「現代短編」を含む小説

　本作品は「小説家になろう」でも、宙色紅葉の名前で投稿しています。 　11/22（水）の午後九時に小説が投稿される予定です。 　自分の言葉を他者の脳に直接送ることが出来るという、…

親を亡くしたある姉と妹の崩壊、そして再生の物語。

ズボンのチャックがない。 焦る僕の灯台下暗しストーリー

親を亡くした姉と妹の崩壊、そして再生の時。

虚空に浮かぶ腕を見た話です。

血溜まりの中にある両親と妹の死体。 その血溜まりの中で聖剣エクスカリバーを見つけたぼくは、それを手にして悪を斬る。

流されるような思い込みのような信じるようなそれでいて不思議と回っているような。 そんな奇妙な話です。

亜寒帯の国で麗しき少女と出会った。名はエレーナ。遠くて近い恋愛短編。

若くして現実を眼にした少女・富士宮然自。 この日は顔も知らない遠い誰かとゲームをしている時。

主人公葛西佑樹はある日、推しのアイドルラブパレットの、ライブにしかし事情により。ライブの開演時間が延期に、飯を食べようと町に出ると角で女の人とぶつかった相手はなんと、推しのアイド…

ある日を境に毎晩、死神を目撃するようになった一人の男性。 その死神は自分を迎えにきたのだと悟り、死ぬまでの間その奇妙な出来事を日記に記そうと決めた。 しかし死神は彼の前に現れ続…

短編です 日常系の物語です。

『ノスタルジック・シンドローム』。 　それは、まるで白昼夢のように、自分以外の人が消えた世界に取り残される現象。 　そこは「記憶の中にあるような無いような世界」であり、どことも…

　――夢を見ている。 　私が、大勢の人に囲まれて、笑っている夢。 　とても楽しい。 　お酒を飲んで――お酒は得意ではないけれども――食事もして。 　本当に、幸せな夢なのだ。 　ま…

その地に暮らす人々を守る土地神。彼らは決して空想ではなく、実在する。そして、彼らを守る者達もまた、実在するのだ。 土地神とその地に住む人々を守る仕事をしている彼の話。

梅雨の時期だけ現れる、梅雨の街。 それは世界中どこを探しても見つからない、理から外れた街。 それは彼が、彼女のために造ったワンダーランド。 彼女は、過去を回顧しながら、彼と街を…

あの時、手を繋いでいたのが悪いと思うんだけどどうだろう。 これも君に言わせれば僕の……。 手は震えて真っ直ぐな線が引けない。定規どこだっけか。