「短編 色」を含む小説

診断メーカーで出てきたお題で書いた短編です。 あずみは『恋文代筆屋』です。髪は灰鼠色。瞳は翡翠色。能天気な性格で、呪符を使用します。仲がいいのは『影縫い』、悪いのは『蜂蜜屋』…

今年、エゾ連合王国のナコノレノレ兵学校・・・軍の将校たる士官の養成を目的とした教育機関を異色の人物が首席で卒業した。 サンゴ王国の第八姫、シーエルフのアリエル・シーポープそのひと…

寒い寒い冬の日、幼い少女セイランジュは、大好きなお母さんを亡くしました。 「お母さんはね、お星さまになったんだよ」 泣きながらお父さんが指さしたのは、淡い薔薇色のお星さまでした。…

いつもの時間に駅に向かった。 しかし、いつものように電車に乗ることはなく、行き過ぎるオレンジ色の車両を見送った。

■カクヨムコン4web小説短編賞 中間選考突破作品 「クリスマス × あなたが考えるクリスマスともっとも縁遠いもの（傾聴）」企画で参加！ 五次元からやってきた少女ラムが、多様…

魔王の右腕であり、勇者達と何度もぶつかり合った『獣王』と恐れられた狼男アルジズは、勇者との最終決戦で真実を知らされる。失意と怒りの中で魔王に反旗を翻した狼男は、勇者の血路を開く為…

“Love Bless You”…『あなたに愛の祝福を』そう刻まれた、桜色の一枚のコイン。 それを手にしたサキソフォン吹きの青年と、一人の少女のお話。 きよしこの夜、あなたにも素…

短編です。 真っ赤な雨が降るようになった世界での、とるに足らない小噺です。 読み終えた後、もう一度読み返したくなるような作品を目指しました。 誰かの心に何かを残せれば…

わたなべりえさんの「おっとり馬くん」を見て思いついた、 そちらの主人公と自作小説のキャラクターを組み合わせた短編です。 こちらはキャッチコピーのように競馬色が濃いので味はまるっき…

これは一人の少女と一人の女性による、ささやかな出会いと淡い恋の物語。 ※こちらは五月雨葉月/姫宮煌輝様（@samidare_hazuki）主催の百合アンソロジー【Innoce…

サンタクロースの夢を追った男を引っ張り続けた、ニヒルなトナカイの独白で綴る、聖夜に燃えた命の輝き。

ほぼ毎日総天然色の夢を見る。夢の中で旅をする。 うつくしい夢、おそろしい夢、わけのわからない夢。 捨て置くにはあまりに惜しいため、記憶する限りの記録。 ――夢見たらそのうち増…

不思議な迷路に魅入られる、 心を閉ざした空想少女。 現実惑わす世界にて、 その目は何のユメを見る？ メルヘンティックでメランコリック、 誘うリアルとアンリアル。 日陰で夢咲く時を…

　長かった大戦が終わり、没落した我が家のために亜人の少女フクスは身を売ることを決意する。彼女が売られるのは湖に浮かぶ遊郭都市『金魚鉢』。そこでフクスは蒼色キンギョ、ミーオと巡り会…

ロケーション 　・都市と箱舟の中間に位置するオアシス 登場人物 　・アサカ 　・カルマ 　・その他

最後に好きな色をきかれたのはいつですか。 誰かから受け取った言葉を思い出せたとき、少しだけ自分を好きになれるのは私だけですか。

徒然なるままに、日暮らし、5.8 インチのほどほどに濁った光に向かいて、誰かが擦り尽くしたような言葉を並べながら、著者の卑屈で慢心した自意識を、表題の通りに吐露する。

その猫の黒色は、私の髪の色と同じだった。 その猫を私自身だと思い、私自身であるように願った。 私と黒猫エインセルの物語。 ※他サイトでも公開しています

淑成は才子で、童試を控えている身であった。しかしある日、「それ」に出会ってしまうーー。

　わたしはかき氷のブルーハワイ味が嫌いだ。 　味の名前のくせをして、なにがブルーハワイだ。おしゃれぶっているけど、単に色と地名を組み合わせただけじゃないか。全く味の想像がつかな…