「一人称」を含む小説

望んだ形の家族を得られず、精神を病み引きこもる妻、笑美(えみ)。 それをどうにもできないまま日々仕事をこなす拓真(たくま)。 ある日、義母から笑美が家にいないという衝撃的な電話を…

真夏の海で出会ったのは、全裸の女幽霊でした 　本当は一人称、僕だけどヘタレっぽく見えるから俺を意識して使っている大学生、無銘奈々氏。 　ある日、ナンパの為に海に赴いた奈々氏が出…

祐里様の自主企画への投稿作品です。 三題噺「水中」「指輪」「飲む」（～1/22） https://kakuyomu.jp/user_events/168180930921802…

とある山で猟師が出会った、不思議な一夜の出来事。 台詞のない何気ない掌編物語を一人称で書いてみたくなり、紡いでみました。

通学のために一人地元を離れた女子大生神尾の視点で、アルバイト先である喫茶店での出来事を綴った物語です。 ストックが尽きるまでは毎週金曜にアップします。

『私』が経営する美容室の休日。 彼氏の秋川タクミがやってきた。午後のデートは彼の急な打ち合わせとやらでドタキャン。だから予定通り、午前中に『私』が髪を切ってあげることにする。 …

饒舌体による「俺」の、笑っていまいそうになる苦悩なるものによって語られる愛と生、或は救済について。「俺」は決してどこか知らない物語の中の登場人物ではない。各自の一人称に置き換え、…

父子家庭育ちの主人公三崎大河は高校二年生の新学期、新しいクラスで有坂勇人と出会う。笑顔が眩しく、いつも真っ直ぐな勇人からある日、家族同然の友人大竹眞奈を紹介してほしいと頼まれた。…

ある日突然プレイしていたRPGゲームの世界に転移してしまう。管理者権限を持つ「システム」としてゲーム世界に存在していることに気づく。かつては最弱だった俺が、今や世界を自由に操る力…

魔力研究のため冒険者となるが、人類の危機を察知。研究に専念するため引退し、多忙を極める中、人材育成を決意する。 ※長編小説「私の知らない世界でも時は刻まれている」の準主人公の前…

210,000 PV & ☆190 感謝！ 高校一年の終業式。 午後から春休みを迎えたその日。 俺、黒菱 大也《くろびし だいや》はバイト先へとダッシュで向かっていた。 近道の…

　冴えない四十男の「私」は「よくある異世界転生」だと勝手に思い込み、女神のご託宣をてきとうに聞き流してしまう。ところが転生した先の異世界は、異世界転生のお約束がほぼない「ガチもん…

　作家の千秋と大学生の凪。あれこれややこしい事情を乗り越えた、年も考え方もそれぞれ違う二人。 　のその後を時候にまつわる食べ物や事柄とともにのんびり綴っていきます。 （少し変則…

備蓄が趣味な一人称は「ワシ」か「ばーちゃん」なばぁちゃん。 子どもたちが独り立ちし、この年になってやっと「離婚」が出来たと喜んでいた時に 玄関開けたら異世界に紛れ込んでしまった・…

高校2年の始業式の日の朝。いつものように仲のいい女子に話しかけた。 「おはよう！」　「……誰？」 その日、数人を除く学校の全ての人間が記憶を失っていることが判明した。 なぜこ…

　寝過ごして終点についてしまった主人公が家に帰るまでのストーリーです。一人称小説。 　お題で執筆!! 短編創作フェス4週目、お題「帰る」参加作品です。

50歳の男が帰宅すると20歳の元気すぎる妻が出迎える。

異能者、漆島萌《うるしまめばえ》は死刑囚である。 そのため平常時は、異能を封じる手枷で拘束を施されている。 今回、任務のために仮釈放された萌は、異能対策課の異端児である藤尾と組み…

プロローグ ここはフォトニア。私たちの住む地球とは別時空の地球にある小さな国。この国は長年の間、悪い魔王一族に支配されていました。魔王一族は国中の食糧を独占したり、建物を破壊した…

突然手を繋いできた良太は「杏さんの手はあったかいね」とにこにこ笑った。 だからあたしは言ってやった。 「手があったかい人は心が冷たいって言うんだよね。……手、離してくれる？」 す…