積ん読の形成

ケイキー

詩 積ん読への愛着

積んだ

置いた

読まずに置いた


ああ、彼は、読書家になろうとして、形から入った だから置いた


ああ、彼は、無限のこの世をすべて知ろうとした だから置いた


ああ、彼は、少ない給料を使い込むのが趣味だった だから置いた


ああ、彼は、家族を破滅させると知りながら、抗えない力に操られていた だから置いた


ああ、彼は、この世のすべてがつまらなかった 探し続けた だから置いた


ああ、彼は、……


愚かだった

床が抜けた

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積ん読の形成 ケイキー @keikey

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