「一人称」を含む小説

柚樹(ゆうき)は普通の人間よりも特異体質だった。 第六感というやつだろう、と自分では思っている。 そんな柚樹の元に一年前、唐突に現れた黒髪の女の子。 地縛霊よろしく傍に居る沙夜(…

とある男子高校生たちの、カードゲームの話

行動しようとすると、声が聞こえて、次の行動を決めてくれる。危険なものは避けられる。他人が『第六感』というらしい、この感覚をマオは普通だと思っていた。でもこれはマオだけの特別な感覚…

自分はアニメが好きなんだと、そう周囲に言えるようになったのはいつからだろうか。 あの頃、その世界を知る人は誰もが願わずにいられなかった。 彼女たちを遠くから眺めて、時々巻き込まれ…

引っ越してきたばかりの僕にとって散歩はちょっとした冒険だ。近所を歩くだけだといって侮るなかれ。運命の出会い、それは第六感で嗅ぎつけたおいしい香り。

不死の呪い又は祝福を受けた魔法使いと、その弟子の温かく、少し泣けるファンタジーストーリー。 数々の話で、大抵主人公は弟子ですが、今回私は、師匠に主人公の座を渡し、一人称視点で本…

鴉天狗の父娘が仕事で疲れ切ったアラサー女教師を甘やかすお話です。 KAC短編「第六感」の参加作品。 あやかしぴあののスピンオフ短編です。 本編はこちらです↓ https://…

兄、英介（えいすけ）35才。妹、美英（みよし）24才。 ここ5年在宅勤務の兄を、所謂OL2年目の妹は勝手に底辺ニート認定している。 しかしながら兄の本当の(ネット上の)姿は…… …

父の再婚相手の息子が、アイドルグループの推しでした――そんなドラマ染みた生活が始まって早半年。何故か屋上で、少女は少年と対峙する。※ジャンル違いかもしれませんが、大目に見てくださ…

河野彩は市内の高校に勤める教師。 仕事で疲れ切った心を癒すべく、公園のベンチで大好きなアイドル系リズムゲームを開いていたら見知らぬ女の子が現れてこう言った。 「このひと、パパに…

　異世界に呼び出されて八百年が経った。チートは老いることのない身体。人の八倍の一生を生きた俺に敵はない。しかし俺の隣に並べる者もまたいない。 　ある日、Ｓ級難度（生死保証せず）の…

自分用に書いた声劇台本。 所要時間が10分前後と短めなダークコメディ。 ⚠注意事項⚠ １：使用の際の連絡やリンク貼りは不要ですが、必ず作者を明記してください。 (応援などで反…

　訳ありの二人の男を、彼らが助けたサンカの少女の一人称で語る話です。

十三段(とみた)澪(みお)は、家が普通では無いけど、本人は普通の女子高生。 ある日、古くからお世話になってるイケオジ、荒国さんからの知らせで家族の危機を感じた途端、逃げずに家に帰…

暴力団御用達の訳あり食堂へ迷い込んだカタギの人間。 彼と店主が織りなす物語を、店で出される料理のうまみを一人称でも三人称でもない表現で、再現します。 それと、プロローグにはほ…

双子の姉妹、大戸杏那と芹那は母親の再婚に伴って家を出る。 新たな家主となったのは、従兄でアーティストの晶斗だった。 姉であるわたしは晶斗を気に入り、好みが似ている妹に先を越されな…

飲む、僕は飲む。

習作です。古いサッカーファンの方ならご存知ではないかというアレを、一人称視点で書いてみたものです。 注　メキシコシティのアステカ・スタジアムは、１９８６年当時では収容人員で世界…

自転車で登校中に突然召喚された異世界は現代日本とほぼ変わらない文明レベルの学校の中だった。学生生活を続行しながら生きる術と帰る方法を模索する中、この世界が幼い頃出会った人がいた世…

※第一話で好き嫌いがはっきりしますのでお試しください。 歪んだ愛情(ヤンデレ、シスコン、ブラコン,etc…)は誰にも止められない！？　学園暴走バカ無双ラブコメここに開幕！ ……