「SF短編」を含む小説

　【自動化】の進んだ世の中、しかし、【自動化】しない、『出来ない』部分もある。 　『感情をこめる』とは何か。『心をこめる』とは何か。主人公はずっと模索し続けてきた。 　ある日見つ…

国が本格的に洞窟の調査へと乗り出した。 大場スミは調査隊の一員として活動する。 国の思惑や、暗躍を続けるレジスタンスの動向に、スミは不穏なものを感じ始める。 さらに、桜庭の行方は…

ちょっととぼけたSF短編です。 去年星新一賞に応募したんですが、落選した作品です。今年は応募できそうにありません。

一九七五年　十二月二十四日。 突如ローマに、正体不明の巨大生物が出現。 人類は為すすべもなく衰退し、秩序は崩壊した。 それから千年後、救世主を支える侍女スピネは、冷凍睡眠していた…

ここは閉じられた狭い世界。僕らが生きていくために必要な食料は全てトンネルの中に溜まっていく。だから僕らは、今日も生き延びるために、そして世界の出口を探すために、危険だと知りつつも…

目覚めた先に広がるのは確かに自分の街、でも何かが違う...。 もう一人の自分、名前が違う親友、知らない幼馴染、そこまではいい。 ここは本当に平行世界...なのか...？ 主人公…

すぐ読めるショートショートです。SFがメインですが、色々あります。2022/07/05〜ほぼ毎日更新　2022/09/06〜仕事が忙しくなっちゃったので不定期更新

　《アストラルプレーン》は未来予測すら可能にするAIによって統治される人間の居住区域である。その街では人の叡智の結晶ともいえる抜きん出た技術力により、ほとんどの人間が義体で生活を…

高校の空き教室で、私と先輩は毎日のように過ごしていた。 先輩が卒業するまでずっと続くと思っていたこの日々が、突如終わりを告げることになる。 「俺さ、八月が終わると帰らないといけな…

地球が滅ぶ予定だった日のことを語る祖父の話や、災害を起こしちゃう人が悩む話、亡くなった母からの電話が来る話など。少し不思議な現代の短編集です。…短編集かな？

幼い頃、『僕』は流木おじさんに出会った。 流木に足を突っ込んだ不思議な男。彼はその後……。 物珍しさに負けると碌なことにならない感じの少し不思議物語。スペースと改行省いて30…

ハルマゲドンの日。僕はただ戦っていた…だけのはずだった。 この世の終わりとは？また始まりとは？ 我々は何を指針に、どこに向かえばよいのだろうか…。

長い年月をかけて、不死の技術革新が何百回も起こる。 そうして死ななくなったとき、人は人の形である必要がなくなった。 意識を保つことさえ必要ない。 生きるための他者とのコミュニケー…

「私、お姉さんと繋がりたいんだ」夢の中のような出来事と残酷な真実が交差する。電極と蒸し暑さだけが私達を繋いでいた。

アメブロで「歩くアイアンマン」というタイトルで10年以上続けていたブログから抜粋します。内容は千差万別で多岐亡羊ですが？全て事実です。よろしく御覧じろ！

自身を構成する名前を失った『　』は、実験により軍の宇宙基地で目を覚ます。 成り行きで軍属になってしまった『　』は、上官となるカノエに付き従うが…… なんちゃって宇宙戦記モノ（と…

これは僕と彼女の─────未来を繋ぐ物語。 --------------------------------------------------- カクヨム甲子園2022にて、…

「ママが殺されたの」 あれはわたしたちが高校生で、夏休みが終わる直前で、雨が降っていて、まだ時計の針が夜と朝の狭間で遊んでいた頃――わたしはマユとふたりで眠気が張りついた街の中…

ショートショートの詰めあわせです。