「ディストピア 異世界」を含む小説

６歳の時、里親の家に引き取られた私の１０年間。 『KAC2021』一回目『おうち時間』参加作品。

豊洲市場からターレットに踏まれかけた寿司職人見習い山田ジェイムスン。 気がついたときにはゴブリンやうごめきドラゴンが空を飛ぶコテコテの異世界だった！ 寿司職人見習いなんだからとり…

　人は脆弱である。 　しかし人は脆弱であるが故に、外的アプローチによって環境に適応してきた。他の生物が「内的進化」により環境に適応したと言うならば人は「外的進化」により環境に適応…

この物語は、リリアという少女と、ユーリという少年の物語です。 この物語は村上春樹の世界の終わりとハードボイルとワンダーランドのように、全く別の世界の二つの物語がそれぞれ進行してゆ…

『A Perfect Day for Bananafish』と『完全なる首長竜の日』のオマージュ作。ほかにも、いろいろ。こんな感じ。 ★Special thanks to 『A…

昔々、啓蒙主義の時代。フランシス・ベーコンさんは、こんな事を語りました。全ての人間は、イドラと呼ばれる落とし穴にはまって出られなくなっている。イドラから脱出しなければ人間は進歩し…

　父の跡を継いで船会社ルートボエニアの社長になったノア・ディストピアは、全く船会社の仕事を知らない素人社長だった。 　一日でも早く仕事を覚えようと業務に営業に経理と奔走する中、あ…

僕は知らないところで倒れていた 大きな人形とクジラの顔を持った三脚トライポッドが戦っている トライポッドが倒れる 人形がこちらを向く 自分に何ができるのか 僕は未来視で人形が背後…

スノードームのような宇宙の中に、無数の〝壊れた世界〟が存在している‥‥‥それは『星界』。 無限の神秘、多様な種族、多様な生命―――そこは、謂わば宇宙の神秘が産み出した理想郷（ユ…

「導きの日」にまつわるお話です。空に住む人、大地に住む人、それぞれの視点で神様に祈りを捧げながら、すぐそばに居る大切な人と愛を育んでいく壮大なようでどうしようもなく小規模なお話を…

ここは六甲國。この島国は６つの壁に囲まれている、しかし北部にある魔術世界との境界線では常に戦争が起こっていた。そこに送られる混血と呼ばれる、人間たち。そこで彼らは国が隠そうとする…

いつものように眠り、いつものように起きる。 しかしそこは既にいつもの場所ではなかった。 右も左も分からず閉じ込められ、隣のエルフに助けられるも、向かった先に安住の地は存在しない。…

　戦国時代の日本と似て非なる異世界の島国・和国。 　皇祖神を奉じる神宮の社領・伊勢では、圧政に耐えかねた民衆が、天竺より来訪したという龍神の加護を受けて蜂起した。神宮を倒して下克…

壊れた巨大虎型マシン内部にある人類最後の街。孤独な違法探索者の少年・袴田零次が心の支えにしているのは、たった１人の親友・海藤マルヤだけ。 復讐に燃えるマルヤのため、零次は己が魂を…

宇宙の根幹（ディレクトリ）の最上位、遥か高次元での激しい戦いを書いた、一冊の本を手にした時、不思議な感覚にとらわれる。ただのクライアントだった感覚が確信に変わる時、現在の世界を巻…

地球最強のハッカーと呼ばれ恐れられた日本の高校生、蓮。 彼はある日、突如として謎の世界に飛ばされる。 そこで出会った勇者の剣を名乗る少女、ティナから告げられた蓮の運命。 ーー蓮は…

芸術家が異世界を練り歩く物語を書きたかったのです いわゆる異世界終末ものです といっても陰鬱さやディストピア要素は皆無 舞台としての「終末」もフレーバー程度にお考えください …

異世界行く前にこれを読め。 ディストピアな日常を生きるすべての十代へ。 高校一年生の蓮正寺昇二（れんしょうじしょうじ）は、入学早々ストレスからくる体調不良に苦しんでいた。毎朝の…

◆◆◆　第一章　ウチの魔王がすみません！　◆◆◆ 主人公は大日本帝国帝都大学付属小学校筑波分校に在籍するエリートエンジニア。 ゲーム作りの場では自分の知識の広さ深さを披露し難解な…

　かの世界に「日汎」と言う王国が《《あった》》。 　ん……なぜ「《《あった》》」って過去形かって？ 　だって、その国はもう無いんだもの。 　まぁまぁ遠い昔に、大陸からの侵攻…