「開けて」を含む小説

蜜キンカンになったつもりの擬人化エッセイで御座います。 お店の番。販売の最中に転寝をしていた主人公。いざ目を開けてみると。何故か自分自身がキンカン。蜜キンカンへと変貌をしているか…

　早秋よりも残暑と言う言葉の相応しい陽気の頃、焦がした肌の色味も抜け切らぬ少年の私と対比するように青白い彼だった。 ※　本文『九月の彼』より引用

　僕は荒木冬弥（ふゆきとうや）。中高一貫の学校に通う平凡な……周りからはそう思われてないみたいだけど、まあ 　僕自身はそう思っている。そんな僕は一歳下の後輩女子、冬山唯（ふゆやま…

妹のように接してきた幼なじみに、尊敬のできる頭の良い先輩。そして気軽に軽口を叩きあえる男友達のような友人。 永野未来は、そんな三人の女性から同時に想いを寄せられる事になった。し…

古書店店主×幼馴染大学生のＢＬサスペンスミステリー。 古書店『現世堂（うつしよどう）』の店主・檜山正樹。三十歳でありながら総白髪と全身に酷い火傷痕を持つ彼は、古書の他に一風変わ…

　夏休み初日。 　青年・神谷（かみや）妖一（よういち）は大掃除として自宅の倉庫の奥にしまわれてあった古びた箱を開けてしまう。 　その中には大量の【妖怪‐あやかし‐】が封じ込められ…

アルバムの中には「彼がピアスホール開けてくれた記念」のような他愛もない出来事がたくさん詰めこまれていて、その一つ一つがワタシにとってはまばゆい煌きをはなつ宝石のようなもので、さし…

結婚してからこの方、「私」と「夫」との間には一度も関係が無かった。だがある晩「私」は見てしまった。 五年後、「私」と「夫」の間には三人の子供ができ、周囲からも羨まれる程になってい…

　救国の剣聖と呼ばれるエルーシャは、俺の幼馴染であり恋人だ。俺を愛しているからこそ、俺を最強の冒険者にしようと拷問まがいの異常な修業を毎日俺に仕込んでいた。 　しかし魔術も剣術も…

瞼を開けば、そこは真っ白な世界だった。 記憶を失った男と罪人が行く世界を渡り歩く旅。

「どうしても恋愛しないと処刑されるなら、私椅子と付き合うから！」 44街は恋愛至上主義者や恋愛総合化学会等の団体が幅をきかせていた。 　そんな中を、ある秘密を抱えた主人公は…

ごく普通の現代人であった野網脩志が目を開けたら、そこは戦国時代だった。憑依したのは、冨樫泰俊という武将。なんと由緒正しき加賀守護の次期当主であった。しかし戦国時代の冨樫家は、加賀…

読者のみなさま、いつもありがとうございますm(__)m 角川ビーンズ文庫様より『華月堂の司書女官』好評発売中☆ カクヨムにて、発売記念短編を掲載中 ・『華月堂の司書女官　幼な…

夏の夜、開けたままのベランダに降り立った女は、「私、吸血鬼」と名乗った。大学二年生の青年・由貴は、通報するも押しに負けて居候されてしまう。図々しくて秘密主義な彼女だが、どうやら本…

高2の春休み。突如、家にやって来た年下の幼なじみ、彩夏。その目的を尋ねると、この家に住むとか言い出した。 あれ、あれぇ？これって、同居というより同棲なんじゃ。 なあなあで始まった…

社畜の俺が恋したのは、同じ部署に配属された新人OL、咲ちゃん。 心（欲望）の赴くままにアプローチをかけるが、あれよあれよと奇妙な展開に―― 感情の揺れ動き？　徐々に心を通わせる…

何十年経った今でも、たまに思い出してしまう出来事。

年末押し迫ったクリスマスなのに、俺は一人暮らしで彼女もいない寂しい夜を迎える。 ……筈が、ドアを開けた先にはサンタのコスプレをした可愛い子が居た。

罠使いのミストは冒険者ギルドのAランクパーティーの一員だった。 しかし、「後ろをついてくるだけのサボり魔は我がギルドにはいらん！」と言われギルドを追放されてしまう。 ミストの…

エエ歳した大人がやることか？というご批判は重々受けるつもりです。