「「お題で執筆!!短編創作」 カクヨムオンリー」を含む小説

昼間は静まり返った空間で、ただじっとしている彼ら。けれど、夜になると物語が始まる。 ジョンとアン、二人の骸骨が愛を語り合うのは、いつものこと。骨を褒め合う軽妙な会話に満たされる…

カクヨムコン用のお題『骨』に挑戦したエッセイです。 来週以降もお題に挑戦しますので、応援よろしくおねがいします。

聖女召喚とか、異世界から来た聖女とか、青春とか、王子とか、そういうものを全部どうでもいいと思っている若き辺境伯、クラウス・ラ・リューカス。 これは、彼が数少ないどうでも良くない…

骨好き大学生と筋トレ男子が、骨を通じて繋がるラブコメディ

人を人たらしめる最小の単位とは、いったい何だろう？

「君は……薔薇《バラ》色って結局、何色だと思う？」 これは、そんな問いかけから始まる物語。 薔薇に狂わされた青と赤の罪人の、恋物語……かもしれない物語。

一度は灰燼と帰して再建過程にある街です。

しがない道具屋のリクは幼なじみの冒険者リリアが、砂漠で採集をするだけで大金がもらえるという怪しい依頼を請け負っていることを知る。 リクの裏稼業はシーフギルドの一員だった。シーフと…

「花嫁さんが―――血まみれで、死んでいる―――」 　白薔薇のような純白のウェディングドレスが、花嫁の鮮血で赤薔薇色に染まる。 　緊迫した空気の中、偶然にも居合わせた高校生探偵・…

貧乏生活を逃れるため丹下道徹（にげみちとおる）とその子分、出目幸三郎（でめこうざぶろう）が国内有名な大銀行に強盗しに向かうのであった。

隣の席に座る少女は、一心不乱に一輪の薔薇をえがいている。 花弁の一枚一枚が異なる色を持つ薔薇の絵。 そこに僕の心は惹かれていく。 誰かに感情を注ぐことを『愛』と指すのなら、負の…

今日は十二月二十四日。 彼女との楽しい聖夜のはずが、よりによって悪友のせいで何時もの魔宴に。 悪友はワインのグラスを手にすると、こう語った。 「シャベルで見れば、この世は薔薇色」…

肖像画家は絶世の美女、王妃となる女の肖像を描く機会に恵まれた。 その仕事に面白みを覚えず、冷淡に肖像を描いた画家は、納品した際に女が見せた薔薇色の頬の美しさに取り憑かれ、その後は…

別に何かを成し遂げたわけでもないけど、私の人生はバラ色。 だから孤児院でずっと、両親を待っていた。

大錬金術師パラケルススの弟子、バーゼルのオーギュストは師より受け継いだ治癒の秘術を用い、多くの人々の病魔を癒しながら旅を続けていた。 盲目の令嬢ロゼの治癒を依頼されたオーギュスト…

美貌な幼馴染に目をつけられたために望んだ大学生活がこない哀れな男のお話 ※前提として、お互いに恋愛感情はない。あるのは一方的なクソデカ友愛感情である 【 ご注意 】 ※『「カク…

「私」は、祖母の遺品整理を手伝うために久しぶりに実家を訪れる。 祖母の部屋で見つけた古い箱の中に、一冊の古びた日記と一通の未送の手紙があった。

　　　　　　　　　　　　＜カクヨムコン短編参加作品・全５話＞ 特殊能力実験体。第８号、ブラックローズ。 彼女は幼い頃、祖国ドルナフストにて起こった内乱によって両親を失った。 …

中学生の「私」は日常的に学校でいじめを受けていた。担任の教師に目撃されても「友人同士のトラブル」と判断され、肝心の両親はお互いに外に恋人がいるために家庭には無関心だった。ＳＮＳで…

死の間際、誰にも話せなかった『墓場まで持って行く話』を話す場所で、ある老人は新聞配達をしていた幼い頃の『初恋にも勝る記憶』を話す。 薔薇色屋敷という場所で遭遇した、不健康そうな…