「ライトノベル 男主人公」を含む小説

人里離れ。遠い山間の渓谷に位置する集落〝暮雲村〟（ぼうんむら） そこに住む祖母の家へ。母と二人で泊まり行くことになった幸一は、幸か不幸か。数奇にも神に魅入られ、見ず知らず…

「殺したいってほど憎む気持ちと、相手と一つになりたいって愛情は、どこか似ているよね」 とノノは言った。 僕にはさっぱり理解できない感情だったけれど、愛とか恋とかを気安く語る連中…

　ライトノベル作家を密かに目指す高校三年の柏木恭介は新人賞に応募し出してから二年が経つものの、未だに一次選考も通過できないでいた。それでもいつかプロになる事を夢見て恭介は学校の昼…

さあ、行くか希望《ハロワ》へ スーパーエリートニートである綾小路《あやのこうじ》　裕《ゆう》は決心したのだ。 いざ、家を出るも、希望《ハロワ》への道は遠く・・・ いつの間にか異世…

　ごくごく平々凡々の俺の目の前に見たこともない少女が現れた。全然見覚えのない顔。 　少女はこう言った。 「次は救って見せるから。浩」 　待て待て、俺は浩じゃないぞ。

パルテミア国軍、特殊兵団第一小隊隊長のヴェル=フェノンはパルテミアの中でも随一の剣使い。 部下からの信頼も厚く、リーダーシップのある彼の率いる小隊は、軍の中でも最強と言われた。…

神崎次郎太は久しぶりに姉の沙耶がいる故郷の島に帰ってきた。彼は彼女が自分の本当の姉ではなかったと聞かされた。謎の少女飛鳥と出会い、やがて沙耶の出生の秘密が分かる時、ある事件に巻き…

才能の無さを努力で補いきれずに夢破れた青年。 彼の背中に憧れるあまり、自分を壊してしまう少女。 出会ったその時には終わっていた二人。 しかし消しきれない思いに、死んだはずの夢が息…

突然に家族を失い、生きる気力を失っていると、気がついたら何者かの手によって異世界に引きずり込まれていた！？ 目が覚めると見知らぬ遺跡にひとりぼっち。周りは森。人気ゼロ。少年の明日…

【注：本作はホラーではないので、怖い話が苦手な方もお気軽にどうぞ】　 　木野良孝は怪談である。 　否、正しくは中学・高校で味わった二度の挫折で性根がねじくれ、【怪談：条弧池の書…

未知のウイルスか何が原因なのかは分からないが、人々は突如として猫耳を発症した。崩れゆく日常？　人々の運命は果たして。

探偵事務所を営む桐生渚のもとにある依頼が舞い込んできた。 依頼主は近くに住んでいる彼の師匠からだ。 依頼内容は殺人事件の調査。それもちょっと普通ではない殺人事件だ。 問題ない…

完結済です。 仲間を集めて「バトル選挙」コンクラーベに臨む若者たちの成長と葛藤をコメディタッチで描く！ 小難しい理屈はぬきで、既得権益にしがみつくオヤジどもの陰謀をぶっつぶす…

少年は少女と犬と出会う。

考古学者を目指す高校生、響木千夜(ひびきせんや)はバイト先の骨董店でいわく付きの魔法のランプを譲りうける。ランプをこすると精霊の美少女セラが現れ、「世界の境界を超えるランプの持ち…

　友人と「コックリさん」を行い、そのルールを破った秋山小谷（あきやまこやと）は「見えないなにか」に追われ、とある喫茶店に行き着く。そこにいたのはアヤカシを見る近衛朝霞（このえあ…

例えば、世界に絶望し、ここではない別の異世界に行きたいと願う人間がいるとする。もしかすると、そういった人間の前には１通の手紙が届いているかもしれない。 それは『チケット』…

主人公・青葉春信はある日、老人を助けたことでその娘を婚約者として紹介されることになった。 初めは大丈夫かに見えたが……その婚約者、佐倉烈愛は虎視眈々と春信の命を狙っていたのだった…

父親から譲り受けた指輪に願い事をすると悪魔が出てきた。どうやらソロモンの悪魔を使役する指輪のひとつだったらしい。 おまけに全部で72個あるその指輪を集めれば、どんな願いも叶うとか…

主人公である京極集はコレクターである。カオス・アメイジングというトレーディングカードの物語を綴った冊子をコレクションしているのだ。 とある事情から異世界に召喚されてみれば、そこは…