「心象ですね」を含む小説

なぜ覚えたのかもわからない幼少の頃の記憶が、その後の人生の要所で何度も蘇ることがある。意味があるとも思えない中立的で個人的な心象風景のなかに、人は曖昧なものごとの解釈を委ねて長い…

方々を渡り歩き、張るべき根を失った青年が作り出す、これは心象の風景である。

美しい心象風景

心にうつりゆくよしなしごとを詩のように書き付けていきます。 （北見悠平）

興福寺の阿修羅像が好きで自分の妄想を詩にしました。ベニスに死すもかうした心象だったのか？・・・平城の古都に死す

これまで書いてきた詩の選集のような詩集です。カクヨムでは未公開の作品もありますのでお楽しみください。

現代の東京、何処にでもある住宅地の一角で、 ふとしたことから身の回りで起こる事態に巻き込まれながらも、 それでも生きていく人達の物語。 皆それぞれに考えはあるし、誰かに傷つけられ…

何も起こらない静かな夢の中の世界です。

　六月四日は奇妙な日です。 　あの日、重大なる事件が天安門広場で発生したのですが、それを南京でのありもしない虐殺を指弾する政府が蓋をし続けているのですから。 　穀物は、私たち人類…

小説投稿サイトに、１年半ほど前にやって来た上松煌。 その早すぎる死に感慨を抱く「自分」。 遺作を紐解きながら、彼の心象をたどり、人としての静かな追悼の情に行きつく話。

読者視点での物書きの方達への、読まれるためのアドバイス的エッセイ。 元読み専。あるとき試しに執筆してみて作家の気持ちを理解。現在は読む９０％書く１０％、なので自称読み専作家。そ…

永遠に朝が来ない「街」へやってきた「僕」 ずっとこのまま、何もかもを覆い隠す優しい闇の中で、包まれていたい

久し振りに故郷を訪れた麻子の体験とは...。

1. 林の小径ー　武蔵野の林の小径を行き交う半世紀前の女子学生の生態。３０首完了。　 2. 夏至祭ー　夏至祭りの頃フィンランド、ドイツ他ひとり旅の歌。 3. 春の葬儀ー春の心象…

うつ病初期から回復期にかけての心象スケッチ

音楽を聴いて、湧いたものをかたちにする。 思いもよらない心象が現れて、ぞっとすることもある。

いつからか澱んでしまった世界から這い上がりたい、一人の人間の心象です。