「天狗」を含む小説

子供の頃の不慮の事故で命乞いをしたらその山の神、天狗様に霊能力を授けられたコウと由貴。 その能力を使って金稼ぎするも胡散臭いと言われるコウ、うまく使いこなせず死のうとしていた…

白香は失踪した兄の雲月を探して、その死を知る。 兄を殺したのは天狗……。 天狗を殺す。それが白香の望み。 （参考：遠野物語29、62、90──天狗）

※ふざけています。もう一度言います、ふざけています。悪意は一切ありません。どうか怒らないでください。そんなふざけてないじゃん、と思った方も、怒らないでください※ 文明開化から…

前・後篇で完結。（熱いコメントありがとうございます！） SFホラー。その音は天狗の羽団扇が立てる風の音。それを背後に聴いた者は、二度と戻れないそうだ。 ★続編あり https:…

三葉はぎっくり腰で入院した祖母に替わって、祖母の経営するアパートまほろば荘の大家に臨時で就任した。しかしそこはのっぺらぼうに天狗、お菊さんに山神様が住む、ちょっと（かなり？）変わ…

異世界との結界を護る狗神こと『天狗』の弟子になった少年は、常人を超える潜在能力の引き出し方を身につけた高校生に成長した。 異世界に憧れを抱いた彼は、偶然こちらに迷い込んだ少女を助…

昔々。まだ世に魔がいた時代。 天狗と人の間に生まれた子がいた。 その子は川の神に大人の姿をもらって……

　年明け、曇り空の夜。 　天狗たちは星に似た明かりの見物に、人間の街を見下ろしていた。 　流れ星、流星群、銀河鉄道……。 　街の明かりを星空に見立てて遊ぶ。 　大天狗の御小言は…

ひょんなことから、大学生の暁（あきら）は天狗の椚丸（くぬぎまる）の大切な「木々を染める筆」を探す手伝いをすることになってしまう。 果たして二人は筆を取り戻し、紅葉をもたらすことが…

Twitter上でみつい(@Ehu08lixjYEIXde)さん主催の自主企画『#一反木綿短編企画』参加作です。（カクコン参加許可済み） 【あらすじ】 　とある時代のとある日没…

まず謝ることが一つ。 タイトルに意味はありません。響きのみを求めたものだったりします。 しかし、――吸血鬼を中心としたごちゃ混ぜな物語――という世界観は合っていると、後付けで思っ…

《「推しメン」原案小説コンテスト応募用短編作品》 【あらすじ】 　舞台は妖魔が跋扈する日本。国は妖魔やあやかしへの対策機関として陰陽省および、『あやかし公安局』を創設する。 …

現代に輪廻した白い鴉天狗が因縁のある赤い鴉天狗と相見える。

世間を騒がせる、謎の「飼い猫大量失踪事件」。 桜田マナミの愛猫ムンクも、神隠しにあったように、忽然と姿を消してしまう。 再会した初恋の人ナオトと共に、マナミはムンクを探し回る。そ…

　高校の文化祭で、文芸部のスペースに妙な客が来た。その男は、部誌を読むなり、「密度が低い」と批判してきて――。 　作者の実体験から着想を得た日常の一幕。例によって機能していない要…

伝承として語られてきた鬼、雪女、人魚、天狗、化ける動物に八百万の神。 科学の発展により未知が解明された今、彼らは「畏怖の対象」から「隣人」となった。 そんな不思議な存在たちと過ご…

人間きぬは、天狗の妻である。 記憶もなく、傷だらけで山中を徘徊していた折、義真――通称天狗先生に助けられたのだ。 程なくして二人は夫婦になり、山を下りて帝都へと向かう。 きぬ…

由貴と虹雨は幼稚園からの男同士の幼馴染。 命と引き換えに天狗様から霊視能力をもらって幽霊退治をしていた2人は 運命の分かれ道で離れ離れに。 能力を持ったもの同士離れ離れになって互…

紅天狗とあだ名がつくほどのお転婆娘だった乃里が嫁いだ野上家には、いささかゆっくりとした性格のために廃嫡された義兄松之介がいた。その朝、松之介が切腹した。乃里は彼の書いた日記をめく…

　天狗の疾風は昔、人間の親友を失った。 　もしも生まれ変わりが現れたら大切にしようと願っていても、江戸時代から現代にまで時代が変化しても生まれ変わりは現れない。 　やがて悪魔が現…