「微笑み」を含む小説

帰宅したら、我が家の床の間に座っていたのは？　減ったお腹を満たせば微笑みが浮かぶ。 『「赤いきつね」「緑のたぬき」幸せしみるショートストーリーコンテスト』への応募作品でした。 …

星詠みは命を削って星を詠む。 皇帝の権力の下保護された地シューレで暮らす星詠みの少女セラは、皇帝の命に従い命を削る日々に疑問を覚えながら暮らしていた。そんなある日、セラの兄にも命…

今日も今日とてコーヒーショップで卒業論文を執筆する孝也くん。でも煮詰まった頭では良いアイデアなんて浮かばない。そんなとき、突如現れた白百合の君。この出会いは運命なのだろうか。 戦…

【まえがき的なやつ】 第2回角川武蔵野文学賞参加作品です。 （落選しましたけど。泣） 武蔵野のことを全然知らないのに書いてしまいました。実際の武蔵野とイメージがかけ離れていたらど…

2021年中頃、世界は未だ渾沌の中にあった。どことは言えない国の、何とは言えない祭り。何とは言えない人類の脅威、何とは言えない神を穢すものたち……。 しかしもっと悍ましいものがあ…

明治9年。蒸気機関が過剰発達し、自動人形や蒸気式機械が普及したIFの帝都東京。 微笑みながら人を斬り、戦うことにしか生き甲斐を感じられない主人公の天才剣客・鷹山善弥は、ひょんな…

俺、上本光輝は大学ニ年生。 生まれた年＝彼女居ない歴の冴えないデブだ。 このままでは一生彼女ができないという危機感から、一念発起しダイエットを始めた。 夜の公園をのんびりと歩…

「くっ…､…」 　敦は少しでも肺に空気を入れようとあえいだ。 「だめだよ、抵抗しないで。」 　太宰は微笑みながら、彼の苦悶する表情を見つめている。

悪役令嬢×ミステリー。 第一章 「イザベル・フィッツェンハーゲン！ 貴様との婚約を破棄する！ そして、私の最愛であるエミーリア・ロンゲン嬢殺害未遂についての罪をここに告発する！…

　――田舎での新しい暮らしは、毎日が発見と驚きの連続！ 　父の仕事の都合上、単身、数年ぶりに親戚の住む田舎町を訪れた主人公。そこで出会ったのは、風になびく黒髪と白いワンピースのコ…

＊＊＊以下、ネタバレ含むあらすじになります。＊＊＊ シノの住む星には、時折り、『星の落とし子』がやってくる。 ある日。 彼女の家の前に、何の前触れも足音もなく、彼が落ち…

病弱な少女の心に、生まれてから死ぬまでの間、常に付き纏っていた「恥」について語る物語。

「雪乃、明後日の日曜日にお見合い決定やから！」と突然母に言われ 付き合っている相手もいなく 三十路手前の私、羽山雪乃27歳には断る理由もすべもなく仕方なくお見合いを受けるはめにな…

　空から雪が舞い散る夜に、私はあなたと出会った。 　17歳だった私は、あなたにお願いをしたよね。 　「私の、お兄ちゃんになって欲しい」と。 　これは、壮大な実験だった。 　絶…

　その日、人類は見た。青い空よりも上の遥か彼方の宇宙から、こちらを覗き見る、惑星のような球体の化物を。 ※※※ 　大きな発展を遂げた人類文明に、突如として降り掛かった災厄、【…

『一ヶ月後にあなたは死にます』 まだ湿っぽさが残る梅雨明けのある朝、高校二年で帰宅部エースの関慎輔は下駄箱に置かれたメッセージカード越しに余命宣告を受けてしまう。 〝ラブレター…

※最後の方に少しグロい描写があります。 これは現代ファンタジーなのか、それともSFなのか。そのどちらでもあって、どちらでも無い、そんな作品な気がします。 ただ書きたいものを書い…

これは、幸せの糸で結ばれた俺と彼女が、いつまでも、アオを感じていくモノガタリ。 『小説家になろう』様にも、掲載しています。