「それでも生きている」を含む小説

西尾維新先生の刀語りの魅力的な敵キャラクターたちを見て、 影響されて書いた小説です。 ふつう作品の主人公は生き残った勝利者だけど、 毎回主人公が死んでおわる作品があってもいいんじ…

界隈でちょっとした心霊スポットとして知られる古びたアパートの撤去工事の日。通学中にその前を通りかかった高校二年生の陽葵(ひまり)は、その日を境に何故か同級生の喜多川がキラキラ輝い…

異世界ものだけど違うこうじゃないみたいなものを書いてみました

雜賀航輔（さいがこうすけ）はライフセイバーとして働く青年である。 ただ、幼い頃からヒーロー系に憧れを抱いており、人助けを趣味として生きている。 そんな中、海で溺れる超絶S級美少女…

応募したいコンテストがある。しかし想像もつかなければ圧倒的に字数も足りない。おまけにおれたちは……。おれは親友のあいつ、オレと。社会的な死を避けるためにデスゲームに参加することに…

　日本霊異記の上巻第九『嬰児の鷲に擒（とら）はれて他の国にして父に逢ふこと得し縁』を完全に読み違えた人の捏造です。あまり含意はありません。 　　　　　　　　　　　　【あらすじ】…

僕たちはまだ、終わらない夏を生きている。

キャラクターだって生きている。だから、気持ちを抑えつつ、声が割れても。リップ音を練習したり、口の中の唾液の音にすら気遣いながら。 わたし。 あなたの苦しみを、演じるわ。 それはと…

もうひとつ奇妙なのは、この若い男の額に、CAINと焼き鏝で刻印が押されていたことだった。 殺人の噂を聞いて、脇坂の両親が届け出たので若い男の身元が割れた。 家人には友達と会うと言…

世の中には様々な美味があります。私はなんでもない美味を大いに好む「ガストロノーム」。さて、どんな美味に出会い生きているのか。悲しいほどに美味との出会いを求める私は「悲しきガストロ…

日々鮮やかに色を変える空に見守られながら私は生きている。美しく、奇妙で、気まぐれな空の話。

憎む、悔しくなる、惨めになる、恥ずかしくなる、怖くなる。みんなそう思いながら生きている。生きるってそういうことだから。前を向いて頑張ろうとすること、それは一番楽しめる方法だよ。

アスペルガー症候群(現在の名称:自閉症スペクトラム)を持っていて、精神障がい者として生きている「猫」こと『私』がたまに考える事のメモみたいな物

異世界転生したら最強でした。 レベルが誰よりも高ければ最強じゃん。最強になれれば地位・名誉・金が全て思いのまま。そしたら、もう前の世界に未練なんて無いよね？ これは、世界最高の…

　かつて英雄と呼ばれたヒサギは大戦に敗北し、戦犯として処刑されたはずだったが、数十年後の世界で目を覚ました。 　あてどもなく浮浪者として生きていると、紆余曲折を経てギルド職員にな…

　俺はフツーのオトコ。自己紹介は以上。 　それでも男は男なので、フツーなりに男として生きている。 　ただなー？　最近、一人の女に執着されて困ってる。 　あ、勘違いすんなよ？　俺と…

　俺の名前は葛瑠夏（かずらるか）。歳は十九、性別は男。 　そんな俺は、女物の服を着て、メイクをして、ネイルをして、可愛らしい見た目になって生きている。 　そして俺には今、好きなヤ…

小さな地方の街で、大学生の私は「花祭り」の準備に精を出す。花を愛する私は、その日を楽しみに日々を生きている。ゼミでの飲み会、恋人との時間……普通に見える私は、ひとつだけ普通じゃな…

私は、何のために生きているのだろうか。 そう考えると、私の人生つまらない。 でも、私は生きる。 これからも。 私の色で。