「短編(一話完結)」を含む小説

友達に手紙を送るって、意外と照れくさいよね なんとなく、一話完結で書きたくて書いた短編。ササっと読める、はず！

一話読み切りの物語を集めた、掌・短編集です。 まずは気になったタイトルから１つ、読んでみてください。 ――ハクシャクノテンシ―― 昔々、血液が苦手な吸血鬼がおりました。 吸…

でも、本当に怖いのは、バックグラウンドで何が起こっているか分からないこと。神が自分の姿に似せて人間を作ったように、人間は自分に似せてコンピュータを作った。どこが似ている？　パッと…

会社と社会は不合理と不条理でできている。学校が教える数学は世を処する術としては役に立たず、理路整然たる専門家の予測が当たらないのは、そういうわけだからである。嗚呼、漱石先生、百年…

他の皆さんがどう思おうが、私は去りません。なぜなら、うま味に未練があるからです。鍋好きの皆さんなら、最後の最後までうま味を味わいたいという私の未練、わかるでしょう？　そう、恥も外…

降水確率70％の予報が100回出されれば、そのうち70回くらいは6時間の合計雨量が1ｍｍ以上になる（30回くらいは1mm未満である）ということです。6時間のうち何時間降るかとか、…

彼が私から離れていく……。でも、私は彼を離さない。テレビCMを見ながら、そう決めた。 ティップ・トップがお送りする、ワン・タイム・テレビショッピーング！

親父、赦してくれ。２５年前には、わからなかったんだ。良くも悪くも、言葉が持つ力がどれほど大きなものであるかを。半分ノンフィクション。今は亡き父親へのほろ苦きトリビュート。

この過酷な競争に生き残るために、お客様の期待に応えることで得られる『顧客満足』に満足するのではなく、お客様の期待を上回る『顧客感動』をもたらすサービスを……そう、お客様の想像のつ…

【短編】【一話完結】 新しい生活へ一歩踏み出すあなたへ送る微温のファンタジー。 不安にまごついたときは、ほんのり甘酸っぱいイチゴミルクキャンディ。

仲良し三人組、彰、翔、晴人。そして彰の姉ゆかり。この幼馴染の四人を巡るいくつかの物語。 日常のひとコマを綴った短編連作 基本的には一話完結！ どの話から読んでも大丈夫な内容にな…

お話書いてる方なら誰しもが持っている『物語』の世界。 今回はそんな物語の出来上がる前。まだ生まれてすらいない世界をちょっとだけ覗きます。 生まれるか消え去るか、未だ作者自身も分か…

図書館で起きた殺人事件。 難題や複雑な人間関係はそこに無く、ただ解決した事件の追想をなぞる。 動機はとても単純で――万人のすぐ傍に――

森の奥の廃工場には、人もいないのに働き続けるロボットがいる。青年はそのロボットの元へと通い、ロボットの惨めな様子を見て、自分の薄暗い欲望を満たしていた。

《祝100PV！》 　それは持ち主に幸運を引き寄せる宝石。 　それは持ち主を絶頂へと登らせる宝石。 　宝石の名は「黒き薔薇」。15カラットはくだらないだろう、巨大なブラックダイ…

住宅地には必ずといっていいほど、誰も住んでいない家がある。 そういう場所っていうのは、肝試しにはもってこないなんだろう。

　停滞者したままの少女の日常に挟まれた、転機となる一日。

どちら様も忙しい師走。 恩師宅に年忘れに行った「私」ことセイは、 久しぶりに会う友人達と鍋をつつきながら、 恩師のお嬢さんについてあれこれと話し始める。 その帰り道。 暗くて灯り…

女と女がキューバに逃げる計画を立てる話です。短編です。