あなたさえいれば ~追放王女と狂犬剣士の返り咲き~

哀原正十

あなたさえいれば ~追放王女と狂犬剣士の返り咲き―

「この国はこのままではダメになるわ」


 アルフレッド王国第7王女ノルは宮殿の廊下を爪を噛みながら歩いていた。


 泥被り――他の王女や王子たちが煌びやかな金髪に碧い目をしている中、突然変異的に黒髪黒眼に生まれた王女なのに華のない顔のノルは王宮内でそう呼ばれている。兄妹たちに押し付けられる事務仕事のやり過ぎでかけることになった眼鏡もその容姿の華のなさに拍車を欠けている。ゴミ箱にゴミを捨てるような気軽さで押し付けられる割に国民の生活に重大な影響を及ぼすような案件が頻繁に混じっているので手を抜くわけにはいかなかったからだ。兄妹のように権力を使って仕事を配下に押し付けることもできたが、幸か不幸か王宮で一番事務仕事を上手く処理できるのが誰も認めてはくれないがどうやら自分のようで、そうと分かってる仕事を他人に押し付けることも手を抜くこともノルにはできなかった。どうしても、魚の小骨が喉に刺さったような後味の悪さに耐えられないのだ。小心者なのだ。損な性分に生まれたとノルはいつも思っている。


「なんであんな致命的なミスに誰も気づかないのよ。兄妹たちも、それをヨイショする配下たちも、脳のみそがイカれてるんだわ。最初からまともに政策をする気が0じゃない。私にフォローできる範囲を早晩超える、とうかもう超え始めてるわ。とにかく、この増税政策だけは理詰めで反論を封殺してでも訂正してもらわないと。はぁ、また兄弟たちに嫌われるわね……」


「お、いたいた。泥被りのノルじゃないか。丁度探してたんだよ」


 嫌な奴に声をかけられた。ノルは顔をしかめながら廊下の曲がり角でばったりと出くわした兄妹――第一王子のザイードに手に持ってた書類を突き付けた。


「丁度良かったわ。ザイード。この増税政策はどういうつもりなの? こんな無茶苦茶な増税をしていたら今に民の不満が――」


「あーあーお前の小言はもういいの。聞き飽きた。それにもう聞くこともない」


「え?」


「それよりノル。駄目じゃないかぁ……民の血税を使いこんだりしたら。これは法律違反で罰さなきゃいけないかなぁ」


 見た目だけ眉目秀麗なザイードがその本性を口元に垣間見せた。その背後、曲がり廊下の角から、衛兵たちがぞろぞろと現れた。そして王族一人一人につけられる専属護衛の中でも最強とされるミステリオまでもが。ノルは自分が嵌められたことを即座に察し、身を翻した。


「ははは。逃げられるわけないじゃないか。ミステリオ、捕まえろ」


「はっ」


 銀色の長髪を翻してミステリオが一瞬でノルへと接近する。腰の剣を抜いた。ぎらついた銀色の軌跡が迫る。火炙りか、牛挽きか。ノルは自分の末路を思い、ただ小さくため息をついた。こんなときまでも、真っ先に諦観が口から出た。


「おい、てめぇ、なにしてんだ」


 金属音が鳴り響く。弾かれる銀閃。驚くミステリオの腹に蹴りがぶち込まれる。


「うげ!」


 吹き飛ばされたミステリオの銀の甲冑に押しつぶされたザイードが潰れた悲鳴をあげる。その光景を、ノルは己の護衛兵士――ウォルフの肩越しに見た。廊下の横の衛兵が待機する部屋の扉を蹴り放って出てきたウォルフが喉を鳴らした。いつもの悪癖の最中だったらしい。


「――ゴクン。部下の部屋で食い物漁ってたら糞王子とお嬢の声がして、出てきてみればこの状況かよ。ったく、とうとうきたかこの時がって感じだし、驚きはしねぇけどよ」


 元スラム街出身の犯罪者。その真っすぐな目に惚れて護衛兵士にした王宮で最も信頼する味方に、ノルは事情を省いて端的に言う。


「ウォルフ、私を置いて逃げなさい。あなただけなら簡単に王宮から――」


「ちょっと失礼」


「ひゃっ!」


 ウォルフがノルの腰を担いで獣じみた低姿勢で、獣の速度で疾駆する。あっという間に、ザイード・ミステリオたちと距離ができた。その王国随一の身体能力に改めて舌を巻きながらノルは叫ぶ。


「何をしてるの! 離しなさい! 無礼よ! 離しなさい!」


「喋んな。舌噛むぞ。ミステリオから距離取るのに必死なんだよ。小言はあとで食事と一緒に出してくれ」


「何を緊張感のなひゃぁっ!」


 衝撃。ウォルフが腰の黒剣を抜きミステリオが投じた銀剣を防いだのだ。ウォルフが体勢を崩し転げる。


「――逃がすか、狂犬が」


 背後からは疾駆するミステリオ。廊下の扉から衛兵たちからゾクゾクと出てくる。ウォルフは静かにノルに告げた。


「先に言っとく。逃げられないと思ったら。自死しろ。恨みを買った人間は尋常な死に方はできない」


 滅多に聞かない弱音だった。





「ウォルフ! ウォルフ!」


 アルフレッド王国近隣のジズの大樹海で、ノルは傷だらけのウォルフに必死に声をかける。剣傷や矢の突き刺さった体は見るだに痛々しい。ノルを庇いながら逃げた末路がこれだった。ノルは泣き叫ぶ。


「馬鹿! 馬鹿! あなたが死んだら私を逃がしたって何の意味もないでしょう! なんで、私なんかを……!」


「あんたは……生きる価値のある人間だ。ゴミみたいに生きてゴミみたいに死ぬはずだった俺を救ってくれた。俺が生きててもどうしようもねぇ。だがあんたが生きてれば世界はちょっとだけマシになる。そう思っただけだ……ゴホッ!」


 ウォルフが血反吐を吐く。肌色が悪い。このままでは死んでしまう。ノルは立ち上がり、無数の手のように絡みつく離れたくないという思いを振り切って、走り出した。


「このジズの大樹海には適切に煎じて混ぜれば傷薬になる薬草が生えている。栄養価のある野菜果実も、湧き水も。絶対に私はあなたを死なせない……!」


 絶望的な気分で、それでも希望に向かって、ノルは走り出した。





 ウォルフの生命力は驚異的だった。大抵の傷は医者にかからず養生と自然治癒力で治してきたと、大樹海にたまたま建っていた掘っ建て小屋の中で、野菜のスープを口にしながら平然と言うウォルフに、呆れと頼もしさが同居した感情をノルは抱いた。


 ウォルフの怪我は一か月で完治した。ノルが必死の思いで傷薬を作り、食べ物飲み物をめ、看病したおかげもあるだろうが、決め手はウォルフの生命力だった。それでも、ギリギリだった。死んでもおかしくなかった。なにかが、生と死の天秤を生の方に傾けた。そのなにかの正体がなんなのかノルには分からない。ウォルフに聞いてみても「運が良かっただけだろ」としか言わない。本当に運が良かっただけなのかもしれなかった。生まれついた髪と瞳の色のように、運は、人生を左右するから。


「これから、どうするんだ」


 ウォルフの問いにノルは迷わず答えた。


「隣国のリーンフィル商国で素性を隠して働きましょう。あの国はアルフレッド王国と仲が悪いから、追跡の手が伸びることはないわ。大丈夫、あなたに労働が務まるとは思っていない。だから、私が働いて、あなたを養ってあげるわ」





 ウォルフは仮面を被って冒険者になった。ノルは髪を白く染めて、目の色を隠す眼鏡をつけて食堂で働いた。3年間、働いた。分かってるようで分かってなかった世間の荒波に晒されて、世間知らずで何度も恥をかいて、それでも、働いた。逃げたら、隣に立っていられなくなる。そんな維持を張っている間に、ウォルフはS級冒険者になった。格差が、開いた。


「……いつまでも、恩義を感じなくていいのよ」


 ある日、ウォルフと共に泊まった安宿で、ノルはそう切り出した。自分の惨めさに耐えられなくなったからだ。


「あなたはS級冒険者にまでなって、稼ぎも私なんかとはもう比べ物にならなくて、私と一緒にいるメリットはもうないわ。養うとか言ってたのに、むしろ養われる立場になっちゃった。……今までありがとう。私なんかに囚われずもっと素敵な女性と新しい人生を」


「殺すぞ」


 ウォルフに押し倒される。獣のような眼光で射すくめられる。かつて見たことのないほどの苛立ちがその眼には込められていた。ノルは恐怖し、戸惑い――そして、少しだけ期待した。


「ずっとそんな風に思われていたとは夢にも思わなかった。鈍感鈍感だとは思ってたがそれ通り越してもはや冷酷だな。俺は護衛で、あんたは王女で、その価値観はずっと変わらなくて、だからずっと一線を引いていた。けど、もういい。――ノル、この関係を壊したのは、一線を踏み越えたのは、お前だ。全部、お前が、悪いんだ」


「ウ、ウォルフ、あなたは、私を――」


 その問いかけは、言いかけて塞がれた。


 唇で、塞がれた。


「ウォル、フ」


「俺は止まらねぇぞ。火ィつけたのはお前だ。ずっと我慢してたんだ。もうどうなろうと知ったことか――後悔したってもう遅い」


「ま、待って」


「待たねぇよ。もうお前の感情なんか知らねぇ。徹底的に――」


「愛してる」


 ウォルフの眼が見開かれる。ノルは押し倒され、両手を拘束されながらも、微笑んだ。


「それだけ、はっきりさせておきたかった。始める前に」


「――1つ、言っとく」


「なに」


「優しくはできそうにない」





「ついに……! 見つけましたぞ。ノル王女……!」


 その日から3日後のことだった。かつての私たちを知るものが、今の生活の終わりを告げる使者が、私たちの宿を訪れたのは。


「ガッ!」


 ウォルフが即座に動く。一瞬でくたびれた白髪の老人を拘束し、耳元で吐く。


「てめぇ、なにもんだ? 喋らねぇなら尋問でも拷問でも何でもして情報を吐かせてやる。覚悟しろ」


「待って! ウォルフ。少し話がしたいわ。……久しぶりね、ヨル爺」


「ん? ああ、あの爺か。すっかり忘れてた」


 ヨル爺――かつて王宮で数少ない私の味方で、ともに仕事を回し合った仲だ。名前を聞いたウォルフが拘束を解除する。それくらいには信頼できる人物だった。


「とうとう、見つかっちゃったわね……」


「リーンフィル商国にいるらしいという情報だけを頼りに駆けずり探しました。ようやく、希望がつながった……!」


「希望?」


「あの国はもう駄目です。国は腐り切り、国民負担率90パーセントの超重税国家となり、破綻寸前。そしていよいよ国民が大規模な革命を起こそうとしています。だが、旗が足りない」


「旗……」


「はい。――革命の旗となるのは王家の血を継ぎ、国民からの人気も高かった第七王女ノル様。あなた以上の人物は他にいませぬ」


 ヨル爺は強く断じる。返事の前に聞かなければいけないことがあった。


「待って、ヨル爺。てことはあなたは国民側なのね?」


「ええ。今はもう職も解かれ、蓄えた財で生きるだけの無職ですから。だからレジスタンスに入れた。この国まで足を運べた。そして、あなたさまを見つけられた。お願いしますノル様! 我々の旗となって国と戦ってください!」


「受けた」


「ウォルフ!?」


 私が答える前にウォルフが即答した。詰め寄る私にウォルフが真剣な目で答える。


「あんたに今の生活があってねぇことはずっと分かってた。才能を無駄にしていることも。けど俺は馬鹿だからどうすりゃいいか分かんなかった。そんなところにこの話だ……俺は強くなった。もうミステリオなんて敵じゃねぇ。敵は全て蹴散らしてやる。そしてノル。あんたは国のトップに立てる器だ。アルフレッド王国の噂を聞いて、ずっとうずうずしてたんだろ。なら、動けよ。逃げて、隠れて、そんな時期はもう終わりってことだ」


「……そうね。私も、昔よりずっと民の暮らしが鮮明にイメージできるようになったわ。昔の私が所詮は机上の空論で動いていたことも。今の私ならもっと上手くやれる。いえ、やらなきゃいけない。だからヨル爺が私を見つけたんだわ。受けるわ。その誘い」


「いい返事だ。もっとも」


 窓が割れる。入ってきた3人の黒装束の男をクロウが瞬殺した。気づいたときには、3人がもう床に転がっていた。目にもとまらぬ神業だった。


「最初から拒否権なんてないみたいだったけどな。爺、あんた監視されてたな?」


 どうやら素性は完全に割れて、どっちにしろこの生活は終わりのようだった。





「ノル王女の旗の下に戦えー! 大義は我らにあるぞー!」


「革命だー! 現政権を打倒せ―!」


 怒号。悲鳴。剣戟音。倒壊音。アルフレッド王国の王都は王宮を目指す武装市民の群れで埋め尽くされていた。市民の一人が叫ぶ。


「あ、あれは第4王女の専属護衛のガスキンだ! 逃げろー!」


「おらぁ! 糞国民ども! 俺様の贅沢三昧の生活を邪魔してんじゃねぇぞ! 死ねぇ!」


 巨大な鉄球を振り回して市民を虐殺するガスキン。その前に一人の男が歩み出た。


「あぁ、なんだてめぇ。変なマスクつけやが――待て、そのカラスを象った仮面。まさかお前はS級冒険者の――」


「遅ぇよ。全てが」


 ウォルフがガスキンの脇を抜ける。ガスキンは腹から臓物を吐いて地に倒れた。グロテスクな光景だった。


「顔青ざめてんぞ。こういうのは慣れねぇか」


 最前線。髪を黒に戻し眼鏡を普通に戻し革命の旗としての衣装を身に纏い、市民を鼓舞する役目を果たすノルにクロウが言う。内心ぶっ倒れそうになりながらも、気丈を装って頷いた。


「……ええ、大丈夫。あと、少しね」


「ああ、王宮はもうそこだ」


 ついに王宮まで戻ってきた。





「ノル。この泥被りが! やっぱりお前が王宮を追い出されてからずっと民を扇動してたんだな! でなければ革命なんか起こるはずがない! そこに立ってるのがその証拠だ! お前はどこまで僕たち兄妹に迷惑をかければ気が済む……屑が!」


 私が追い出されてから1年後、なぜか急逝した王に代わって王となった第一王子のザイードがノルに罵倒を投げかける。ノルは冷めた目でザイードを、そしてその隣に立つミステリオを見た。見目は奇麗だが中身がクズだという共通点で繋がった二人だ。


「……何一つ変わってなくて、なんかもう反論する気力も失せました。もう、終わりにしましょう」


「はっ! ミステリオは最強なんだ! 殺れ! ミステリオ!」


 ミステリオが剣を抜く。その剣の煌めきはあの日と何も変わっていなかった。


「よくも下賤なものどもを扇動して我々の高貴な生活を崩壊させてくれましたね。ノル王女。やはりあなたはあの時殺しておくべきだった……! せめて、今、殺す!」


 ならば、今のウォルフに勝てる道理などあろうはずもなかった。


「ミステリオ。あんたは変わってねぇな。相変わらずの強さだ。だから負ける。腐った時の捨て場所は、今ここだ」


「黙れ狂犬が! 人間様の手で躾けてやるから串刺しにされてキャンキャン鳴けぇ!」


 ミステリオが突進する。かつてのウォルフにも相違ない速さ。欠点のない完璧な強さを持つ男。それも今は過去の話。1合目で、ウォルフはミステリオの剛剣を圧倒的な力で正面からはじき返し、返す2の刃でミステリオの体を袈裟懸けに両断した。ウォルフはさらにミステリオの心臓を剣で串刺した。鳴く間もなくミステリオは絶命した。


「残るはお前だけだな。ザイード」


「あ、あわわ。の、ノル。俺たちは兄妹だよな? ま、まさか兄妹を殺したりはしないよな? そうだと言ってくれよぉ!」


「……」


 ノルは虫を見る目でザイードを見た。  


「ええ、私はザイード兄さまを殺したりなんかしません」


「お、おお! ノル! 流石は世界一美しいこの僕の妹――」


 ノルの背後から足音が大挙し、王宮の大広間に殺到した。武装市民の群れだ。


「国賊ザイードはどこだー!」


「殺せー! 火炙りだー! 牛挽きでもいいぞー!」


 ザイードの笑顔が凍り付く。ノルは冷たい眼をして言った。


は」





「ノル王女万歳ー!」


「新政権万歳ー!」


 パレード。復興した王宮の窓からノルはそれを眺める。身に纏うは王の衣装。アルフレッド王国初の王女の誕生。見た目だけ煌びやかな王宮の窓の中で手を振りながらも、ノルは憂鬱な気持ちで一杯だった。


「はぁ……やることが一杯。大変なのはこれからよね……人員整理に、政策一新に、経済崩壊した国の復興に……考えただけで地獄だわ。ああ……死にたい……」


 魂を吐きつくすようなため息をつきながら自室に戻ると、扉の中からいい匂いがした。不振がりながらノルは扉を開けた。


「おお、ノルか」


「ウォルフ。この匂いは一体」


「料理だ。あんまり手持無沙汰で暇だからスープを作ってみた」


 ウォルフは王宮に戻ってから暇な時間が増えた。剣で戦う相手がいなくなったからだ。それで料理に手を出したという。


「あんたのために作ったんだ。ほら、食ってみろ」


「ああ、うん……ありがとう」


 ノルは笑顔で礼を言う。それからテーブルにつき、目の前に出された料理を見て驚いた。


「これは……」


「俺にとっての最高の料理――俺が死にかけたときにあんたが作ってくれたスープだ。なるべく再現してみたが、味の保証はねぇ。まずかったら」


「いただきます」


 匙でスープを救って食べる。温かさが、素朴な味が、全身に染みた。


 ノルは涙を一粒流した。


「ッ! そ、そんなにまずかったか。すまねぇ。作り直す。やっぱ慣れないことはするもんじゃねぇな……」


「違うの」


 ウォルフに抱き着きノルは口づけた。はしたないと思ったが我慢できなかった。唇を話すと、ウォルフが赤面し顔を背けながら言った。


「スープの味がする……情緒も糞もねぇな。けど、やっぱ旨いじゃねぇか」


「うん。美味しいわ。そして思い出したわ。ここは地獄なんかじゃない。あの時に比べれば、そしてあの時だって、地獄じゃなかった。だって、あなたがそばにいたから」


「ノル……」


 目一杯ウォルフを抱きしめる。ウォルフもまた強く抱きしめ返してきた。それだけで天国が生まれた。





「地獄だって天国だわ。あなたさえいれば」

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