「やりとり」を含む小説

実家とのやりとりを描写した簡単なお話です。 猫は主題じゃないので、猫目的の方すみません。

　弟が家を売ったと聞き、私は長く帰ってなかった故郷を訪れる。かつて住んでいたその家を、もう一度見ておこうと考えたのだ。懐かしい町並みを歩いて行くと、何十年とやりとりのなかった幼な…

今から約二十数年前、私がタクシー運転手をしていた頃に出くわした、様々な客とのやりとりを書いています。 こんな客が本当にいるのか？　と驚くような人間が次々に登場してくるので、最後ま…

自分に絶望した会社員・真理恵が向かった先は南国だった。 異国の洗礼を受け、天に見放された雨の中でひとりの女神に出会う。 他愛もないやりとりを繰り返しながら信頼を築いた彼女にはある…

クリスマスにプロポーズを申し込んで玉砕し、傷心してしまったゾウの飼育員の岸。 クリスマスツリーとして飾られていた針葉樹を、ゾウの餌として与える岸。 クリスマスの後始末をするア…

【朝日を見に行こうよ～ふたりの想い出～】の続編 逢沢とおるが新たな幸せを見つけるまでの物語。 ありさと別れを告げてから、2年後…バイト先の先輩に、マッチングアプリを勧められ何気な…

目覚めるとそこは知らない場所だった。 まだ正気を保てているのは、多分周りに同じような境遇であろう人たちがいるからなのか、それともこうなる前の記憶が一切思い出せないからなのか。 …

クリスマスプレゼント。貰えればなんだって嬉しいけれど、やっぱり特別なものが欲しくて・・・。　土産屋の店長と店員の、クリスマス前の日常風景。

現在、NOVELDAYSにて 現代SFミステリー：偶然を装う必然か【霊ろ刻物語（上）継承の章】で公開中のためカクヨムはお休みしています。 https://novel.daysn…

メールなどのやりとりが増えた影響で、最近は見かけることが少なくなったハガキ。 僕が小学生の頃には、まだハガキがよく届いていた印象があったりします。 これはそんなハガキ・・・それも…

エロ漫画家の三木おじさんからスランプになったと昇くんにSOSが届いた。彼曰く、エロ漫画によく出てくる顔のない男優おじさんの幽霊が見えるようになったという――

――神は言った、「やっぱりまたラブコメを演じてください」と。 神やら天使やらの諍いが終わって僅か数日。 もう二度とかかってくる筈のなかった、神ガラムドからのLINE。 そして『…

スザンナ・アリンガム公爵令嬢は「悪魔憑き」である。婚約者であった皇太子から婚約解消を求められた彼女のそばには、赤い瞳の悪魔がいた。 まだ恋をしたことがないスザンナと、恋をしなかっ…

「スィートメモリー」の中の、母と息子の、空港に来る前にあったであろう、やりとりを「スピンオフ」という形で切り取ってみました。 世の中には、もっと優しく送ってきてくれるお母様もい…

あらすじ： SNSに投稿された猟奇殺人を思わせる女性の書き込みから始まるストーリー。 novelAIやMidjourneyなどで盛り上がりを見せている画像生成AI界隈の動向を横…

「おお、生きてるぞ～」 顔を寄せた刑事が叫んだ。 その横で可不可が長い鼻を突き出していた。 ふたりの警察官に抱きかかえられて、棺桶からよろよろと立ち上がった。 掘り返された墓穴の…

空の下で行われている心のある機械人形と「ソラ」とのやりとり。ただ、そこには空しかない。

『かいそう』という共通タイトルを題した短編集です。時々増えたり減ったりします。 『回送　―夏の帰路、地方の犬―』…記録的酷暑の中で急な遠方出張に駆り出されたひとりの社畜が、帰り…

やみこは中学三年生。趣味なし特技なし性格暗め。ちょっとしたことですぐに不安になり、家に帰るとか死んじゃうとか言い出すこまった子。そんなやみこと、中学で唯一の友人とのやりとりの記録…