「夏 青春」を含む小説

寺島優心は優等生。目立つタイプではないが格好良い、その名の通り心優しい男の子。 そんな彼に密かに想いを寄せるのは、学校のアイドル的存在、光月七海。 突然の告白に戸惑う優心。 高校…

ひねくれた少年のひと夏の物語

大切なものは目に見えない、よく耳にする言葉だ。 夏の本番を知らせる日差しの降るある日、僕の幼馴染の茜音は島に残る言い伝えにまつわる夢を見たという。 その伝説は彼女に、そして僕た…

「心臓移植を終えた後、不思議な力が私に宿った。人の魂の輝きが見えるようになったのだ」 小学校６年の夏、心臓病をわずらっていた少女は『だれかの心臓』を移植することで消えかけていた命…

僕-中重タクヤ。私-山本ユウ。 私たちは夢の実現のために、「恋愛経験」が欲しい。 そこで考えついた新案とは、契約結婚ならぬ契約交際。高校生らしく称した“模擬恋愛”を通して、思いも…

角川ビーンズ文庫　2019年12月1日発売！ 著：石川いな帆 イラスト：縞 定価：本体660円＋税 ISBNコード：978-4-04-108891-3 響け、僕らの存在証明―…

高校2年の春、生徒会役員の柊のもとに、突如として転入生のカエデが現れる。カエデの突拍子のない発言は学園のマドンナである風夏を巻き込んで....... 「二人が"早く"結ばれるよう…

　幼いころ、ささいなことから家出をした千夏は、海という少年に出会った。年は近いのに大人びた雰囲気のある海に、千夏はなぜかいろいろと話してしまう。ふたりの仲はやがて親友と呼べるほど…

KADOKAWAスニーカー文庫シチュエーション斬りコンテスト最終選考作品になります。 6年前の夏 俺の目の前であの子は車に撥ねられた…… 『恋愛と戦争では手段を選ばない』 …

友人かから聞かされた主人公。主人公が住む街には五不思議と言う学生ならではの噂が代々受け継がれていた。その噂は殆どが嘘だと思われていた。が、実は実際に起こりうる現象であった。その噂…

優等生という仮面を被る女子高生・篠原と、そんな彼女と肉体的な関係を持った僕。 僕と彼女の関係を言葉に表すとしたらなんだろう。友人だろうか。恋人だろうか。それとも、お互いにとって…

　初恋はいつですか、って聞かれたら。 　そもそも初恋、ってのをどうやって定義するかによって変わってくるだろうけど。 　とりあえず今は、相手を好きになる、ってことを自覚して、それで…

薫は中学生。疎遠だった幼なじみとの交流がまた始まった。けれど、彼は人ではなくて･･。これは恋ではなくて、なのに、彼はときどき思わせぶりな態度を見せる。どこまで歩み寄れるのか。どこ…

病弱な彼女とのデート。 彼女である祈と夏樹の最後のデート。 夏祭りの日、彼女との過去と想いがよみがえるSF青春恋愛短編小説。

「青春があるなら、青い夏もあるのかな」そんなとぼけた少年、羽田野が偶然出会ったのは、かつて美術部キャプテンを務めた難波さん。高校在学中はまるで接点のなかった彼女の落ち着いた魅力に…

──中学三年生の夏、私たちはどう生きよう。 現代に生きる、何ら普通の中学生が、 自分を探す話。

（旧題「海が太陽のきらり」） 高校二年生の夏。 海斗は訪れた親の実家付近の海で、一人泳ぐ陽子と出会う――。 読んだ後にちょっと前向きになれたらいいな、という青春ボーイミーツ…

夏祭り……普通であれば『友達』もしくは『恋人』とにくるモノなのだろう。 「……」 しかし、私はこの夏祭りに『一人』で来ていた。特に理由があったわけではない。 「おや？嬢ちゃ…

こちらはゆあん様の自主企画 「筆致は物語を超えるか【海が太陽のきらり】」 参加用の書下ろし作品です。 「同じストーリーを別の作者が書くことで面白くできるかを探ります。」 こん…

「ちくしょう！」 いたみと、喪失と、ほんの少しのあたたかさ。 青をテーマに書かれた、ひと夏の青い春のお話。