「#龍」を含む小説

星降る世界の龍仙師番外編です。見習い編が終わったあたりのセイとリュウユウのお話。本編を読んだ方向けですので、何卒よろしくお願いいたします。

宋代の『爾雅翼』にいわく、角は鹿、頭は駱駝に、目は鬼、首は蛇、腹は蜃、鱗は鯉、爪は鷹、掌は虎、耳は牛に似るとされる。これを『龍』と呼ぶ。

俺の名前は矢島龍騎（やじまりゅうき）。 高校二年生で１７歳。 勇ましい名前をしているが実際はそんなに勇ましい姿では無い。 なにぶん俺はボッチだ。 だから勇ましさなどこれっぽっちも…

　私こと古賀綾文は、春が好きではない。いかに世間が春をもてはやし、明るいイメージで語ろうとも、肯定しきれずにいた。――あの子と出会うまでは。 この作品は作者当て企画参加のため、…

母を交通事故で失った勇樹は、小学校の卒業式を迎えた。

龍馬は親友に裏切られた後、青山見に修真の道を引き込まれた。 彼は長い旅の中で修練が強くなり、多くの珍しいことに出会った。 強大な法宝、仙人の遺跡。。。

貞操逆転男女比１：１００００くらいでもお腹いっぱいなのにそこは幕末に極めてよく似た異世界でした。 その上偉人達もみんな美少女だ！！ 俺はこの世界で自由に生きてみせるんだ！！

エイプリルフールの日から23日後。4月24日に親友の白地 龍馬(しらち りゅうま)とメッセージアプリでやり取りをしていた時の話。 白地龍馬は俺の親友だ。中学一年生の後半から意…

　さびしい少年は別離を恐れ、香神木は瞳で愛しみ、桜は禁忌をささやいた。 　――「絶対に、あれを侵すことは許さない」。 　　　◇ 　山の社の老神官に拾われた、忌み子…

テーマ『卒業』作品二作のオムニバス的なやつです。 ※　本作は元々声劇用に書いたシナリオですが、SSの感覚で楽しんでもらえれば幸いです。 以下、各話詳細。 『あなたと二人、卒業式…

この異世界には人間、動物を始め様々な種族が存在している。多岐に渡る生物が棲むここは異世界「ソウルエンド」 この世界で一番権力を持っていると言われる王族の“ロックロス家”は、その千…

　聖レイシス帝国は、疲弊していた。 　祓っても祓っても一向に収束する気配のない瘴気と魔素、日々増えていく魔物の討伐で。 　休みなく続く浄化と討伐に終わりは見えず、世界を徐々に魔素…

少女「咲夜」の住む村では、毎年六月に神送りという生贄を捧げる儀式が行われていた。 幼少の頃から人の心や感覚を気取る異能を持っていた彼女は、家族や村人から気味悪がられ生贄に選ばれて…

山奥の母の実家には竜たちが住んでいて、思春期の私は帰省の度に彼らに会わなければならないことに居心地の悪さを感じていた。 竜はこの土地の信仰の対象だったが、その血はすっかり薄まって…

　その日、外回りだったサラリーマンの智成　全(ともなり　ぜん)は、直帰の許可が降り揚々と自転車で帰路へつく。 　帰路の途中、全は些細な事から中高生3人組の真中　聖人(まなか　…

　黒髪の青年は、守護霊を操り霊獣を狩る”冒険者”である。 　東の国の片田舎で気ままに生活をしていた彼は、とある出会いから故郷を離れることに。 　その旅の最中、彼は数多の事件に遭…

北鎌倉の一角に居を構える一家は、祓い屋を家業としていた。 高校生の煌道風夜は、相棒の飛龍とともに、日常に蔓延る怪異と対峙する。 雑誌『カルチェラタン』で短編連載中のシリーズ「北…

龍司は幼き頃、龍に会い気に入られる。

催眠術師が実在する都市・『紫龍園州』。 そこで起きた四つの連続怪死事件の謎が、事件の数年後になって明らかになりつつある。 全ての怪死は自殺だったのか、それとも催眠術師による犯行だ…