「わたし 子供」を含む小説

魔王が未だ倒されたことがない世界――ファンタズム大陸。 「――わたしが下界に降りて魔王を倒せば良いじゃない！」 適当女神のローラが、うっかり下界にちょっかいを出した結果、ヒュ…

わたしのうちは中洲にあった。川の流れに囲まれていたわけではない。高速道路の高架と国道バイパスの太く激しい流れのあいだにあり、川と川に挟まれた中洲のようだと思っていた。 子供の…

宇宙開発が急激に進み多くの人々が宇宙に移住した時代を生きていく、10人の日本人の少年少女の物語。 「みなさん、上を見上げてください。かつてわたしたち人類は、母なる星、地球の大地…

ドラゴンクエストの主人公に名前はない。 主人公はいつだって「あなた」であり「わたし」なのだ。 小学生の時に、従兄弟にもらって初めてプレイしたRPGがドラクエⅣだった。 ドラクエ…

幼い頃、父から虐待を受けていた有藤小夜は、命の実感を得られないでいた。子供の頃より何とか実感を得ようとし、父が虐待をした訳を知ろうとするが徒労に終わっていた。 そんな時、十五歳に…

車いすに乗る・・・なんて、そんなことは思ったことはナイと言えばウソになりますが。 あの『１リットルの涙』の映画やドラマでこの病を知り、まさかわたしがと思いました。 いま、お家や…

都会の生活に疲れた倫子が久々に地元に帰ってくると、ガンジス川に行ってくると言っていなくなった兄が帰ってきていた。しかも身重の風俗嬢と一緒に！ しかし、おなかの子は兄の子ではないと…

日記のような、エッセイのような。 ずっと自分は人間じゃないと思ってた。そんな私の書き溜めてきた過去の文章たちを、小出しにここに記します。 ちょっとした空き時間にも読める、短めの…

わたしはメグ。新兵医療班として第7支部に配属されたんだけど、血と処置が苦手な負け組で、毎日訓練についていくのだけで精いっぱい。先輩たちに転がされながら、なんとか軍人やってます。 …

ある年の春、私は６５歳で定年退職した。 ２人の子供も巣立ってそれぞれの家庭を築き、今は妻との二人暮らしの生活を送っている。 つつがない幸せな日々を過ごす中で、偶然出かけたホーム…

－短編（読了時間 約３分）－　 ひよこのぴよちゃんは、今日もおじさんに集められて、子供たちに触られます。 すべてセリフで描かれた、ショートショート。 「ねぇ、お母さん」 「…

早く大人になりたくて、たまらなかった。 わたしがまだ子供だった、中学一年生の夏のこと。 *** 【公開時近況ノート】 https://kakuyomu.jp/users/mi…

わたしはいい子にしてるもの

専業主婦のわたしと障害者のオット 世間からみたら圧倒的に 不利な「私」の立場 住むとこも、仕事もない ないない尽くしの私が 子供を連れ 無事に別居、離婚できるのか？？ 心が弱っ…

書き始めたのはいつからだろう きっかけすら思い出せぬまま 書き溜めた詩 どの子も大切な子供たちです 可能な限り毎日更新に励みますので、応援してもらえたら嬉しいです🍀

前世の記憶。それは、愛するひとと約束した。 病院のﾍﾞｯﾄでわたしの手を握って 「幸せだった。また生まれ変わっても一緒になろうね」 そう言って彼は旅立った。 その20年後…

わたしの伯母さんは、バーバ・ヤガーみたいな魔女だ。子供を取って食うことは今のところなさそうだけれど、ハーブを育て、あまり人と会うこともなく、一人で謎めいた暮らしをしている。わたし…

　わたしが入院しているのは橘精神医院。 　オーナー精神科医の橘先生とは発展途上国の戦場で知り合う。 　わたしは人の心を見、人の心の中に入り込む。 　知らない子供の声を聞き、天使の…

二十代半ばを迎えようとしているわたしは昔、ちょっと変わった子供時代を送っていた。 ５歳を過ぎたころ母親の精神状態がおかしくなり、両親は離婚。10歳離れた兄と母と私は、母の育った北…

「ねえ。知ってる？ 『想像する』って『創造する』ってことにつながるんだよ？」 不思議なものが見える主人公。 かつての親友への手紙を書く途中、魔の物に邪魔される。 彼女はいったん…