概要
愛犬家に送る妻と私とチロの物語
ある年の春、私は65歳で定年退職した。
2人の子供も巣立ってそれぞれの家庭を築き、今は妻との二人暮らしの生活を送っている。
つつがない幸せな日々を過ごす中で、偶然出かけたホームセンターで運命的な出会いをする。
ショーケースで愛おしそうに見つめてきたのは一匹の茶色い毛並みのプードルの仔。
妻と相談して、その仔を飼うことにした。
『チロ』と名付け、2人で子供のようにかわいがった。
2人の子供も巣立ってそれぞれの家庭を築き、今は妻との二人暮らしの生活を送っている。
つつがない幸せな日々を過ごす中で、偶然出かけたホームセンターで運命的な出会いをする。
ショーケースで愛おしそうに見つめてきたのは一匹の茶色い毛並みのプードルの仔。
妻と相談して、その仔を飼うことにした。
『チロ』と名付け、2人で子供のようにかわいがった。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!小さな家族とともに送る余生。賑やかで穏やかな、かけがえのない日々。
定年退職し、妻と二人暮らしをしている男性と、小さな小さな、新しい家族との出会い。
ある日、夫婦が暮らす家に、可愛いトイプードルがやってくるお話です。
とまどいも喜びも、ひとつひとつ丁寧に積み重ねて。
初めてのお食事。お散歩。無事に迎えたお誕生日、などなど…
愛に溢れた描写に、可愛らしい「チロ」の姿と夫婦の笑顔が目に浮かぶようです。
限りある人生、かけがえのない命を大事に生きなければ、と改めて思い起こさせてくれます。
犬が好きな方も、そうでない方も。
読んでいるうちに、「チロ」のあたたかな鼓動が身に沁み込んでくることでしょう。