「怪談・ホラー」を含む小説

オムニバス形式で、怪談話を投稿予定です。

　今からお聞かせするのは、舞鶴で会った男から聞いた『ロシア病院』と『二重倉庫』の話です。あまり気持ちの良い話ではありませんが、少しだけお付き合いください。 　そのとき私は盆休み…

この小さな村の唯一の自慢である、群れをなして咲く百合の花。それが近ごろ姿を消している。誰の仕業か心当たりはあれど、誰もその名を口にしない。僕らはいつしか彼女のことを、百合盗人《ゆ…

埼玉県秩父市にある自殺の名所。湖に架かる古い吊り橋。 この周辺では過去に集団自殺が起きた事もあり、負の感情が集まる危険な心霊スポットだ。 いくつも霊の目撃情報があり、有名な怪談師…

昔の遊園地には良くあったミラーハウス。それは主人公には思い出したく無い苦い思い出であったが、その遊園地が閉園すると聞き、また行ってみる事に。 この作品はPixiv、小説家になろ…

大学生の俺は友人たちと旅行で四国一周の旅に出かけた。 香川から始まった旅も徳島でラスト。 平和に終わりそうな旅だったけれど、友人がとある寺に興味を示し――。

某県某市にある、有名な夜景スポット。 そこは、同時に心霊スポットでもあったんだ。 心霊スポットがあると聞けば、行きたくなるのがオカルトオタクの性ってやつだ。 だが、あの時のこと…

岡山県倉敷市の某所に佇む、ツタにまみれた一軒の廃屋。そこは、決して立ち入ってはならない場所だった。

なあ、K蜘蛛城って知ってるか？ Sは開口一番、電話口でそう言った。 Sいわく、金を見付けたんだと。 まったく、馬鹿馬鹿しい。 だが、送られてきた写真には金色の塊が映っていた…

うだるような蒸し暑い夏の夜、ちょっとでも涼しくしてやろうと、おばあちゃんは孫娘に、とっておきの肝が冷えるような怪談話を聞かせてやることにしました。

「月まで三キロ」 その道路標識を見に行った私のはなし。 実在の地域、場所とは何も関係はございません。 ほんとうだよ。 地名や標識が気になる方は検索してみてください。 …

滋賀県民の俺は、免許をとった記念に、琵琶湖一周ドライブへと出かける。 さすがは日本一の湖、琵琶湖。時間はかかったが、そんな旅路ももうすぐ終わり、 そう思っていたその時、車の前に…

愛梨が岐阜県八百津の八百津橋の上で物思いにふけっているところに、突然一人の女性が話しかけてくる。 「ねぇ、私、綺麗？」 戸惑いつつも、「綺麗」と質問に答えると、優芽と名乗った彼…

その家に、ある夫妻が引っ越してきた。 平穏な暮らしが始まると思った矢先、誰もいないはずの廊下から人が裸足で歩くような音が聞こえてくる。 ひた、ひた、と。 どこからともなく、い…

いつもと同じく山で遊んでいた帰り道、僕は一つの手鏡を拾った。 その古い手鏡をのぞいてみるとそこには...？ その手鏡に隠された秘密とは？？？

・あらすじ 昔から存在する怪談話　誰かが創った都市伝説 黄泉坂町では何時からかそう言ったものが人知れず実体化し、どこかで誰かを襲うようになった。 過去に他人の腕を折ってしまい、そ…

ある村に住んでいる「私」。「私」は親友と遊んでいる時にある言葉を言った。親友がその言葉を聞き「私」にあることをして、二人の関係が変わって…？二人の少女の不幸なお話。

私の体験談です。 どうぞ最後までお楽しみください。

そんな存在の噂を今まで聞いたこともない。 けど、それは唐突にあなたの前に現れた。 奇妙にて奇怪、それはそんな存在だった。