「う」を含む小説

西暦2087年。原因不明の寒冷化によって地球の3分の1が氷に呑まれた近未来。 資源戦争に勝利した日本の首都東京にて、国防を担う戦略型AI「東《あずま》」が暴走した。 防衛システム…

角川武蔵野文学賞応募中の短編。 漫画家になりたい―― 漫画家になるために就職活動せず、大学院に進学した住吉遥香。 仕事をしたり、恋したり、武蔵野を彷徨う拗らせ女子の青春物語

森の中を彷徨う少年。彼は噂を頼りに竜の巣を探していたが、何処に進めば良いのか、戻る道さえも分からなくなってしまった。そんな時、ある少女と出会う。

干支の十二支、子（ね）、丑（うし）、寅（とら）、卯（う）、辰（たつ）、巳（み）、午（うま）、未（ひつじ）、申（さる）、酉（とり）、戌（いぬ）、亥（い）を擬人化し、ハチャメチャ設定…

女子高生・白雪 結月(しらゆき ゆづき)が逢魔が時に、有名な縁切り神社、蛍光(けいこう)神社の神様・蛍(けい)と出会う。 蛍は女性が苦手だと知っていた結月は、自分が女だとバレない…

腐敗派って名乗って怒られたらやめようと思う程度の自我 Twitterと同じもの/Twitterの投稿を改題したものを含みます

　この世は全てが別たれている。 　光と影、白と黒、太陽と月。 　相反するものが決して交わることがない。 　それを如実に表すかのように終わらない戦争があった。 　その発端は『B…

唐棣（はねず）家の庭に植えられた一本の藤が「鬼憑き」と呼ばれているわけは、枯れることなく年中花を咲かせることと、藤の下に緋色の目をした鬼がいると噂されているからだ。 けれども一人…

炎天下に彷徨う青年の話。

…人々が目を覚ますと『lobby』と呼ばれる巨大な空間に居た。困惑する中、自分の記憶が無い事に気付く。それは『lobby』に居る人間全員がそうだっであった。すると突然、アナウンス…

異世界へ転移した時に駄女神の手違いで桐島和人（きりしまかずと）の能力は異常になってしまった。 本当はしんがりを無事にこなせるくらいの強さにする筈だったがその域はもう既に騎士王を…

「う～～執筆執筆」 今、新作を書こうと全力執筆している僕は高校に通うごく一般的な男の子。強いて違うところをあげるとすれば同級生に垢バレしたってことかナ 垢バレによりインスピ…

ある日の放課後、昇降口から通り雨を見上げていた旭日の元に、差し出されたのは淡藤色の折り畳み傘だった――。 香鳴裕人様の企画「同題異話SR -June-」参加作品です。 企画ペー…

　世界を恐怖のズンドコに叩き落とし続ける、極悪非道にして謎の秘密結社"黒い日曜日"── 　その怪人製造部門の最高責任者であるフォロカレ女史は、ついに永きにわたる組織の悲願を果た…

　俺のことをいつもからかってくる後輩がいる。なんだかんだそいつのことは好きなんだが、うざいので仕返しをしてやろうと思う。付き合ったことで色んなことが出来るようになったわけだし、く…

高校入学式当日。 空から降ってきた女の子を受けて止めて大怪我を負った僕は、1週間ほど生死の狭間を彷徨った。 普通なら目覚めたらその女の子がいてラブコメ展開にでも発展しそうなもの…

かの、猫耳勇者、その暮らす世界はいかようになっているか。 それは、ここに記されている。 ―とある研究資料

東京都目黒区にある、とある雑居ビルの3階。 そこは、国家試験を突破しなければ資格を持てない対刑事事件専門の国家公認探偵の事務所であった。 26の齢にして業界でも有望株とされる国家…

放課後の憂鬱は、爆音で掻き消せ。