「ただわたしだけが」を含む小説

僕の彼女は押しに弱い――躊躇いがちなのに、彼女は僕の言葉にどんどん応えてくれる。そんな彼女は僕の心配をよそに可愛くなっていき、クラスでも目立つ存在に――。 じれったい恋愛物と…

水の精霊（ウンディーネ）たちは、湖のほとりで普段通りの日常を思いおもいに過ごしている。そんな時に召喚士の呼びかけがかかる。召喚士の見定めをする水の精霊たちであったが、相手が火焔竜…

笑顔が取り柄の頑張り屋（自称）、カミレの自由帳です。

彼は高校生であり、学校の夏休み期間中は毎朝このベランダで過ごすことが日課となっていた。しかし、この日は何かが違った。彼の目の前には、隣のマンションのベランダに立つ女の子の姿があっ…

　新しい国家元首が即位して最初の年にブレダ王国は帝国と戦争をしていた。 　ある日、突然ブレダ王国上空に複数の彗星が飛来し敵軍機と街を破壊した。 　飛行機が星の欠片に衝突しボロボロ…

五年前、私たちの星に宇宙人がやってきた。

「狭山じしんも被害者だと思っているのかもしれません」 「被害者？まさか狭山が・・・」 「父親が不始末を起して自殺した。じぶんの才能を伸ばして豊かな人生が待っていると思っていたのが…

カレーの腐った話の前日談であります。時間があれば読んでみてくださいませ！ ちなみにリアルでは祖父が腐った味噌汁と世紀の対決を経て、3日寝込むという名誉の負傷を遂げたりもしていま…

わたし、羽島弥央《はしまみお》は小説家をやっているて、今は次々に来る応援の通知を眺めている。 でも、コメントがなっかなか集まんないんだよねえ。最近は反応も総じて減ってきたし、面白…

海の底に暮らす小さな竜は、ちょっと気弱な女の子。 秘薬の力で人間に化けて、友だちと一緒にこっそりと人里を訪れることに……

職も失い借金だらけのケンタロウは有馬記念で大勝負を決意した。100万円まで負けると次のレースだけは締め切りに間に合う直前に勝ち馬が解るのだ。ようやくその日の負けを取り返し少しだけ…

　偶然口にした禁断の果実は素晴らしく甘かった。 　これは当時小学3年生のわたしが親の財布からお金を盗んでいた救いようのないお話です。

幼少期の祖母と潮干狩りにでかけた思い出。 「黒歴史放出祭」参加いたします。

家庭教師時代に起きた、未だに心の中に残っている気まずくて恥ずかしかった過去。 「黒歴史放出祭」なるコンテストを見かけたので私も放出しちゃいます。

とある女の子のお話。 「わたし」は、自分の部屋が大好き。 でも…。 『蜘蛛は成る』 ちょっとわかりづらい内容かもしれません。 あと、初めてのホラー系短編なの…

休学中だったわたしがパーティーに行くと、いきなり婚約破棄された。 訳の分からぬ理由でそのまま投獄されてしまう。 一週間後、国外追放の刑を言い渡されたが、国境に行く前に森で暗殺者に…

なんの意図もなく、自分を空中に置き去りにした主人公。 その日から、背後に誰かの気配を感じるようになる。そこにいるのは、あなた？わたし？

*.....*.....*.....* 今日はわたしの 記念すべき15回目の誕生日 パパ、ママ、大好きだよ 二人の子どもに生まれて幸せ でもね、わたし、この日が一…

　わたしには三分以内にやらなければならないことがあった。ルームシェアのために仮押さえしている住宅の内見に行った彼女が、その部屋を勝手にキャンセルしてしまったというのだ。その真意を…

天界の大御神の末娘、天使のリリーことリリアナ姫は、玲瓏たる紅い月と呼ばれる魔王のもとへ輿入れをする。 愛されることを知らずに生きてきた彼女に、魔王の彼はどう接してゆくのか。 こ…