異世界人として生きるのは

作者 琴張 海

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★★★ Excellent!!!

一応舞台は異世界ファンタジーそのものですが、内容ははっきり言ってしまえば種族対立・差別、人身売買、政争など……現実にもある、世界の隠れた、正にダークな部分を別の形で映し出した逸品です。様々な対立がある世界で、異世界に飛ばされ神の使徒と称されてしまった、まさに特殊な属性を色々負ってしまった主人公がどう足掻いて、世界にどんな影響を与えるのか、胸を抉られるような心境で楽しみにしています。
この作品は全世界の人々に等しく読んでもらいたいと、思っています。

★★★ Excellent!!!

言葉が出ません。はっきり言って、他の作品とは現実味が違いすぎます。いわゆるなろう系が『空想を楽しむ小説』なら、こちらの異世界ファンタジーは、『現実感で殴ってくる』小説といえるでしょう。細かい描写、人間模様。そのすべてがリアリティーそのもの。

この繊細な世界に、貴方も溺れてみませんか?

★★★ Excellent!!!

異世界転移ものを読むひとの多くは、現実とは世界へ行って、常識やしがらみから外れてまっさらになってみたいという、ある種の開放感を求めて読み始めると思います。
が、この作品は、そこへ真っ正面から切り込み、異世界へ飛んだ先の絶望や閉塞感を描いていきます。
異世界に食傷気味、転移のご都合主義に疲れた人が読むと、「ああ、これこれ! よく言ってくれた!」って感じになると思います、

★★ Very Good!!

異世界転移。
この現象が起こったとなれば、転移の際にチート無双の力が備わったとか、謎のチャームでハーレムだとか、そういう要素がついてくるイメージですが、そういうものは一切ゼロで、世界に転移されてからの向き合い方がいろいろ書かれてます。
主人公にとっては受難ですが、どのように打破されていくか、これからの楽しみとさせていただきます。