「KAC20233」を含む小説

三月七日の、とある友人たちの一幕です。 KAC20233「ぐちゃぐちゃ」参加作。

　向坂恒子（さきさかつねこ）さんの魅力にとらわれ、身動きが取れなくなった「おばかさん」の瑠音（るね）。その瑠音が、生徒会の「スーパー書記補」の宮下朱理（あかり）さんに呼ばれた。恒…

【KAC2023　３回目のお題「ぐちゃぐちゃ」の応募作品です】 私の思考は、凪いだ水面（みなも）のように一度も乱れたことがない。 それはピアノの発表会の時も、高校の合格発表の時…

「先輩先輩！　人がぐちゃぐちゃになる映画観に行かないっすか！？」 「誘い文句滅茶苦茶ァッ！　いつ行く？」 　仲の良い後輩女子とただ出掛けるだけ《ぐちゃぐちゃ編です》

人生にはその人の価値観を大きく変える「きっかけ」ってものがあると思うんだ。 俺、直樹と姉貴のあいだに起こった出来事も、きっとそんなきっかけの一つになったんだろうな。

都会の大学から地元に帰ってきた従兄に呼び出され、土産片手に訪れた春の日の話です。

中学二年生のちーちゃんが飼う白い柴犬ぽいミックス犬、雪丸。 雪丸の名は、聖徳太子の愛犬雪丸（奈良県の達磨寺に石像が祀られている）から貰い受けたもの。 聖徳太子の雪丸はお経を唱えて…

この世は自然から生まれたマナで出来ており、生物は自然に属することで、その属性を宿す。それすなわち、山、沼、水、平地、森なり。山は沼に弱く、沼は水に弱い、水は平地に弱く、平地は森に…

色　　　ア 々　本　リ な　　　〼 『KAC2023 ～カクヨム・アニバーサリー・チャンピオンシップ 2023～』 第1回お題：本屋 性癖本屋　https://kakuyom…

美術部に所属している高校一年生の水守は、スランプに陥っていた。 そんな水守の前に現れたのは、性別不明なとても美しい人だった――。

アパートの一室で発見された男性の遺体。死因はトリカブトによる中毒死。喉には丸められた紙片が詰め込まれていた。現場に争った形跡はなく、部屋のドアノブには指紋を拭き取った痕跡が。果た…

高校の帰り道いつも通り本屋に立ち寄ると、背表紙にタイトルのない本に惹かれてしまう。 本を開けると光が放たれ光の使者と名乗る犬のぬいぐるみに出会う。 どうやら犬のぬいぐるみが私を…

あたしの秘密の場所。

命が潰えるのを見るのが苦手だった。 バッタも、蟻という小さな生き物も。 教科書に載っている歴史上の人物も。 私の感情は等しく反応する。 「おばあちゃんが死んだ」 なのに、祖…

柏木渚はしがない女性会社員。取引先との重要な会議がある日に、よりにもよって卵を被ってしまった。呆然としていると鳴り響く携帯、普段の真面目な態度から遅刻するはずもないと信じ切ってい…

　北極オオカミの姿をひと目見たくて、北極圏を訪れた僕は美しいオオカミと出会った。 　美しいオオカミと仲良くなった僕は、オオカミの秘密を知った。 　

KAC20233

宋代の『爾雅翼』にいわく、角は鹿、頭は駱駝に、目は鬼、首は蛇、腹は蜃、鱗は鯉、爪は鷹、掌は虎、耳は牛に似るとされる。これを『龍』と呼ぶ。

一日の労働時間が48時間を越えるブラック労働の果てに過労死した俺は、名は体を表す異世界で勇者ぐちゃぐちゃに転生した！！

山のぐちゃぐちゃ道と、その厄介さ。 なのにそれでも登るわけを話します