仲間がいなくなった世界

小春かぜね

孤独になった私

 どんな世界だって、仲間が必要で有る。

 一人でも、何とか成る時も有るが、仲間がいれば心強い!


 みんな大好き異世界ファンタジーやロールプレイングゲームRPGなんか、必ず仲間がいる。

 一匹狼で仲間や恋人・婚姻関係を一切作らず、孤軍奮闘で展開する異世界ファンタジーも有るはずだが、書籍化やアニメ化までの人気は無いだろう?


 それに仲間がいるから友情や愛情が芽生え、物語が更に面白くなる。

 難題や苦難を仲間と共に乗り越え、パーティ同士の激しいヒロイン争奪戦に勝って、最後はボスとなる相手を倒す!


 そして、最後に待っているのはハッピーエンドだ!

 このような展開が待っているから異世界ファンタジーを含め、冒険物は読んでいてやプレイしていても楽しいし、続きやエンディングが気になる。


 独り善がりの異世界ファンタジーなんて、読んでも面白くないだろう!?


 ☆


 学校の世界や仕事の世界だって、仲間がいるのと居ないのでは全然違う。

 また、仲のよい異性がいれば尚更よい!♪


 仲間がいれば、毎日の学校や仕事が楽しみになるし、分からない事や難題も仲間がいれば解決出来る事が多い。

 学校なんかは、一人では出来ない事も非常に多いから、ボッチの学校人生は先ず詰む///


 特に、仲間で一致団結する行事に関しては本当に違う。

 体育祭や文化祭。クラス演劇や合唱など、みんなで一致団結する行事は一人では詰まらなさすぎる///


 また、誰かから苛めや嫌がらせを受けても、仲間がいれば助けてくれるし、その相手を倒してくれるかも知れない!

 これが一人だと追い詰めらたのち、登校拒否や退職などに追い込まれ、更には心の病気に成ってしまうが、仲間がいればそのような事は起きにくいだろう。


 そして、この小説の世界でも仲間がいれば、お互いの作品を読み合ったり切磋琢磨が出来るし、時には傷の舐め合いも出来る?

 もっと仲良く成ればOFF会などの形で、ネット交流からリアル交流に発展するかも知れない。


 だが、私の場合。リアル交流までは求めていない///

 繋がりはネット交流までと、私は決めている!


 あくまで、先ほどの文章はと言う事で///

 リアル交流は、お断りです。

 

 どんな世界でも仲間は大事で有り、仲間がいない世界は孤独と不安しか無い。

 高齢化社会で問題と成っている孤独死も、言い換えれば仲間がいないから、孤独死という運命をなぞってしまう。


 ☆


 私にも過去には交流する小説仲間がいたが、現在はほぼ孤立状態に成ってしまった。

 アカウントを消した人もいれば、学校や仕事の関係で、積極的な執筆活動が出来ずの休眠状態の人や……私に愛想を尽かした人など///


 個人名は出さないが、とある三人の方とは非常に仲が良かった。

 悩みを相談し合ったり、私の作品をほぼ読んでくれたり、私もその人たちの各作品の更新を楽しみに待っていたりと……あの時の私は、私の作品が読まれる事も大事で有ったが、その三人の方との交流も大事で有った。


 しかし、その三人は各事情で、この世界から離れてしまった///

 それと同時に、私も見えない何かを失った。


 張り合いというのか、楽しみというのか、やる気というのか……それ以降は読者PVが当然減るし、応援コメントも無くなる。

 次第に……私の強い執筆活動は薄れていった。


 ……


 仲間が全くいなく成った訳では無いけど、以前ほどの強い交流は無い。

 これは私の生活変化も有るが、お互い励まし合う関係の人は現在いない。(執筆時)


 仲間がほぼいない世界で執筆活動を続けていても、張り合いが無いし頑張る気持ちも湧きにくい。

 また、読み専や一見いちげんさんは評価(★)を先ず付けないし、メッセージも余程の事が無い限り残していかない。


 読み手も全くいないのでは無いが、その数の少なさではモチベーションが保てない。

 必ず『❤』を付ける人は、指で数えられる人しかいないし、評価を付ける人も固定化気味で有る。


 中には作品を読まずに高評価(★★★)だけを付ける人もいるが、この人達は論外なので、私の中では無視をする。

 せめて一話でも良いから、読んでから評価してくれ///


 これが、私の小説世界現状である。


 ……


 そんな状態では、執筆活動をする気力がドンドンと削られていく。

 一応。連載中の作品は全て、完結出来るように構想は纏めてあるが、需要が無い作品を頑張って執筆する気は起きない。


 今のメイン作品も完全と成ってしまい、事業で言えば完全赤字で有る。

 活動当初の頃は『閲覧者が例え一桁でも、最後まで書き抜く!』の気持ちで有ったが、現在は完全さじを投げる直前だ!///


 この、孤軍奮闘状態がもう一年近くに成るが、流石の私も色んな面で限界が来たようだ……

 そして、私は(も)、静かにこの世界から立ち去るしか無いのだろう。


 『間隔が空いても良いから、書き続けろ!』や『途中で止めるな!』と、言う方もいるだろうが、この世界で対価(収益化)を貰える事を知ってしまうと、どうしても対価が欲しくなる!

 対価が貰えるから頑張る事が出来る。これは仕事でも同じことだ。


 仕事なら、時給千円以上の賃金を貰える時代に成ったが、小説世界は投稿だけでは対価は貰えず、読まれる上に投稿サイトが契約している広告を見ないと、対価が発生しない仕組みである。

 更に対価(広告収益配分)を支払うサイトは、このサイトを含めてまだ少数である。


 中には、投げ銭(寄付)が出来る小説投稿サイトもあるが、人気が無い作家に投げ銭をする人は先ずいないだろう。

 このサイトもという形で、金銭応援が出来る仕組みと成っているが、私のプロフィールを見れば一目瞭然だ!///


 けど、一番の問題は活動当初より、対価の単価が減らされているのもある。

 株価はバブル後最高値なのに、配分の方は単価や単位が下げられている?


 それだけ、少ないパイの奪い合いに成っているのか、それとも運営側の経営が厳しいのかは私には分からないが、今後は対価を貰うより、投げ銭きふの方を主流にしないと私を含め、作家さん達の生活は厳しく成るだろう?


 ……


 未練は残るが、殆ど読まれない物語を書き続けても時間とお金の無駄だし、私の目や指先も疲れる上、心はもっと疲れる……

 だが、これが最後の作品に成らないようにしたい。←冗談抜きで///


 孤独になっても、本当に匙を投げるまでは頑張りたい……と、私は感じている。


 ……


 おわり


 ☆追記☆


 最後までお読みいただき、ありがとうございます<(_ _)>

 出来れば他の作品も、お読みいただければ幸いです!///


 そして、応援コメント及び、❤や★もありがとうございます♪

 これで、何かが変われば本望ですが……もう少し、かじり付いていきたいです!///


 ……


 えっと……その時は思いましたが、正直迷っています///

 やはり伸びないし、名も無い人間がなげいても、特定の人しか相手して知れくれない事が良く分かったから。


 ……匙は本音を言えば投げたくない!

 けど、私に才能が無いのも分かっているが!!


 ☆


 そして数日間。色々と悩んだ結果。

 限界まで活動を続ける事にしました///


 あれからもPV数は伸びず、期待していた状況は起きませんでしたが、私以外にも似たような方がのに気付き、変な話しですが気が紛れました///

 作品を読まれて更に継続されるのが一番大事ですが、変に張り切って書いても、物語の展開に影響を与えてしまい、却って悪影響に成っていたかも知れません。


 そして、私は批評を受けるのが嫌いな方です///

 メンタルは弱い方だし、出来れば高評価ばかりくれるイエスマンが大好き♪///


 正直言えば、過去の仲間や現仲間も、私の作品を褒める事しかしませんでした。

 例外は少し有りましたが、その時の私は正直言って面白く有りませんでした。


 ですから、みずから悪い部分を聞きにいったり、自主企画で聞ける機会が有っても参加しませんでした。

 けど、批評や指摘も受け入れないと、よい作品が作れない事を改めて知りました。


『読者が作者を育てる』と言う言葉を良く耳にしますが、あながち間違ってはいませんね///

 でも、過剰な読者介入は嫌ですし、拒否しますけど。


 今までの経験と、今回の反省と得た物で、今後も執筆活動を頑張っていきたいです!


『明けない夜はない!』


 そう、信じて……今日も執筆活動を続ける。

 人生に無駄な経験が無いように、小説活動で得た経験も必ず昇華させて、私は一流作家へと成る!?


 これで、本当のおわり!

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仲間がいなくなった世界 小春かぜね @koharu_kazene

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