「きっと」を含む小説

『この世界の秘密』を求め或る土地を訪れた少女と、そこで出会った奇妙な案内役の少年の物語。

校内唯一の天文部である須賀楓は屋上で一人の時間を過ごしていた。 そこに一人の少女が現れる。……松井奏。有名人だからきっと誰もが知っている。けどそれ以上に楓は奏のことをよく知ってい…

高校2年の春、僕は運命の出会いを果たした。男子高校生にしては小柄で童顔。よく女子と間違われる僕を唯一男として見てくれる人に出会ったのだ。 しかし、その人は僕の担任の先生で、全然…

陰キャでモテない俺は、ある日マッチングアプリでマッチしたユリカちゃんから「セフレと関係を切りたい」と相談を持ち掛けられる。 彼女とやり取りを続けるうちに、俺はユリカちゃんを好きに…

水明町の外れにある、小さな祓い屋「日和堂」。 店主の少女、早苗と彼女の恋人であり狛犬のあやかしである時仁は、呪詛や怨念、あやかしなどにまつわる奇妙な病を祓うことを生業としている。…

夏の特番、お前の企画で行く。 その言葉に心が踊る。徹夜必須かもしれない今後のスケジュールに夢を見る。 まだ暗いうちに目覚まし時計をとめて顔を洗う。 その時の期待から、なにから…

部活の部誌に乗せていた短短編を纏めました。 甘いような苦いような儚いような痛いようなショート集です。

※タイトル詐欺の可能性が出て来たのでこちらは完結扱いにします。 　考察自体は続けるつもりなので、次回作はこちら↓ https://kakuyomu.jp/my/works/168…

男と女の後悔から再びの出会い！チキンな俺と忘れられない初恋の君との再会はこうしてはじまった。そう、まさかの奇跡の出会いだった。夏の強い日差しの中で出会った女性、あの日の女性が彼女…

私に触れるものはぶっ飛ばす。 そんなことをしていると、私の周りには誰もいなくなった……幼馴染みのトシロー以外には。 トシローは、私がそうなった理由を知っていて、なんとかしたいと…

都会の喧騒を知らない、とある研究所。 七川新と仲瑞樹はここで、地球外生命体の探索に関する研究をしていた。 ある日、ふたりは室長を務める氷室から、「ある惑星で、地球でしか確認されて…

　私は孤独主義者として生きてきた。 　厭世家だった。社会不適合者だった。 　きっと人は一人でも生きていける。だから私は孤独でよかった。 　だのに、彼女は私の中へと入ってくる。 　…

貴方が思うクズって何ですか？クズの定義は人それぞれ どんな生き方をしてもきっと正解で間違いでクソゲーです

一言紹介 あたおかな主人公が殺してもらうために幼女を育てる話 少しまともな紹介 謎の存在から『悔いの残らない死に方をするまで死なない加護』をもらった(自称)優しくて真面目な…

日常に疲れたら、たまには記憶の小箱を整理してみよう。 そこは懐かしくも不思議な「おとぎの世界」。 あなたの中にもそれはきっと眠っている。

波の音、潮臭い風、黒板を叩くチョーク。 そして、隣のお前。 何度死んだって、ぼくが最初に思い出すのはこの風景だ。 きっと終わりまでそうなのだろう、そう思っていた。 あの日、お前…

　とあるゲームに登場する悪役貴族、アルス。 　彼は主人公に婚約者を寝取られ、闇落ちして主人公と敵対してそのまま無残に殺されるそんなかませ役とも言うべき悪役である。 婚約者がいなが…

人類史上初として打ち上げられた人工的な星座「よだかの星座」 その星座を巡る、数奇な運命の話です。

名取海は厨二病を拗らせた根暗で卑屈でうだつの上がらないぼっちだ。 特段仲のいい同性の友人はいないが裕福で温厚な家族がいるだけで満足な日々を過ごす。 その日は推しの新人Vtube…