「短編 猫」を含む小説

深夜のバーで。居酒屋で。どことも知れないあやかしの世界で。思い出の中で。 「I」と呼ばれる人に出会って、別れる。彼と、彼らをとりまく人々のそれぞれのドラマ。短編連作。

女子高生、星野理子は天才発明家である。 自宅の庭にあった祖父のエアストリームを研究室に改装し、タイムマシンを作り出した。 完成当日、一匹の黒猫が理子の前に現れ──。

　ある雨の日。野球帽子をかぶった少女は、一匹の捨て猫と出会った。

ある日、茉桜は人間の言葉を話す猫、ルイズリーと出会う。ルイズリーに誘われて魔法少女になる茉桜。魔法少女は世界に奇跡を起こす存在。小さな奇跡を起こす毎日を送っていた茉桜はある日、真…

隣に越してきた男の顔を見て、去年の夏に起こったある出来事を思い出す真山。 飲み友の家にいつの間にか上がり込んでいた、見知らぬ少女。 彼女の足は、どんなに目を凝らしても見ることは叶…

俺の大好きな彼女に異変が起きた。どうもそれはモノノ怪のせいらしい。ちなみに言っておくけれど、この彼女ってのはガールフレンドって意味ではなくて、三人称の意味合いでの彼女だぜ。欲を言…

私の名前はシュレーディンガー。記憶はない。 気がつくとそこは暗闇の中。 遠くにある光点だけを頼りに足を進めていくのだが……。

菊森はアルバイトを終え、自宅でぐうたらしていた。そして、いつの間にか倒れるように眠っていた。 ファンタジーも入っちゃってますが、ミステリーとします。

猫の夢を見ても、猫にはなれない。

サラリーマンの主人公と猫との闘争の物語です。

四度目の殺人の帰り道、『俺』は死体を鋏で切断する猟奇殺人者「怪人・切り離シザー」に遭遇する。 「折角だから話さないか。同じ穴の狢だ、交流をしてからでも遅くない」 生きて帰らね…

人間関係に悩んで学校に行けない中学生が、黒猫に語りかけるお話です。

『諦めない心』より抜粋 「この花は山でしか咲かないんだ」 「お前がやっても無駄さ」 「諦めるんだ」 それでも、女の子は諦めずにせっせと種のお世話を続けました。 そんなある日女の…

東京オリンピックの前に死んだ祖母、葵。 なんで祖母は、あんなにオリンピックを楽しみにしていたんだろう。

僕の彼女は、量子的だ。 量子的と言っても量子のような振舞いを見せるという訳ではなくて、彼女は粒子でありまた波でもあるという意味ではないし、ましてや彼女の存在位置は確率でしか表すこ…

「これ、わたし知っているかも。あれだよね、雪。」 「わたし、猫だけどいいの？」 仔猫の可愛い恋のお話。

大正日本。迷信も偏見も、今以上に色濃かったこの時代に、一匹の影法師のように黒い耳の欠けた子猫がいたとさ。 お読み頂いた方ののべ半数以上が応援をしてくださいました！　こんな拙作に…

とら猫のトラ吉とぶち猫のブチ助。二人の日常や、非日常を描くお話です。 一話完結で、分量も少ないですので、お気軽にどうぞ。 思いついたものを書くため、更新は不定期となります。

地球にはまだ確認されていない生物が、実はあなたの身近なところで息をしてます。 直樹と浩二の目撃を、あなただけに、こそっと紹介させてもらいます。

kac2020お題「どんでん返し」参加作。 猫と狸の日常話。 猫の俺は、ある日、「どんでん返し」がなにかという疑問が湧いた。 それは凄いものらしい。 一体なんだろう……。 …