「好きだけど好きじゃない」を含む小説

その世界には二つの国があった。太陽ノ国と月ノ国。 二国は長年領土を争い、その戦いはずるずると長引いていた。 月ノ国の王位継承者の少女、三日月姫は二人の幼馴染従者と共に、日々を楽…

それは、遠い遠い、簡単には行く事の出来ない世界のお話。 『神の箱庭』と揶揄されるその世界では、白銀の国と呼ばれる国と黒鉄の国と呼ばれる国が、それぞれが祀る神の名の下に、熾烈な争…

アメリカ在住の僕のまわりには日本好きのアメリカ人たちがたくさんいる。そんな彼、彼女らのリアルな姿を知ってもらいたくてこのお話を書くことにしました。日本の料理が好き、アニメが好き、…

俺は檻の隙間から見える赤い空を見上げながら、早く自分の命が尽きるのを願っていた。

こちらは自主企画、『目指せ技術向上！　皆様の自信作を募集します！』の紹介用エッセイ作品になります。詳細は近況ノート、もしくは『企画内容』の頁をご覧ください。 良ければ『自分はこ…

【5日目お題】『ルール』 齢 八十一を迎えた私は、懐かしいあの人に出会う。 年甲斐も無く、胸が高鳴った。 最後に交わした約束から、私は何か変われたのだろか。

　私は先輩のことが「好き」だ。 　でもこれが「友愛」なのか、「恋心」なのか。 　私には、分からない。

その街ではあなたの知らない誰かがおごってくれる。 何をしても、何を買っても、あなたがお金を払うことはないんです！！ 最高でしょう？　さあ、あなたもぜひ来てください！ ↓前回…

コンテストに応募の時点で、コンテストが締め切られていたことに気づいた俺です。 うーん。俺、馬鹿じゃね？

男子ソフトテニス部の部長信也は可愛い部員達の為、にっくき女子ソフトテニス部の挑戦を受けて立つことに。常勝女子部に対して常敗男子部、限られたテニスコートの使用配分を巡って因縁の対決…

石田は会社の同期の北島さんに好意を抱くも、それを伝えることができない。過去のある日を境にして、告白にトラウマをもってしまったのだ。その過去とは一体……。 好きだけど好きと言えない…

旧知が言った。 私の人生なんて２番目なんだと。 だから２番目の良さを説いてやった結果。

私はクリス。 代々勇者様をサポートする家系の出で、召喚された兄弟の勇者様とともに冒険の旅を続けています。 今日は弟勇者様の機嫌が悪いみたいで、一人でいなくなってしまいました。 こ…

積ん読を詩で紹介。

好きな女の子が動物好きと知った主人公は、ペットのフクロウを出しに彼女を誘う。 彼女は二つ返事で了承してくれたのだが、そんな青春イベントは簡単に上手くは行かなくて……!? 動物好…

部屋の中に閉じ込められた実験参加者たち。 持たされたストップウォッチで10秒を出せば出られるとのこと。 でも、10秒にチャレンジすると、何かがリセットされる？ ↓前回の投稿…

健康そのものを売っている変なお店を見つけた主人公。 最初はお店に通い詰めるようになるが……。 これもっと健康をストックできればいいのに！！ ↓前回の投稿↓ 『よくも…よくも…

目が覚めると病室だった。名前、年齢、誕生日、血液型、好きなこと、好きな食べ物――そのすべてを忘れてしまった私は、本当に「私」として成り立つのだろうか？

どこにでもいる一人の情けない感じの男のちょっとした呟きを集めてみました（笑）。

大学二年生の夏の寝苦しい夜、一人寂しくゲームをしていたが暑さに耐え兼ねコンビニに買い物に行く。 その帰りにコンビニに突っ込んだトラックに轢かれて現世の幕を閉じたはずの結城　空人…