「#赤」を含む小説

急峻な山あいにひっそりと暮らす雪豹族。広大な草原で馬と羊と共に暮らす灰狼族。二つの部族は折り合いが悪く、行商の民である赤鷲族の仲介でなんとか平穏を保っていた。 だがある日、二つ…

怠け者の第三王子、ラウルはある日宝物庫で綺麗な白と赤二色の宝石を見つけたが、不注意でそれを壊してしまう。不意に現れた不気味な雲に嫌な予感がして城下町に戻ると、彼は氷漬けにされた街…

目の前に迫る濁流とそれに流される大きな丸太。 死を覚悟したわたしが目を覚ますと、そこは現代よりもちょっとだけ未来な異世界にあるジャポネという国だった。 右も左もわからないわたし…

〈概要〉 　〝魔術〟が出てくる現代ファンタジーだけど、「なんでもできる物理学」的な魔術ではなく、「実際にあってもおかしくないような…」、そんな自然科学や心理学をもとにした〝魔術〟…

実家からの仕送りを断り、節約の為に築60年の風呂無しボロアパートで暮らす大学生のカナツ。生活費を稼ぐ為に、大学とバイト先を往復する毎日だ。そんな代わり映えのない生活を送っていたあ…

　勉強、運動、顔、全てが普通な少年鯨井ケイは突然、たった一人の家族である叔父に、二人に血の繋がりがないことと、自身に特別な能力が隠されていることを伝えられる。 　唐突に知らされた…

赤いビー玉が話す意味わかんない小説です。 ほぼ自己満なので。

中学二年生の夏休み。信号が赤だったにも関わらず飛び出した少女をかばって死んでしまった彗星は異世界に転生する。人助けをして死んだ報いとして特殊能力何でも創造することができる〝オプロ…

世界最高水準の技術で創り出された二体の人工知能同士の途方もなく大規模な争いにより、文明を大きく後退させられた未来。 争いの終結から三百年という時が流れ てもなお、戦禍の爪痕が多く…

ここは北陸にあって教育とその実践を狙い、学生の自治自立を強く謳う、私立嘉木之原学園。 その、大人から学生まで割とフリーダムな校風の学園に、独立不羈の旗印を掲げて更に異彩を放つ三…

あらすじ 主人公のスターは仕立て屋の母親の葬儀で島の外から来た賞金稼ぎのクベスと出会い、母親が殺されたことを知る。 犯人であるテロリストたちを狙うクベスを母親の店に案内するス…

※これは、体育祭です。 　私立百合ヶ原学園。 　今年もまた、戦の幕が開く――。 　高貴なる純白の百合の花を掲げる軍団〈白組（ビアンカリリー）〉 　情熱の赤い百合の花を掲げる軍…

寝返りと祈り　梗概　県昭政 「太閤が死んだ」喜んでいる男がいる。脇坂安治だ。朝鮮の釜山港から、海を見つめている。 太閤秀吉の命で淡路島水軍を率い、長年朝鮮の海で敵の水軍と戦ってき…

ほんの少し、虚しさが残る片想い。

珍しく早く退社出来る日があった。 賢司は、自宅に車を走らせていたのだが、気が付くと、赤信号ばかりに引っかかってしまう。 業を煮やした賢司は、左折可と書かれた道を、進むのだけれど、…

確かさのない未来予想図づくりにかまけて、いまの感情を蔑ろになどできない。もしかしたら彼女よりも想いを深められる相手が僕の目の前に現れることがあるかもしれない。でも、そんなのどうで…

いつも通りに詩を書こうと思ったら、なぜかこんなのが出来上がっていました。 詩集の中に入れるにはあまりにも異質なので、この作品単体であげさせていただきます。

　物語の舞台はこの春から高校生になった「赤澤もえ」の加入によって設立されたカード同好会。そこは自分のスタイルを持つカードゲーマーの集まりだった！ 　そんな個性豊かな四人と共に同…

事故により、両親と自分の右目を失った櫟井雄馬（いちいゆうま）は、緊急手術を受けてこの世に二つとない義眼『赤の世界樹』を手にする。 それは万物の過去、現在、未来を見通せる恐るべき力…

【読者の皆様、いつも閲覧いただきありがとうございます！　応援や☆評価、本当にありがたいです！】【イラスト描きました！】 クラスのいじめられっ子である高校一年生の友瀬優徒は、虐め…