「見たくない 短編」を含む小説

女の幽霊が出るという事故物件に私は住んでいる。 半年の間に三度、住人が引っ越し、皆、女の幽霊を見たというが、私はそれを見たことが無い。 それでも私がここで暮らしたいのは、大切な理…

とある晩の雨が降る前に、青年二人は土管に腰掛け、片やマッチの灯りを、片や青年の横顔を眺めていた。

「才能がない」「やっても意味がない」「無駄だ」そう言われた経験は、ないだろうか。 やりたいことがある、もしくはやり続けたいことがある。 だけど、周りから否定される。馬鹿にされる。…

次作（鬼と天狗）の習作も兼ねて、主人公となる大谷鳴海の日常について、短編にしてみました。 絶対に本編では、いや、ほとんどの二本松ワールドで出てこないであろう、鳴海のデレる姿は、書…

少女漫画が好きな訳でも、よく見ていた訳ではない1人の女の子が、頑張って恋を知る物語り。

主人公 叶田 夢(かなだゆめ):女性 サブ:宇都宮 光 (うつのみやひかる):男女問わず（語尾の変更可） 先生: 男女問わず（語尾の変更可） 裏方スタッフa: 男女問わず（語尾の…

　――あなたの幸せは、目に見えるものですか？ 　現実がつまらないと感じている大学生の駆（かける）と、想像力豊かな早苗（さなえ）が織りなす、少しだけ甘酸っぱくて、胸の中が切な…

近未来のシンガポールを舞台とした、熱帯クィアSF。 帝国の記憶を残す南国の都市で繰り広げられる、詐欺師と令嬢のピカレスク・ロマンス。 今からほんの少しの未来、世界はゆっくりとディ…

もう、うんざりだ。 そこに私の意思なんてなくて。 発狂して叫ぶ姉に見向きもしないで、私は家を出る。 貴女に悪意がないのは十分理解しているが、受け取る私は不愉快で仕方なかった。 …

私が小さい頃から今に至るまでに見た、”奇妙な夢”を短編で残します。 夢なので、場面が変わったり曖昧なところもありますが、短編小説という形でぜひご覧頂けたら嬉しいです。 全3話…

少女は見た。 少女は告げた。 けれど、結果は少女の望まぬものになった。 あなたが実際にこの場面に立ち会った時、あなたはどうしますか？

誰かの視線、それは誰の視線？ 短編ホラーで全３話、完結済みです。

サクッと読める短編を目指してます。 1話ずつ違うお話なので、気になった話から読んでも大丈夫です。 軽く練習とか衝動書きで書いたやつばかりですが、よければ見ていってやってください。

弱い自分を見られたくは無いために、強者を演ずることにした。

ある日事件が起こった。犯人はなぜ犯行におよんだのか？ぜひ読んで見て下さいね。

泥被りと呼ばれ兄妹から嫌われるアルフレッド王国第七王女ノル。ノルが命を救い取り上げた王族専属護衛のウォルフと仕事仲間のヨル爺が唯二の味方。兄妹たちから押し付けられる仕事をため息交…

久々に実家に帰ってきた私は、変わらぬ家族、特に姉にどこか安心していたのだが、借りたスマホの検索履歴を見てしまって。 ※小説家になろうにも投稿していました。

天変地異が起きた。夏に雪が降り、空にはオーロラが輝き、日毎に大雨と雷が大地を襲う。世界はまもなく終わるらしい─緩やかで穏やかな、世界の終末の話。 最近見た夢を元にした短編です。ジ…

日々のあったことや、日常の中で見たものから浮かんだ詩や短編小説などを投稿します。