「それからやはり……」を含む小説

スマホを見ながら、よく居眠りしてしまう、私。 高校の友達との待ち合わせ場所の、花壇の縁で座って待っていたら、いつの間にか、居眠りしてしまっていた。カクッてなって、「はっ！」と目覚…

日都月新菜は、中学一年生。新菜は、常に右手に手袋をはめている。その理由は、「新菜が右手（素手）で触れた物は一カ月前の状態に戻してしまうから」だった。幼い頃の経験により他人の物を修…

５６歳の土屋光一郎は、パリ出張で偶然知り合いに初恋の人と、そっくりな人を紹介される。仕事をしていくうちに、やはりと思うことが。 ピアニストね卵の水野響は、モデルの依頼に悩む。そし…

日常のちょっとした呟きを数百字程度でまとめてみました。 今のところ食べ物系の話題が多めになっています。 その内別の話題の方が多くなるかも。

こんにゃくおじさんは体が柔らかくどんな狭いところも通過できる超軟体人間。持ち前の体技を使って様々な人助けを行うが、ある事件を契機に悪行へと走るようになる。しかし最後はやはり善行な…

　学祭での私の役は、木だった。 　なんでベタなと思わず吹き出してしまったが、やはり悲しいものだ。高校最後の文化祭が木。大道具扱いでいいのに、人を入れる理由など微塵もないのに、あえ…

玉の輿目当てでCAになった珠子は４０歳手前で結婚に焦ってクズ男をに捕まっていた。彼と結婚しようと退職届を出した後、婚約中でヒモ同然の元サッカー選手であるクズ男に浮気をされる。欲求…

かつての恋人は会社のマドンナ。その事実を知っている同僚もまた、結婚式では同じテーブルである。彼らの視線と嘲笑がとにかくウザい。こうなることは彼女でも少し考えればわかるはず。だが来…

　行方不明となった友人の手がかりを匂わせる―――『まみの森』。 　その鬱蒼たる世界へ亜傘久利寿（あがさくりす）を踏み込ませたのは、今までまったく接点を持ったことのなかったクラスメ…

かつて隻眼の悪魔と呼ばれた魔法師がいた。 本名は揚羽紅。 彼は魔法師としては一流で大国を代表する魔法使いとして名を轟かせるはずだった！ しかし。性格故になぜか自己犠牲を無意識に…

今回、機械屋が旅で出会ったふたりとは……？ 夏の夜のお話です。いつもの、ほのぼの系とは少しだけ雰囲気が変わります。 機械屋シリーズ第12弾をどうぞお楽しみください。

ここまで数作、短編と呼んでも言い怪談を綴ってきたが やはりシンプルに小さな話も出すべきだろうと思ってこれを書きました

さっき見た「夢」の話をしたいと思います。 忘れないうちに。 こんな恐ろしい「夢」を見たのは生まれて初めてかもしれません。 それくらいの「悪夢」だったんです。 流れとしては、壮…

　こんな稼業に身を落としていても、やはり、人として考えてしまう瞬間がある。 「どれがいいと思いますか？」 　依頼主からの質問にうんざりしながら、かといって金をいただく立場でも…

僕は投資日記を書いています。 大分、溜まったので投稿してみようと整理してみました。 すると。 驚いたことに。 自分の気持ちが。 冷静に読み取れたのです。 色々、勉強して。 …

ずっと、家族が欲しかった。 ただ血がつながっているとか、同じ家に住んでいるとか、そういうものではなくて。 心からの慈しみを持ち、時には諍い合い、それでも最後にはやはり「ここは世界…

　俺、斎藤大介という男は現在、この人気のない場所にあるBarで働いている。 　なぜこの場所で働いているかについてはもちろん、あの有名な芸能事務所の社長からクビを宣告されてしまった…

むかしむかしのお話です。アヒルの巣の中で卵が割れ、新しい命が次々と生まれてきます。 お母さんアヒルは大喜び！……でも、その中にみにくいアヒルの子が一羽いました。頭も体も他のヒナよ…