「ブロマンスか？」を含む小説

人類が異星人と交流するようになって二〇〇年が過ぎた二三〇〇年代。元配信者で歌い手の僕ことマソホは過疎化する地球で保安官助手として働いていた。そんなマソホの元に十年前に交流のあった…

英雄王ファリスの打ち建てた栄光のファラナシア王国は1000年の時を経てもなお穏やかに繁栄を続けていた………はずだった。なにが起こっているのか。なにから護るのか。様々な立場から、や…

ある晩。いつものように夕食のデリバリーを利用した比嘉慧斗（ひが けいと）は、初めての誤配を経験する。 デリバリー専用アプリは、続けてある通知を送り付けてきた。 『比嘉慧斗様、死…

高校三年生の鳴無旋(おとなしめぐる)は妹のリツと共に、中高大一貫の名門校『皇掠(こうりゃく)学園』にスカウトされ、転入する事となる。 『皇掠学園』がある人工島・顛至(てんし)島…

「俺と、歌い手グループを組みませんか？」 ここは良幸学院(りょうこうがくいん)高等学校。一年生の陽希(はるき)は、上級生の男子である真百合(まゆり)がずっと好きだった推しの歌い…

これは彼と俺との暮らしが始まって、終わるまでの、何年間か分の歳時記だ。 いや。 彼の作る、彩り豊かな食の小話だから、 彩食と字を当てようか。 登場人物 獅倉　真樹　　しし…

僕の部屋の壁には隣室の男に開けられた穴がある。まあ穏やかな話じゃない。全部弾痕だし…… 現代英国。陽気な諜報員ロビンは、隣室に住む殺し屋シャーロックの突然の暴挙や嫌がらせのように…

ルーチョ「なんで俺の人生ってうまくいかねーんだろ〜あーモテたい」 陽照「ルーチョ君、ボヤいてないで仕事してくださいよ。僕だって暇ではないのですから」 舞台はイタリア、ルーチョ…

煤けた光属性の男と、光を纏った闇属性の男。 どうしたって終末を迎える、ふたりの話。 俺・紹廸と友人・サクラの男ふたりが、いろいろなシチュエーションでこの世界の終わりを迎える、パ…

あらすじ 己の欲を満たす為に魔王を隷属させた勇者。 魔王を無力化した功績で手に入れた領地にて二人暮らしを始めるが……。 別作品"微睡む魔王は夢を見る"の草案

【一途勇者×短命聖女】 「オレと結婚してくれ！！！」 　聖女エレノアは慰問先の田舎街で少年ユーリからプロポーズを受けた。エレノアは２０歳の侯爵令嬢、ユーリは１０歳の農夫の息子。…

警視庁には、怪異が起こしたであろうという事件を担当する、怪異対策室という特別な捜査部署がある。 そこに所属する、ベテランだが怪異から発せられる瘴気の耐性が極端に低い嘉内が、新入り…

田舎の村の槍使いの戦士ウィルトンは、すでに滅亡した古王国貴族の生き残りの美青年ヴァンパイアのアントニーと、村はずれの見捨てられた墓地で出会う。 二人は、北方諸国を明けることのな…

天真爛漫で心優しい魔術師の青年リヒトと、心に傷を負った元奴隷の獣人ヴェルデ。ふたりは森の一軒家でともに暮らすこととなる。 丁寧に、端正に、紡がれていく日々。それぞれに深い悲しみを…

※　暗黒小説、ノワール小説、犯罪小説　注意　※ この作品は完全なるフィクションです。登場する人物や団体名などは、実在のものといっさい無関係です。 なお、執筆当初、登場人物の会…

新宿の歓楽街、欲望渦巻く場所に存在するとある興信所の主、道下幽心(みちしたゆうしん)。 彼が普段請け負う依頼は簡単なお買い物から浮気調査、歓楽街にありがちな少し危険なものまで多種…

いつもと同じ朝。 いつもの顔ぶれ。 挨拶をして、授業を受けて、笑い合う。 ずっと、そんな日が続くと思っていた。 昼休みの終わり際、不自然な時間帯に、鐘が鳴った。 『これより、…

クトゥルフ×ブロマンス（×ギャグ）の異色ホラーサスペンス「怪異の掃除人」……の日常番外編その２。 というか、Twitterなどで掲載していた短編の再掲載です。 「続・怪異の掃除人…

『あやかし』×『バディもの』×ちょっと『お料理』 中国から逃亡してきた九尾の男と、妖怪に好かれてしまう家なし少年による、ブロマンスあやかしミステリ（になる予定）！ （ちょっとバト…

「フジミヤ」という肉に纏わる連作短編集です。 （番外編「芙二宮精肉店」はちょっとブロマンスっぽいです）