 呼ばれた女の子が席を立つ。


 亜麻色の髪と黒い瞳が愛らしい少女だ。


 絶世の美女!というほどじゃないけど素朴で親しみやすい空気を纏った女の子は期待に胸を膨らませ、明るい未来しか見えてない!みたいな顔で儀式の間に向かう。


 彼女の名はメイロイン。


 そう。神コンの主人公だ。


 ここまで読んでくれた皆は途中でおかしいと思わなかった?


 私がメイリーならなんで自分のことを他人行儀に話すのかって。


 気づいた人もいるかもだけど、私はメイリーじゃない。


 それどころか神コンに出てくる親友でも悪役令嬢でもモブでもない。


 私は登場人物ですらない…今はただの設定解説役だ。





「よしよし。気づいてないな…」


 無事に神字も授かり、今は元気にメイリーを尾行している。


 なんでって?主人公にくっついてたら今後の身の振り方とかわかるかもだからだよ!!


 恥ずかしい話、今の私は無職の宿なし。


 貧乏な家からいい神字をもらっていい仕事に就けと口減らし同然に追い出され、ほうぼうの体でメイリーが神字を授かるファイチの街までやって来た。


 あのクソ家族め…!原作知識がなかったら絶対死んでたぞ。


 もしかしたらこの子はそれが原因で死んだから出てこなかったのかも。


「だからメイリーのおこぼれに預からないとやばいのよねー」


 堂々と真後ろを取ってメイリーを追う。


 隠れずに尾行してるけどメイリーも周りの人も私に全く気づかない。


 これこそが私が授かった神字、Cloudだ。


 霞の力を持ったこの字は霞を起こして目眩ましをしたり自分の存在感をボヤけさせて認識を鈍らせるという力がある。


 だから誰も私に気づかない。


「空気にぴったりって思った奴表出ろ!!」


 この能力でメイリーを尾行すればメイリーが学園に入学するイベントに遭遇できる。


 その時にこの力を見せれば私もメイリーと同じ特待生になれるは…


「んんっ?」


 メイリーが路地裏の前を通りかかったその時、太くて大きな腕が音もなく伸びてきた。


 腕は神字を手に入れて浮かれる夢見心地なメイリーの体を掴み…


「えぇっ!?」


 路地裏へと引きずり込んだ。


「ちょっ!?はぁっ!?こんなイベントあった!?」


 私が知ってる限り入学前のメイリーが誘拐されるイベントなんてない。


 シナリオが変わってる!?


 実は原作じゃなくて誰かの二次創作に転生しちゃったとか!?


「ええいっ!ままよ!!」


 考えてても始まらない!


 意を決して路地裏に向かうと、そこにはメイリーの口を塞いで羽交い絞めにする大男の姿があった。


「んーーっ!んーーーっ!!」

「ちっ!!Confuse!」


 男が神字を発動させると力いっぱい暴れていたメイリーの動きがぱたりと止まった。


 目から生気が失せ、まるで死んだようにぴくりとも動かなくなったメイリー。


 男はそんなメイリーを担いでどこかへ行こうとする。


「Confuse。奇しくも同じCだねぇ」


 混乱の力を持ったこの神字は生物にのみ有効な神字で対象者を混乱状態に陥らせる効果がある。


 メイリーは死んだんじゃなくてあの力で昏睡状態にさせられたんだろう。


 おあつらえ向きの神字と手慣れた動き…。あいつは多分人攫いだ。


「ど、どうしよう?」


 あいつが私に気付いてない今ならまだ間に合う!あいつを尾行して隙を突いてメイリーを助けられる!


 でも、


「メイリーは主人公だし、私が行かなくても誰かしら助けてくれる、よね?」


 思いとは裏腹に体は躊躇いを覚える。


「第一、第一だよ?あんな奴に勝てるわけないじゃん?気付かれないって言っても絶対じゃないし、神字以外は戦闘力5の雑魚だし…」


 よく回る口が言い訳へとシフトする。こうなればもう止まらない。


「うん!とりあえず通報しとこう!そうすれば騎士の息子のアレクセイとのフラグ…も」


 路地裏を抜けようと踵を返そうとした足が重く沈み込む。


 言い訳を考えている間も、逃げようと頑張っている間も、思い出すのはさっきの目。


 見えないはずの私と目が合った彼女の目が、って言ってたんだ。


「あぁもうっ!!いいよわかったよ!やってやろうじゃん!!…ヒーローをさ」


 男に向かって踏み出した瞬間、さっきまで重かった足が嘘のように軽くなっていた。





 男はメイリーを担いだまま路地裏を歩き、スラムのような場所にある古びた家に入る。


 それに続いて中に入る。


 ほとんど生活感のないカビ臭い部屋の床にメイリーを置いた男は部屋の端にあるタンスに近づいてそれを掴む。


「ふんっ!」


 そして力を込めて横にずらすと、その床から下へと続く階段が出てきた。


「隠し階段!?」

「っっ!?誰だ!?」


 やばっ!


 慌てて口を塞いでタンスの陰に隠れる。


 男はしばらく辺りを見回し、気のせいだと判断したのかメイリーを担いで階段を降りていく。


「おぉうっ!」


 それに続いて階段を降りきる。階段の先にあったのは上の家よりも広い謎の空間。


 そこにあるのはどこかに続いてるだろう通路と地下牢。


 そして…


「っっ!!」


 地下牢に放り込まれた若い女の子達。


 男は牢の鍵を開けるとそこにメイリーを放り込む。


「よぉっ。精が出るな」


 そのタイミングで仲間らしき男が現れた。


「ちょろい上玉だったよ。お上りさんは楽で助かるぜ」

「肝心なのは神字だ。…Analyze」


 やばっ!!


 その神字を理解した私は咄嗟に物陰に隠れる。


 あれはAの神字、Analyze。


 鑑定の力を持った文字で相手の身体情報や神字を見破れる。


 対魔物でも人間でも隙がない優秀な神字だ。


 あれで見られたら私がここにいるってバレちゃう!


「すげぇ!!Heal!大当たりだ!!」

「マジかよ!?」

「見た目もいいし高値で売れそうだ。よし!こいつは今回の目玉商品にすんぞ!お手柄だトニー!」

「へへっ」


 レアな神字持ちを捕まえて喜ぶ男達。


 よし!場所もわかったし今のうちに通報を…。


「そうと決まりゃボスに出荷の相談だ。ストックも貯まってきたし頃合いだろ」


 な、なんですとおぉぉぉぉっっ!?!?


「お前は先に準備を進めててくれ」

「おうっ!」


 そう言って通路に消えていく男達。


 やばいやばいやばい!!


 出荷の準備?すぐにここを出るってこと!?もしそうならここを出て通報しても間に合わないかもじゃん!


「どうしよう…!」


 牢の中にはメイリー以外にもたくさんの人がいる。


 通報が間に合わないかもしれない以上、私だけでどうにかするしかない。


 でも、私には皆を担いで逃げる力なんてない。


「せめて通報するまでの時間を稼げたら…。っ!そうだ!!」


 今の私にはCloudしかない。逆に言えばCloudがある!!


「ちょろいもんよ」


 鍵を開けて牢に侵入。


 全員昏睡してるから牢が一人でに開いても誰も気づかないし声も上げない。


 今は好都合だ。


「こういう使い方もできるのよねぇ」 


 女の子達をなるべく牢の真ん中に寄せて一塊にし、彼女たちに向けてCloudを発動させる。


 すると女の子達の姿は徐々にぼやけていき、やがて私のように見えなくなった。


「よしっ!…女が逃げたぞぉーーっっ!!!」


 準備が整ったところでメイリーを担いで大声を張り上げる。するとさっきの男達が駆け戻ってきた。


「なっ!?Confuseが破られただと!?」

「クソっ!探せ!まだ遠くには行ってないはずだ!」


 うっし!食いついた!


 女の子達の姿が消えたことで慌てふためく男達。


その隙にゆっくり階段へと向かう。


 私の作戦はこうだ。


 まず、メイリーだけを連れて騎士団の屯所に行く。


 ただ通報するだけじゃイタズラって思われるかもだけど、生き証人のメイリーがいるなら向こうもすぐに動いてくれるはず。


 後は騎士団にこの隠し部屋を摘発してもらって彼女達を助けてもらう!我ながら完璧な計画っすねぇー。


「うぐっ…!」


 女の子にこんなこと言うのはあれなんだけど…重い!


 やっ、メイリーが重いんじゃなくて私が雑魚なだけだからね?


「おぅっ。どうした?」

「ボス!」


 そこに現れたのは強面で威圧感のある男。


 こいつが人攫いのボス…。


「それが、女共が逃げたようで…」

「すいやせん!!」

「気にすんな。なら探しゃいいだけよ」


 そう言うとボス格の男はズボンのポケットから真っ黒な小さい棒のようなものを取り出した。


「何あれ…?」


 神コンをやり込んで六法全○くらいぶ厚いアルティメットマニアを読み込んだ私でもあんなアイテム見たことない。


【ゴブリン】


 男が棒の先端を押すと、まるで地の獄から響いてくるような低く唸るような声が地下室に木霊した。


 あのアイテムが喋ってる?


獣訣じゅうけつ


 男はさっき押した先端の反対、平たくなっている部分を自分の胸に向け…それを胸に突き立てた。


「えぇっ!?」


 黒い棒は禍々しい黒い閃光を発しながら男の体に飲み込まれていく。


「ぐっ!ふぅっ!!」


 男が苦しそうに息を吐く。


 棒が完全に飲み込まれたところで男の体は迸る暗黒に包まれ…それが旋風と共に爆ぜた。


 目を閉じて風をやり過ごし、恐る恐る目を開けた先にそれはいた。


 緑の肌に長い耳、鋭い牙を生やした筋骨隆々の化け物。


 ボス格の男だった何か。人間性を遺棄した醜悪な怪物が目の前にいた。


「ひぃっ!?」


 眼前の変貌に思わずメイリーを取り落としそうになる。


 知らない…


 知らない知らない知らない知らない知らない!!!


 私はあんなもの知らない!見たことない!!


 私の神コンにあんなものはなかった!化け物になる人間なんて出てこなかった!!


 ここはどこ!?私は…私はどこに転生してしまったの!?


「さぁ~って…」


 怪物に成り果てた男は鼻をひくつかせて周囲の匂いを嗅ぎ始める。


 神コンの設定がそのまま生きてるならゴブリンはずば抜けた嗅覚を持っている。


 だから…


「なんだ。いるじぇねぇか」


 男が女の子達がいる場所に触れる。するとCloudが霧散して女の子達の姿が露になった。


「なっ!?」

「さっすがボス!!…んんっ?」

「どうした?」

「さっき話した女がいやせん!」

「あぁ。それなら…」


 言いかけた言葉を止め、男がくるりと視線を向ける。


「あれじゃねぇか?」


 今まさに階段を上って逃げようとしている私達に。


「っっっ!?!?」


 やばいやばいやばい!!!


 体が雑魚とか貧弱とか言ってらんない!


火事場の馬鹿力だろうと命の前借りだろうとなんでも使って逃げなきゃやられる!!


「Healと…Cloud?」

「逃がすかよぉっ!!」


 メイリーを背に階段をできる限りの速さで駆け上がる。


 そのすぐ後ろから迫るは緑の悪鬼。


 ネズミを追う猫のように、おもちゃで遊ぶ子供のように。


 獲物を追うのではなく追い詰めて遊ぶといった様子で追いかけてくる男の早さはまるで風のよう。


 どうにか階段を上がって家の外に出られた。


 けど、セーフティーリードはとうになくなり腕を伸ばせば捕まりそうなほど近くにあいつがいる。


「どうしたどうした!?もっと気合入れて逃げろやぁっ!!」


 背後から風切り音がする。このままじゃ捕まる…!


 だからっ…!!


「なにぃっ!?」


 男の手は空を切り、私はその数歩前を走る。


 これがプランB!できれば温存しときたかった奥の手!!


 字力じりょくによる身体強化だ!!


 説明しよう!


 字力とは神字を使うために消費する魔力のようなもの!以上!!


 でも、この字力のコントロールを覚えると字力を使って身体強化することもできる。


 じゃあ最初から使えって?


 それは無理。


 これは最終手段。使いきったら最後、Cloudもしばらく使えなくなる。


 使う時は本当にやばい時か…勝てるって確信した時!!


「このっ!待ちやがれぇっ!!」


 男の声が少しずつ遠くなっていく。いくら鼻が良くてもゴブリンじゃ私には追いつけない。


「ここだ!」


 ある程度の距離を稼いだところで角を曲がり、壁伝いに屋根まで飛び上がってCloudを解除。


「メイリーごめん!」


 メイリーの上着を脱がせ、私も服を一枚脱ぐ。


 どちらも匂いがたっぷりと染み付いた逸品。奴が匂いで探知してるならこれでいけるはず…!


「クソッ!どこ行きやがった!?」


 屋根の下から男の怒号が飛ぶ。


「うおりゃあああああっっっ!!!」


 二人の服を丸めて束ね、渾身の字力で強化した腕でぶん投げる。


 服は弾丸のように宙を舞い、遠く遠くへと飛び去って行く。


「そこかぁっ!!」


 服の匂いを感知した男が屋根まで飛び上がり、飛んでいった服を追いかけていった。


「よっしゃかかった!!」


 でも、これだけじゃ終わらない!


 匂いを消しつつ皆の注目を集めて奴から遠ざかる方法!そんなの一つしかない!!


「だらああああああああっっ!!!」


 残された字力は後少し!それら全てを絞り尽くして身体を強化してひた走る。


 アルティメットマニアを読み込んだおかげでファイチの地図は頭に叩き込まれてる。


 屋根伝いに目的地を目掛けて疾走する。そして目的地付近の屋根を思いっきり踏み込んで大きく跳躍する。


 その真下には…広場の噴水!!


「モーニングコールだメイリーー!!!」


 轟音と水飛沫を上げながら噴水へと落下。


 春先だけどまだ冷たい水が体を濡らす。


全身を切り刻まれるような寒さに危うく気を失いそうになった。


「おあっ!?なんだなんだぁっ!?」

「人が飛び込んだぞ!!」

「おい嬢ちゃん達!大丈夫か!?」


 騒ぎを聞きつけた街の人達が続々と集まって私達を引き上げる。


「がはっ!ごほっ!!」


 字力を全開にして衝撃を和らげたつもりだけど痛みまではどうにもならない。


 一瞬でも気を抜けば意識を持っていかれそうな痛みで正直歩くのもきつい。


「どうした!?フラフラじゃねぇか!?」

「あのっ、この子を…騎士団の屯所に運んで…もらえませんか?」

「あんたの方がやばそうなんだが!?」

「それと…」


 駆けつけてきた親切なおじさんにメイリーの身柄と奴らの隠れ家の場所を渡し、痛む体を引きずってその場を後にする。


「おい嬢ちゃん!あんたも騎士団に…」


 おじさんが何かを言ってるけど振り向いてる余裕なんてない。


何者でもない私がメイリーに関われるのはここまでだ。


 最初はメイリーにくっついていけばおこぼれでシナリオ介入できると思った。


 けど、予定変更。


 意識を失っていたメイリーはともかく、私は人攫いの隠れ家と奴らの顔を見てしまった。


 そして鑑定の男に神字を見られてしまった。


 もし奴らに更に上の組織やボスがいたとして、そいつらが私の口封じを命じたとしたら?


 そんな私がくっついてたらメイリーにも被害が及ぶかもしれない。


 だから、こうするしかない…




「うぅ…!寒いぃ…!お腹空いたぁ…!!」


 すっかり夜も更けた街を一人彷徨う。


 かっこつけて立ち去ったけど、屯所で服をもらってごはんくらいは食べさせてもらうべきだった。


 金なし、職なし、上着なし、住所…なし!!


「私生きていけないよぉーーっっ!!」


 一個くらいなんかあってもよくない!?


 あっ!神字があった!!でもCloudがあったってお腹は膨れないんですよ!


「はぁっ。ふりだしどころかマイナスだよぉ…」


 人助けに首を突っ込んだせいで上着をなくして全身がずぶ濡れ。そのせいですきっ腹を抱えて路頭に迷うはめになった。


 もしかしたら主人公補正で誰かが助けてくれたかもしれないのに、我ながら馬鹿なことをしたと思ってる。


 でも…


「やってよか…」


 すっごくいいことを言いかけた私の言葉を遮ったのは、夜闇を切り裂くような爆発音だった。


「うひょえぇぇっっ!?!?なになに!?」


 咄嗟に物陰に隠れて様子を窺う。


 爆発の方向にあったのは残り火が燻る道路とその中心で倒れ伏す中年くらいの男性。


 そして、


「だ、誰ぇ…?」


 その男性を見下ろす美しい黒髪の女性。


 当然、私は彼女を知らない。多分、彼女も神コンの登場人物じゃないんだろう。


 でも、あの存在感、不敵な笑み、全身から滲み出る眩い輝き…。


 それらを目の当たりにした私は全てを察した。


 彼女が、あの人こそが、この神コンによく似た全く未知の世界の…





…!!」


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