「学園/青春」を含む小説

　今年高校一年生になったばかりの俺、鯉川蓮は中学時代から恋愛マスターと呼ばれ、男女問わず恋愛相談に乗ることが多かった。 　そのため、親友から｢恋愛相談部｣という部活に入ろうと誘わ…

主人公の双川志道は、できすぎた双子の兄、双川侑志と比較され、哀れまれる人生を送ってきた。 そんな兄と同じ高校に進学することになった志道は、入学式の日に同じく双見玲那というできす…

『告白相手の素性調査依頼』 そんなメールが探偵活動をしている高校二年の主人公、藤堂乃音(とうどうのおと)の元に届く。 何より驚きだったのは、そのメールの送り主が学校一の美少女…

高校の入学して間もない五月の初め、伊勢万代（いせ　ばんだい）は西陽の強烈に差し込む教室で一人の少女と出会う。少女の名は宮崎（みや　さき）。万代は崎はが自分の席のひとつ前の席でオナ…

　突然出来た義理の妹が、一緒にお弁当を食べようと言い出した。その日の弁当には卵焼きが入っていて、『お兄ちゃんが甘い卵焼きが好きって言ったから、甘いのにした』そう言われる。 　一…

　小山タクト、高校2年生。 　彼はオタクである。人と仲良くする事が苦手であり、ボッチ道を極めようとしていた。 　そんなある日。タクトは少々揉めている告白現場を見てしまう。 　告…

「……先輩に作ってほしい薬があるんです」 仁科にこんな事を言われるのは初めてだ。モルモットが作ってほしい薬とはどんな物だろうかと正直少し気になってしまう。俺は驚きと興味が入り混…

　春風　雄哉《はるかぜ　ゆうや》は、中学時代のある出来事がきっかけで、青春と人生に失望した高校一年生。ただ、入学した高校でたまたま勤めていて、昔から仲が良い “ゆいねぇ”こと桜庭…

雪が降るクリスマスは、ホワイトクリスマスというの。その雪は、恋人たちへの神様からの祝福なのよ―― その言葉は、もう顔も思い出せない亡き母の言葉。 小学五年生のその日、夏木由利は母…

「飛ぼうと思ったんです、せいぜい15ｍぐらいなら行けるかなって」 「でもフェンスを越える前に足がすくんで無理でした、私にはここから飛ぶ勇気はおろかフェンスを乗り越える勇気さえあり…

「お前、もうそろそろ真面目に勉強しないと進学出来ないぞ」 檜垣悠真は放課後の補習を受けていた。 ようやく補習が終わり夜遅くの学校から家に帰ろうとした時、 「あれは、なんだ?」 こ…

平凡鈍感それなのにモテる、そんな男を友人に持つ俺――敷島健吾は、今日もまた友人絡みの騒動に巻き込まれていた。平穏な高校生活とは程遠い日々。頼むから俺を巻き込まないでくれと願いつつ…

過去のとある出来事をきっかけに心を閉ざし、人と関わらず孤独を貫いてきた青島春樹。 そんな青島は高校最後の春、おかしな教師に出会った。 教師らしからぬ彼の名は、最古友春。 『なあ…

浅葱悠太はクラスメイトである七海ひかりに恋をしていた。 しかし自分はモブ、そんな恋が叶うなんてと心に蓋をし、恋心を閉じ込めた。 けれどある日、バイトの同僚として七海ひかりがやって…

いつもの放課後、鎌倉千秋には”約束”がある。 それは”ねむりひめ”夢ヶ崎眠々の目覚まし兼まくらになること。 これはいつも眠たげな女子高校生とそれに振り回される男子高校生の、夢み…

この話はフィクションであり現実に鈴山市は存在しないことを先に述べておこう。 ここは山口県から独立した市である鈴山市に生きる少年少女の物語である。 コメディーを信条に短編小説を気ま…

━━━━とある噂がある。この世の何処かに、”カオス組”なる組織があると。 ━━━━とある噂がある。この世の何処かに、”カオス学園”なる学園が存在すると。 ━━━━とあるニ…

勉強も出来ず学生生活にうんざりしていた浅井陽優(あさいひゆう)は毎日をただ何となく過ごしていた。浅井の通う高校は不良高校として有名で担任が変わるのも日常茶飯事。そんなある日、また…

今年から中学２年生となる極々普通な男子中学生の如月蓮(きさらぎれん）。 　彼はとある理由から人と距離を置き表面上の付き合いだけを行っていた。 春休み明けの新学期の朝、蓮は不可解な…

世界に神の声が響きこう告げる。 １週間後に遣いが現れ、全人類から代表者を選び、人類の存続を考える。 そして人類はこの声を地球外生命体からの侵略と考え、兵器を準備し、迎え撃つ。 …