「猫じゃないかも」を含む小説

僕は『動物の殺処分』という世界の裏側に絶望し、社会から心を閉ざした。 綾という学校のアイドルが、その重い扉をノックする―――― 『思春期の男女が人生を模索する姿』を見守っ…

　中小企業の飲食店で店長をしていた桐原　瑞希は通勤途中に変わった白い猫に出会う。 　ブラックな職場から一転、魔法が使える異世界に。 　一人の若者と、一匹の妹？ 　兄妹二人は異世界…

小さい頃から雪に憧れていた、とある双子の姉のお話です。

「異世界転移を……」「断る！」 外に出たくないのに異世界なんてまっぴらごめん！ 不便な世界になんか行きたくない！ えっ？　家ごと？　なら良いかな。家から出ないけど。 あっ、ニート…

主人公、黒木誠は平凡なサラリーマン。高校を卒業して、大学に進み、今では社会人となっていた。高校を卒業して１０年、久しぶりに同窓会があると案内がきた。そこで、かつての学校のアイドル…

風来坊気質の賢者ジーク（エルフ）と魔王の魂が乗り移った猫のチェルシーが行く、さすらい冒険譚。 一定の周期で魔王が復活し、勇者が転生してくる世界。 そんな世界で勇者とともに魔王を…

心さんはちょっと不思議な猫と暮らす普通のOLさん。そして内気でコミュ障な繊細さんです。そんな彼女の日々の日常のお話。会社の人々、家族、数少ない友達等々、生きていれば色々あるし、感…

幼い頃から未来の自分を名乗る幽霊クロに憑りつかれた少年、白純（つくもじゅん）。 高校生になった純は私立日々野高校に入学し、他の女子とは一線を画す完璧美少女である英紅百合（はなぶさ…

冬樹 トーコは13歳の女の子。 中学進学を機に両親の仕事の都合で、それまで暮らしていた生まれ故郷から離れることになってしまった。 人見知りのトーコは、新しい環境に馴染めず、中学で…

「くっ！危なかったにゃん！危うく消滅するところだったにゃん！」 勇者に魔王城を破壊されて危うく滅びる所だった魔王様。かろうじて小さな子猫の姿になって消滅を免れる。燃え上がる魔王城…

KAC2022によせて書きました。お題は「猫の手を借りた結果」です。

「その辺りじゃ、今も紅葉を『サイノカミ』の衣替えっていうんだってさ」 艶やかな紅葉の下、妖怪猫の言葉に、ふと、思い出す。 ――遠い昔、傍にあった彼の人の姿を。 孤独な烏は、ある…

今年も開催されるんですね、俳句コンテスト。 昨年、学生時代以来の作句が楽しかったので今年も参加しようと思います。 拙い句ですが感想をいただけると嬉しいです(^^) ↓昨年の俳句…

トリぐるみに釣られてカクヨムコンに投稿する筆者の散歩話

私が大学生だった頃の話です。 その頃実家では、クロという安直な名前の黒猫を飼っていました。 ※この作品は創作です。

化け猫が出る森へと僧が足を進めていると、小さな一匹の蜘蛛が池に向かい糸を下ろしていた。 池を覗けば水底に沈むかつての村人達の成れの果てが力無く膝を着き、背後からは僧へ声をかける老…

幼少のころ、祖母に教えられた猫の架空の習性についての思い出。小さい頃、猫は私にとって遠い存在だったからこその記録です。

シロと名乗る白猫に招かれ、クロと名付けられた男は、命の流れを正すために世界を旅することになる。世界とはズレた傍観者として。

　ソーシャルネットワークサービス、略してSNS。 　今となっては利用することが当たり前になりすぎて、今さらなにも説明することはございませんでしょう。 　今回は、そんなSNSに…

　フローレンス家の三女・サニアは、毎朝ガーデンに咲く花を見るのが日課。今日も朝一番に庭へ向かうと—— 「……？」 　花壇の近くで、お姉様の専属執事のお兄さんが、うずくまって倒…