仮想世界の彼方

作者 栗戸詩紘

29

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★★ Very Good!!

化け物から逃れる為に地下都市が出来たという魅力的な設定ですが、今の所その設定が生かされきれてない気がしました。もっと地下都市感があってもいいのになあと。文章は簡潔に物語られていますが、気になるのは情熱というか熱さがないところでしょうか。激しさが伝わって来ず淡々としている。これが作者さんの特徴であるのかもしれませんが、危機的状況や感情の浮き沈みがあまり感じられません。まだ始まったばかりの物語で続きが気になる作品です。続きを楽しみにしています。

Good!

文章そのものはとてもクオリティが高いと思います。破綻がなく読みやすく、ストレスを感じることなく読み進めることができました。
地下世界に押し込まれたという舞台設定も良いと思います。その要素をこれから、あるいは序盤から強く発揮できていると良いと思います。現状、我々が日常過ごしている世界との大きな違いを感じにくかったので。

そして『序盤にインパクトが足りないのでは』とのことでしたが、決してそんなことはないと思います。
前述した世界観や、主人公に告白すれば怖い先輩に脅されるという噂、告白されたと思いきや自分の命を狙ってくる女子。展開の要素だけ抜き取れば、かなり面白く見えます。
しかしそれらのインパクトが、淡々とした文章やキャラクター達によって活かしきれていないように思えました。喜怒哀楽を感じることができず、殺しにかかってくる女子を前にしてもクールに会話するなど、それは最早違和感とも取れました。

キャラクター小説のように無理に盛り上げろとは思いませんが、せめて「この人は今怒っているんだな」「主人公は今驚いているんだな」といった部分が伝わりやすくなれば、序盤からでもグッと読者を引き込むことができると思います。
要約すると、『もう少し読者が感情移入しやすいものにすれば、より多くのファンが付くのでは』ということです。
作品も作者さんも実力はかなりあると思います。それを今後、最大限に発揮して欲しいです。

★★★ Excellent!!!

作者の方がかなりお若いという事で正直少々侮っていたが、作品を読んでみてその技術力に驚かされた。
ジャンルの好き嫌いは置いといて、ちゃんとした小説を読みたいという方は一読する事をお薦めする。
読み終えたあと自分が高校生の頃に果たしてこれほどの物が書けたのかと苛まれるのが、たった一つの難点だ。

★★★ Excellent!!!

レビュー書きなおし。
文章が安定していて、ラノベと言うよりは大衆文学的イメージを持つ。
伏線をばら撒いて、最後にそれを拾い上げる形式なのだろうが、他レビューで見るように、最初から盛り上げると、さらに良いだろう。もっとも、この作品ではなく、次の作品から意識してほしいことだが。
振りまかれた伏線は、あえて見せている形の物が多く、セリフなどには隠されていないように感じる。これは筆者の力量の限界か、それとも演出か? もっとも、三万文字程度の小説で、セリフに伏線なんぞ無理な話だとは思うが。
いずれにせよ、好印象なので、是非お勧めしたい。

★★ Very Good!!

読ませていただきました。

なかなか面白い設定だとは思います。文章もきれいですし。

コンテスト応募されるなら、三万字程度ですから個人的にはもう少し早い段階で何かインパクトが欲しいかなと思いました。特にファンタジーというジャンルならばなおさら。
最初の掴みが大事です!
私も同じコンテストに出してみようかと考えていますがお互い頑張りましょう。