「短編 猫」を含む小説

気づくとカニはグランドにいた。 心配する猫。 追って来るカラス。 その理由は実は……

　俺の名はタイガ。 　彼女を一目見た瞬間、俺は心を奪われた。 　 　黒のメッシュが入った鮮やかな金髪に生えた虎耳に牙を模した黒の横髪、それでいながら虎の尾が生えていない。俺と同じ…

七が三つ。それが意図せずに起きてしまったピエロの話。 いまでは『元』ピエロ。

丸井家の飼い猫テツには不満がある。片時もご主人の側にある、無口なあいつ。四角いボディに1つ目をつけたあいつが、テツは気にくわない。

死告獣《しこくじゅう》に村を滅ぼされ全てを失ったフィル。 偶然出会ったアンドルフの強さに惹かれ、死告獣を倒せる程強くなる為に弟子になるもアンドルフはとてつもない怠け者で普段から寝…

『七ページ目を追いかけて』の『三つ目は猫ノ集会』から、主人公たちが辿らずに済んだルートです。 主人公たちは猫たちに「無罪」と見なされた。なら、もし「有罪」と見られていたら？ ※猫…

いつものように書斎で愛する本と過ごす『わたし』のところに顔を出したのは姪の琴葉と猫のマオ。 どうやら琴葉は随分とお怒り。 何故だと困惑する『わたし』は、やがてマオがしでかした失態…

なんでもない夜。 キレイな夜空と、気まぐれ猫は、あなたに不思議なものを連れてくる。

海岸には猫の死体。街道には人の死体。意味がなかった。なにもかもに。

四人が織りなすテレワーク。 照れ無しでは語れません。

　我が家で飼っている猫について、飼い始めた経緯を短編小説にしたものです。特にこれといって変わった話はないのですが、よろしければご一読下さい。

仕事のストレスが溜まりに溜まり、リモートワークになっても疲れている「私」。そんなある日、朝起きたら猫耳が生えていて……？　もうこのままでいいから、家で楽しいことしよっか。

時は、少し遠い未来。 世界政府から全人類に対して「ひきこもり命令」が出された。 「ひきこもり命令」を守らずに外出する人も多いなか。 おうち時間の大好きな三咲（みさき）は、自分な…

世界では「子猫病」という突如人間が猫になる病気が蔓延していた。 原因は分からず、しかしどれも一過性のもので長期化はしない。 日本も例外ではなく、子猫病にかかる人たちが一定数存在し…

亮太は会社帰りに、実家の猫に会った。 ”今から踊りに行くよ！” ”え？” ちょうど３３３文字の短編。 横浜市の踊場駅。ここは猫が”ねこじゃ　ねこじゃ”と踊る場所。

普通やら常識なんて概念は、都合よくでっち上げられた虚構に過ぎないと思わないかい。

好きな人が自分のせいで傷付けばいいのにと願う、夜明け前の短編です。

吾輩は猫である。 名前は―― 「貴方は勇者！　勇者です！」 女神っぽい奴に草原に投げ出された私は。 するどい爪で全てを切り裂いていく！

猫の日記念。 タイトルこそ数年前に大ヒットしたアニメ映画を模してますが、内容はまったくの別物ですのであしからず。