「ホラーかな？」を含む小説

大きな駅で待ち合わせをした友人と主人公。 しかし、待ち合わせの時間になっても合流できない。 友人を迎えにいくために移動するがすれちがいばかりで……？ ↓前回の投稿↓ 『魔法を…

倒産し、行き場を失った田中雅也が見つけた奇妙な仕事――山奥で1年間サンドウィッチマンとして立ち続けること。人の通らない山道、小さな山小屋、不気味な看板。そして、少しずつ現れる「客…

奴隷のように生きるイトは、村を襲う『悪いもの』マカミと出会う。自分の出生の秘密、村の理不尽を知り、イトはマカミとともに村に復讐することを決めた

一級建築士 建山斗偉志（たてやま といし）小さいながらも事務所を構える彼のもとに、今日も変な依頼が迷い込む。

『何処かおかしい彼女の姿』 いつからか接点のない彼女は僕の生活の一部になった 『治らないぼくのこころ』 いつからか彼女は僕に入り込んだ 彼女がおかしくなったのか？ それとも僕が…

ある精神病患者が施設で暴れた。「このままだと人間は足がなくなるぞ？」と言いながら。事件を聞きつけた新聞記者が取材すると、彼は答えた。 自分は昨日、不思議な夜行列車に乗ってしまった…

戦後の広島。 ならず者の男の所に一通の電報が届く。 世話になった兄貴分が危篤との事だった。 駆けつけた男が見たものとは……――― 同設定の長編小説「八朔日の贄」↓ https…

百物語。夜に複数人で集まって、百の怪談をする。ひとつ、怪談が終われば蠟燭の火を、ひとつ、消す。それを百になるまで続ける……。

　王族出身ながら魔王討伐のパーティーに加わった、「私」ことシルフィー。彼女は魔王との最終決戦前、勇者から一つの質問を投げられる。一人の未来を取るか、世界の運命を取るか。彼女は勇者…

私はホタテと名付けた猫を飼っている。 キジ白模様の可愛い雌猫は、毎晩私の腹の上に乗っては撫でるようせがんでくる。 午前2時、私の腹の上に乗ってきたのは……猫？

短文投稿SNSで見かけた怖い話です。

舟のうえで目が覚めた「私」は、いつの間にか、難破した舟が寄せ集まってできた、ひとつの島のような場所にいた。遭難か、あるいは記憶喪失か。自身について、そして自分の今いる場所について…

かつて、大きな災厄があった。 何があったのか。今、それを知る者は殆どいない。当事者の多くが死に絶え、世代も移り変わっているのだから。 しかし過去の記録を参照すれば、当時の出来事を…

　オタクに優しいギャルはいないし、学校の屋上は解放されていないし、生徒会は権力を持っていない。 　フィクションではお約束のあれこれは現実には存在しない。しかし、それら『お約束』を…

電車の行ってしまった駅のホームには、私一人だけ。 自販機の稼働する音だけが、あたりに響いている。 そこに訪れるのは、一対の異形。 いずれ、シリーズ化しようとしてた短編です。：…

　七日以内に死ぬ人間の、死んだときの姿が視えてしまう男子大学生・守部 結人（もりべ ゆうと）は、ある日飛び込み自殺を図ろうとしていた見ず知らずの女子大生・橘 逢生（たちばな あい…

これはある少年のカウンセリング記録です。 ASMRや実況動画などで寝ホンをする方はくれぐれもご注意ください。

斎宮椥辻には、血の繋がらない姉がいる。 花の高校二年生、十六歳の波羅場囀子。異常な家庭環境から逃げてきた彼女を匿って早一年。 穏やかな日常は、突然壊れた。囀子の異常な発熱と手首に…

昔々、罪人達は穴に落とされた。ただ、穴の底で生き抜く術を身につけた罪人達。 ある日、彼らの子孫である主人公は、穴に落ちてくる白い手紙を拾う。 そこに書かれていた驚愕の内容とはーー