「私達」を含む小説

私達がいる世界からずっと未来。世界はロボットに任され、人間は好きなことをして生きていた。そんなロボット達がある日、人間を集め、ある一つの問題を出した。 「人類がロボットより優れて…

短編小説になります。 必ず別れは来る。けれど、そんなこと気にしてなんかいられない。 私達が生きているのは、遠い未来でも、通り過ぎた時間でもない。 今この時なんだから。 ※『小…

魔物と、英雄。その戦いの話

私達が知っているおとぎ話、「白雪姫」や「シンデレラ」、「美女と野獣」に「ピノッキオ」、 「オズの魔法使い」、「不思議の国のアリス」、「眠れる森の美女」、「ラプンツェル」には繋がり…

“私たちの願い事は神様によって「叶わない」と否定された” 12の神々は12の少女を選び「巫女」として力を与え、戦わせる。 生き残った勝者には御褒美として「願い事」を叶えてもらえ…

「死体って結構おしゃべりなのよねー」 彼女は自信満々にそう口を開いた。 作家志望の僕、南港梨緒（なんこうりお）と死体役専門役者の司馬有加（しばゆか）は、名前から”アリナシ”…

憧れの女子高に入学した春、「私」は「彼女」に出会った。同じ時間を過ごすうちに、徐々に募っていくこの思いは羨望か、それとも…。 悩んで、苦しんで、それでも毎日を過ごしていく女子高…

私たち、現代社会を生きる若者には暗黙のルールがあります。 一つ、親しい人に寄りかからないこと。きっと互いにつらくなるから。 二つ、人の言葉を深く覗かないこと。ぼく達には、そ…

「ねぇ、梨世。僕達は出逢わないほうがよかったかもね」 うららかな春の太陽が、地平線へと沈む前の夕暮れ。 差し込む西日がショーウィンドウの水槽を通り抜けて、深海のような揺らぎの空間…

カリスマ高校生だった兄は、あの日――― ニートになった。 「やっぱ俺、“自宅警備員”になるわ」 「…え？」 “ニート=自宅警備員になるために高校を…

何も存在しない場所に、双子の王が生まれた。 姉は太陽の王。弟は夜の王。 彼らは世界を創った。 しかし、世界には2人の王しかいなかった。 彼らは嘆いた。 何故、私達は2人しか…

会社員のミナトは一人暮らしを満喫しながらも、独り身である事を寂しく感じていた。そんな彼の部屋に、そいつは唐突に現れた。 白い肌。白いワンピース。長い髪。あまりにベタな佇まいと可愛…

気が付くと夜を走る汽車に乗っていた。 どうして乗っていたのか、それどころか自分に関する記憶は全く無い。 ただ手には一冊の「銀河鉄道の夜」。それと、目の前には一心不乱に何かを書き続…

他サイトでも投稿しています。 全２７話です。 遠い昔に内戦で分かれた、とある国と国に生きる人達のお話です。 同じ国の言葉を話す人と出会ったのに、その人とは会えなくなる事もありま…

突然自殺未遂をした朱里に対して、私達が行っていた行動が「いじり」と「いじめ」どっちなのかを確かめるため、先生が驚きの行動をとる。 最終的に、生徒達はどっちだと思うのか。 この…

　人類を地下へと追いやった化物の正体に気がついた中山千紘は、不死身の少年や、その保護者的少女の背後で暗躍する。　 　暗躍の過程で広がった謎は、暗躍の結果に収縮し、やがて残酷な結末…

福祉施設が舞台。入居者達が発する言動にどう立ち向かう？いくら慣れてもおじいちゃん、おばあちゃん達の言動は反応に困る事も沢山ある。答えるのに迷ってるのを見透かされたり、答えようによ…

【注意！】 この作品は、慶應義塾の創設者であらせられる福沢諭吉先生が、生前中に新聞に投降したコラムや、講演した時になさったお話の文字起こしが元となった、真面目なお話ばかりです。 …

私はその都度思い返す。 私達は生まれてから人間では無かったのだと。 私はその都度思い返す。 私達は皆と違うことを。 私はその都度思い返す。 私は好きな人とも手を繋ぐ事も…

恋はくだらない。 愛はありえない。 それでも、私達は確かに恋愛をする。 たとえ、そのために親友を切り捨てることになろうとも。 ※この作品は「小説家になろう」と同時公開しています